トリップアドバイザートリップアドバイザーでは、Minshuku(民宿)となっていたりTimeOut TOKYOだと、Tokyo guest housesと「ゲストハウス」の表記。
東京オリンピックが近づき、ますますインバウンド観光の波が追い風になっている日本。
世界各国から訪日する方たちは、TOKYOだけでなくせっかくの機会なのだからと味を伸ばして箱根や大阪、北海道までもついでに旅をするのだとか。
そして四季折々、歴史と伝統の住まう日本に来るなら、誰もが日本らしい場所へ行き日本らしいところに泊まりたいものでしょう。
そんな訪日する海外ゲストのために、ジャパニズムを体現した、今までなかったようなエンターテイメントなお宿が湯河原に誕生しました!

THE RYOKAN TOKYO YUGAWARA
http://theryokan.jp/yugawara/



ではまず、「THE RYOKAN TOKYO YUGAWARA」の施設についてと湯河原について、写真を織り交ぜて触れてみますね。




湯河原は神奈川県足柄下郡にある温泉郷です。
東京駅からなら乗り換え1回・約1時間3390円、鈍行なら1時間半・1670円、車でならば約二時間と、首都圏からはお散歩感覚で行くことができます。
温泉の泉質はおもに "単純泉" であり、さかのぼれば弘法大師に発見されたという開湯伝説もまことしやかにあるそう!
ここにも空海さん∑(゚Д゚)!!
古き良き温泉街が川沿いに見られ、その風景を愛した夏目漱石や島崎藤村、芥川龍之介、谷崎潤一郎などの文豪にも愛された温泉でした。
川をグングン上っていくとどんどん傾斜が増し、道は細く・・・、絶体絶命な小路に辿り着きます。
その先が「THE RYOKAN TOKYO YUGAWARA」なんですが、とっても通れたものではない坂道なので、わが家はいったん引き返しました(爆)。
お友だちのさとちんさんの案内通りに行った方が安全です。
リンク先の最後の行き方で行かないと、車はスリップしてたかも!




着きました!!
すごいニッポンらしい(としか言いようがない)!!

ここまで突き抜けたら、もはや天晴! カッコイイです!
宿のマークは漢字で「旅館」と入った鳥居のマーク、漢字が書かれた提灯、枯山水の庭、エントランスに伏見稲荷の千本鳥居が続き、そこを通って館内に進みます。
その時点で外国人のツーリストは大興奮でしょう!





浅草の浅草寺・雷門の赤い大提灯みたい!
旅館アトラクションといった雰囲気で、私たち日本人でもテンションが上がっています(笑)。







浮世絵の凧や錦絵や御簾など、ちょっと時代が前後したりするのはご愛嬌。
金屏風や桜といった、日本ならではのモチーフが訪問客を全力で歓迎してくれますから問題なし!






いろんな国の人が持つ「日本」というイメージがぎゅっと凝縮し、
この「THE RYOKAN TOKYO YUGAWARA」に詰まっています。





ロビーには小上がりになったくつろげる談話スペース。




ポットと湯呑みが置いてあって、宿泊客同士が自由に語らったりできるようになっています。
きっと世界のいろんな言語で、日本についてディスカッションされるのでしょうね^^





奥には食堂も見えます。
ここで夕・朝食をいただけるんですね。








お部屋タイプは和室とドミトリー。
和室は4人部屋が8室、6人部屋が3室あります。
ドミトリーは相部屋で14個ベッドが並んだタイプ。私物はロッカーへ入れることができます。
私が泊まったのは、4名用和室でした。






またまたお部屋もジャパニズムが炸裂!

リノベーションしたお宿なので、ところどころは元のままでしたが、私が宿泊した和室には
葛飾北斎の富嶽三十六景「礫川雪ノ旦」のふすま絵

圧巻です




壁にはみだした竹のイラストの勢いあるタッチも素敵。
ただ、外国の人には引き戸のコツがわからないと思うので、破られちゃわないか心配・・・!
館内すべてにおいて言えると思うのですが、マナーや使用法の一覧表をまず手渡すか、あちこちにテプラで「PUSH」とか「SLIDE」の表示がいりそう☆





金箔が貼られた床の間。ど派手ですw





LCCな旅館ということで、セルフでお布団を引くよ^^
でもこれは嬉しい。
引いてもらえれば楽は楽だけど、こっちの方が好きなときに引けるし誰もお部屋に入っていないってことだもんね。





お手洗いは、日本の誇るトップ生活家電(笑)、温水便座!!

これも外国の人からポイント高そう。

(ただし、散らされないよう使い方の英語などの表記は必須かも><;)
そうそう、館内は無料Wi-Fiが使用可。
受付でパスを教えてもらいましょう。
私も仕事を抱えたまま湯河原入りしちゃったので、滞在中ずっと広縁にパソコンを置いて仕事していました(汗)。





夜のエントランスもまた神秘的でファビュラス!!





きっと日本の持つ、神秘的な魅力をこの一か所で疑似体験できることでしょう。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・





翌朝、お部屋から覗いた窓の外は普通の旅館でした^^;>

なのに、館内がここまで徹底したエンターテイメントスペースになりきっているのがスゴイ!
感服しました!!

引き続いて、温泉とお食事などを次回はお届けいたしますね^^


施設概要


客室 Guest Rooms

和室:最大定員4人部屋 8室
和室:最大定員6人部屋 3室
ドミトリー:1室14ベッド(男女相部屋、ロッカー有り)
Japanese-style rooms with 4-person capacity: 8 rooms
Japanese-style rooms with 6-person capacity: 3 rooms
Dormitory: 14 beds

設備 Facilities

駐車場 無料(要事前連絡)
無料Wi-fi 全館対応
コインランドリー2台(1回200円)乾燥機2台(100円/30分)
自動販売機
客室設備 (冷蔵庫、トイレ、洗面台、クローゼット、 ドライヤー)
無料貸出品 (浴衣、作務衣、シャンプー、リンス、ボディソープ)
有料貸出品 (フェイスタオル150円、バスタオル200円)
      ※和室には各1枚ずつ無料設置
販売品 (歯ブラシセット、ひげ剃り+ジェル、コットンセット、髪ゴム、全て50円、変換プラグ300円) 館内禁煙
支払い方法 現金またはクレジットカード
(施設HPより抜粋)