師匠。
司会が春風亭昇太師匠に変わると発表されてから初めての笑点です。
新メンバーに林家三平師匠を迎えてと話題になっております。
落語や歌舞伎などの伝統芸能の世界でよく使われる「師匠」。
お笑い界でも「師匠」と呼ばれる方々がいらっしゃいますが、この「師匠」と呼ばれる基準は何なんでしょうか?
「師匠」といえば白髪でご年配の方を想像すると思います。という事は年齢なのでしょうか?
しかし芸歴3年目の80歳の方を「師匠」と呼ぶのは難しいと思います。
やはり長年携わって実績のある方じゃないと「師匠」と呼ばれてないでしょう。
次に実際に「師匠」と呼ばれている方を見てみましょう。
ビートたけしさん。
たけし軍団としてお弟子さんがいらっしゃるから「師匠」と呼ばれるのはわかります。
中山秀征さんは志村けんさんや明石家さんまさんの事を「師匠」と呼んでいます。
では何故、志村けんさんや明石家さんまさんは「師匠」と呼ばれているのでしょう?
多分ですが、付き人の方がいらっしゃるからだと思います。
という事は付き人がいらっしゃる方は「師匠」と呼ばれるという事で良いと思います。
では、かつてイワイガワのジョニ男さんが付き人をしていたタモリさんはどうでしょう?
タモリ師匠…全くイメージがありません。
う~ん、「師匠」の基準がわからなくなってきた…と思っていたらわかっちゃいました。
長年お笑い界に従事し信頼と実績があり、ご本人がかつて「師匠」に弟子入りをした事がある、もしくは付き人をやられた事がある方が「師匠」と呼ばれる権利があるのではないでしょうか?
これ結構的を得ていると思いませんか?
志村けんさんもビートたけしさんも笑福亭鶴瓶さんも明石家さんまさんも皆さん、弟子入り、付き人経験をされているのです。
ようやく結論が出ました。
自身が弟子入り、付き人を経験する→実績と信頼を得てお弟子さん、付き人さんが来る→お弟子さん、付き人さんが「師匠」と呼ぶ→周りの人も呼ぶようになる
これですよ!師匠の定義!
ようやくすっきりしました!
おしまい。