よもや、こんな形でブログを再開することになるとは思いませんでした。
お通夜から帰ってきました。
不謹慎とおしかりを受けるかもしれませんが、少しだけご報告させてください。
どうしても伝えたくて。
お通夜の会場に入ると、すぐに目に入ったのはこの光景でした。
懐かしく思い出される方もおられるでしょうか。
このダンマク、海保さんが着任されたときに、この人を信じてついていくという意志を形にしようと、亡き母とサポ仲間さん達とでこしらえたものです。
母と一緒に各地を旅したダンマクでした。
ご退任の際に記念にと差し上げたダンマクと、思いがけない再会でした。
昨年、一足先に旅立った母を思い出し、海保さんの笑顔を思い出し、はじめから涙が止まらなくなりました。
祭壇をながめていたら、奥様がいたずらっぽく話しかけてくださいました。
「お花、見てみて」
「ええ、モンテカラーですね…」
ブルーとホワイトとイエローの花をしきつめられた祭壇の上で、大きな遺影が微笑んでおられました…なんとモンテのベンチコート姿の。
海保さんの７３年の人生の中で、モンテと関わっておられたのはわずか４年あまり。
それでも人生最後のセレモニーをモンテで締めくくってくださったような気がして、ご本人のご意思であるのか、ご家族のご厚意であるのか、それをうかがうことはできませんでしたが、ただただありがたく。
お焼香の列は長く続いていました。
山形関係者では、懐かしいあの元選手の姿も。
鹿島アントラーズはじめサッカー関係の方々、それに実は海保さん、バスケットボールのオリンピック代表選手という経歴をお持ちです。
バスケ関係と思しき方々は、年を召されても背が高くしゃんとされていて、すぐにわかりました。
では、また。
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