本日、一般質問を終えました。

私の質問に対する市の答弁概要について報告します。
まずは件名1についての報告です。
件名2「電縁都市ふじさわについて」の質問と答弁概要に関しては、長文になりますので後日に分けて報告します。

正確な質問内容と答弁をお知りになりたい方は、3日後あたりににアップされます<藤沢市議会動画>もしくは1月後に更新される<議事録>にてご確認ください。

件名1「安心安全な街づくりについて」
要旨1「夏季の駅前体感治安対策について」

【質問趣旨】
私はこの駅前体感治安が悪化傾向にある状況について2年前から危惧し問題提起しており、2年前の6月議会から継続的に一般質問や代表質問などの場で常に取り上げさせていただいています。
そして2年経過し、これまで市には駅前のキャッチ行為・風俗営業許可店による客引き行為の数値的現状把握や夏季の夜間パトロールなども新たに行っていただき、体感治安向上にご努力いただいている。

しかしながら、今年に入ってからは藤沢駅南口周辺では「強引な客引き行為により逮捕者」が出るなど、まだまだ実態としては駅前の体感治安向上とは言えず、むしろ悪化傾向にあると感じます。

国内有数の海水浴場である湘南海岸を有する本市では、夏季には海水浴客をはじめとする多くの観光客を迎えます。当然ながら本市の駅周辺商店街の利用客は昼夜通して大幅に増加するわけで経済効果としても大変ありがたいわけですが、大幅に利用客の増える夏季の駅周辺体感治安対策を市としてどう考えるのか質問をさせていただきました。



【以下質問と答弁概要】
<友田>

①夏季の藤沢駅・湘南台駅・片瀬江ノ島駅、周辺の実態について、市はどのようなご認識をお持ちか。

<市民自治部>
藤沢駅駅南口⇒一部の接待飲食店による迷惑な客引き行為が存在し、この迷惑行為により、地元商店会や近隣の住民からは不安を覚えるとの声も聞かれる状況。

湘南台駅⇒藤沢駅周辺ほどではないが、駅西口において、遅い時間帯に、数名による客引き行為があることを確認している。

片瀬江ノ島駅⇒冬季と比べ2倍もの利用客で賑わう。このため、駅前では海水浴に訪れる若者らの、夏特有の開放的な雰囲気に誘発された、飲酒行為など、喧噪やたむろ行為が絶えない状況であることを認識。

<友田>
②江ノ島駅周辺の一部店舗では夜間に大音量で営業を行い近隣住民から苦情が寄せられる店舗もあると聞き及んでいる。藤沢駅・湘南台駅前では接待店などの風俗営業許可店の客引き行為も活発になる実態もある。県の迷惑行為防止条例から見た本市の現状についての見解を。

<市民自治部>
藤沢駅周辺に見られる迷惑な客引き行為は、「神奈川県迷惑行為防止条例」に違反すると認識をしている。片瀬江ノ島駅周辺においては、駅前の防犯カメラの設置や夏休み期間中は夜間パトロールを実施するなど、対応を図っている。

<友田>
③藤沢駅前は県の迷惑防止条例の重点地区に指定されており接待店による客引き行為などは「迷惑であろうが無かろうが」県条例違反となることを本市はしっかりとご認識いただきたい。県迷惑防止条例違反が日常的に行われている駅前の実態を今後、市としてどうしていくのか。

<市民自治部>
今後の新たな取り組みとして、国の補助金を使い商店街にさらなる防犯カメラの設置、効果的に客引き行為の禁止を周知するための看板・横断幕等の設置をする。


【件名1 総括】
私が予てより要望させていただいた看板設置や防犯カメラの増設などをしていただけるのは評価したい。
早期の設置をいただくようお願いしたいが、私がこの問題提起してから2年経過してやっと具体的な協議検討となったのは若干スピード感に欠けるといえる。

今後はもうすこしスピード感をもって取り組んでいただくと共に、今夏には看板などの設置をしていただいて県条例違反周知と客引き抑止に努めてき、その結果として状況がどう変化したのかを把握していただくことを要望とした。