昨夜はAMN主催・レビューズ/Linkトラベラーズ企画の勉強会に参加してきました。
「【AMN】シェアされる・バズる記事を書く考え方
~BuzzFeedより~ ブロガーレベルアップ講座 第3回」
~BuzzFeedより~ ブロガーレベルアップ講座 第3回」
講義してくださったのは、BuzzFeed日本版のBuzz担当エディターで、ブロガーとしても有名な鳴海淳義さん。
ヒット記事をざっと写してもらったら、私も記事を拝見したことがありました!
自分もブログの書き方、メディアでの書き方に悩む昨今ですが、今回の講座はセオリーを教わるというよりも主義を教わるというか、その人の方向性を考える時間だったように思います。
数値的なお話ももちろんあったにはありましたよー(掲載不可)。
・誰よりも早く書く
・サムネイル写真をあっと目を引くビジュアルにする
・タイトルの頭に商品・サービス名で検索にかかりやすく
など方法はあるとおっしゃるけれど、それだけをしていたらいいのかというとそれでは他のバイラルメディアと差別化ができず、好んで見られない。
・どうでもいいようなことでも視点を変えたり、見た人の「あるある」感や「些細だけどそれが実は気になっていた」というツボを突いていく
・特出したジャンルの話題で固定読者数をつかむ
・ツッコミ待ちの文化
このツッコミ待ちの文化がすっごくおかしくって、松屋の牛肉ゴロゴロカレーが「ただただおいしい!」と延々パラパラ漫画みたいに鳴海さんは写真を並べていて、そこにポン!とカレーにおける味噌汁の存在意義を問う意味で、飲まない派の旗揚げのためにわざと味噌汁をフレーム内に写し、しかもそれを飲んでいないツッコミを待つとか。
なんか、そういうツッコミ待ちの視点ってうちのコと同じ、小6発想じゃないですか。
(ちなみに鳴海さんは、松屋の牛肉ゴロゴロカレーについて書いていれば安定した読者層が読んで誰でもバズるんだよ~とおっしゃってましたw)
でもそれを真剣に。大の大人が真剣にやる。
そういう大人なのに少年っぽさってたまらないし、いたずらっ子のような目がとっても惹かれた!!←?
・・・のわりにいいお顔ショットのときにおでこに「かる」が。サブリミナル効果ではありませんw
80年代ヒットソングを挟み、「わかるわかる」世代と、「それ知らないけど、それが何か?」世代のWシェアを狙ってみたり、オジサン受けするアイテムをポンと出したり。
共感ってだいじだと思うんですよ。
でもそれだけじゃなく、突っ込んでいく斜め目線のネタ探しも重要で。
だけれども、既出感もそれはそれで共感と同義。
カチっと書きこんだ記事よりも、ちょっと余力を残しておくというか、女子でいうとポニーテールはきっちり結ばずおくれ毛を残しておいて隙のある方がモテる髪型だとか・・・そんな感じ?
聞いていて思ったのは、ブロガーやバズライターさんってネタ職人に似てるなあって。
ラジオにネタのハガキを出したり、少年誌の読者コーナーにネタを送るネタ職人時代があったんだけど(すいませんいろんなことやってて)、それを思い出して、クスクスっと鳴海さんの記事に何度も笑ってしまった。
Youtuberさんよりも、1ページで見せなくてはいけないぶん起承転結が求められ、コママンガのような様相を呈すんですね(笑)。
だからオチが必要とw
聞いていて楽しくって仕方ない。
ずっとずっとウンウンうなづいていました。
私の場合は、ノウハウ論よりもこういった精神論というか基礎講座のほうがいいですね!
こう言っちゃおしまいだけど
結論として、バズらなくてもいい。
ブログで副収入が得られないアメブロであるから通販リンクを貼ったところで基本ブログで千円でも儲けようとはできないわけで。
自分なりにやるべきことは内容を吟味して、適当な記事にしない、手を抜かないように書く。
・・・という基本中の基本な答えに行きつきました(爆)。
読んでもらう、気に入ってもらうには経験値と言葉力、しいてはネタヂカラ(正しいとか素晴らしいというよりも、なんていうかたくさんの記事に埋もれないサバイバル力というか)。
そのために正解はないんだってことも。
鳴海さんもおっしゃっていましたが、1ページで表示できる記事数を減らし1記事もしくは文字数を分散すれば、そのぶん自動的にページビューは増えるわけです。
カウンター稼ぎのツールを入れている人もいますが、でもそうじゃないんです。
それだけじゃない。
そのスクロールするひと手間、ページを読み込むひと手間で読者さんはちょっとの不都合を意識下で感じるし、面倒くさいから読まなくていいかっていうページ離れを起こしていると思うんですよ。
私にもこうした方がアクセスは稼げるとかアドバイスをくださる方がいらっしゃるんですが、私が3記事にしているのにはわけがあります。
来てくれた人がその1記事だけで私を判断するのではなく、せめて3記事読んでいただきどういうやつかを知ってもらえたらいいなあという考えから。
たまたま見た1記事が全く興味のないものだったら離れてしまうでしょう。
私には自信がありません。
だからせめてもと3記事にしています。ページビューとか考えずに。
アクセスがほしいのではないんですよ。読んでくれる人がいて仲良くなってくれたらいいなあって思うんです。

BuzzFeeDさんが思ういい記事は、決してアクセス稼ぎや、話題作りや、検索にひっかかる工夫をするのではなく、
楽しく、信頼できて、「いいな」「見せたいな」「これおもしれえ」とシェアされる記事だそうです。
独自の目線で切り込まれていたり、個人の意見がちゃんと入っていたり、いいことだけじゃなく悪い面もちゃんと書いてある。
引用はどこからか記してあるし、そもそも一般人から画像やつぶやきは借りないし、ちょっと話題にしたくなるようなネタ。
うん、面白い記事、知識が深まる記事、ほっこりする記事。
最近ちょっと引っかかっていたことがあって、 もにょもにょ っとはしょりますが・・・
あのね。知り合いだから拝借する、同調したんだから使っていいだろうっていうのは間違いです。
私もお友だちとネタや写真を共有することはあります。
そういうときは一声掛けたり、◯◯さんと出かけてとか友達の誘いでなど出自を書きます。
まるで自分が招待されたかのような書き方はしませんよ。
それは感謝の思いがあり、知り合いだからこそ一声掛けるんです。
それが信頼関係ではないですか?
そういうのを考えてなく、友達が犠牲になっているのを見るととても悲しいです。
きっとそういう人はアクセスや謝礼、自分の評価のために誰かの名前を使い誰かに近づいたり、そういうことをなんとも思わない仕事をしていく人なんだろうなと思います。
と、ちょっと話がそれてしまってゴメンなさい。
独り言だと思ってスルーしてください。
ブロガーが行きつくところって、誰のために何のためにブログを書くか、記事を書くかっていうことだと思います。
アクセスを稼ぎお金のためなのか、趣味をより深くしコミュニケーションを深めたいのか、ふだん言えない本音をつづり本心を吐露したいのか、さまざまで。
ただ忘れちゃいけないのは自分のブログであり自分のホームであるということなのかなと。
家でくつろげなくなったらおしまいでしょう?
誰かや企業に踊らされるわけでもなく、右に習えで群集心理にのっからなくったっていい、・・・それが面白いんなら話は別だけど。
自己満ですが、それでも自分の世界ですから、「自分が満足できる場であれ」と思います。
最後に、実は「ハンターハ◯ター」の冨◯さんの背景は、総ツッコミ待ちで真っ白だったってことでいいですかね
