「柳屋」@人形町
創業大正5年。
甘酒横丁にある老舗のたい焼き屋さん。
麻布十番の「浪花家総本店」、四谷「わかば」と並び、"東京たい焼き御三家"と呼ばれています^^
前回、寄ったときは晴れていたのでこの通りすごい列であきらめました・・・。
どうしても一個ずつ焼くため、列が途絶えません。
が、今回は雨でしたので並んでいる人が5,6人。
迷わず買いに向かいました!
まず店内にU字に並び、あふれた人は外へ並びます。
焼いている人は基本、お父さん一人。
手際よく液をひしゃくですくうと、今時珍しい一匹ずつのペンチのような持ち手の金型に流し込み、
裏表をリズミカルに直火で焼いていきます。
焼きあがったらすぐ上の金網にたい焼きは移動。
はみ出した衣の焦げた羽根を、後ろで待っていたお母さんがはさみで切ってくれます。
工作みたいな感じで出来上がるたい焼きを並んで待ち、アツアツを歩きながら食べるのが至福のとき。
通っていた頃から、20年ぶりに行っても変わらない味と姿がうれしいですね。
1個 140円。
"高級鯛焼"?という響きもなんだかいい~。
甘酒横丁は、そぞろ歩きしながらちょこちょこおやつをつまみ食いするのが楽しいです。
柳屋さんの店頭にも、長椅子が用意されてはいますが、あいにくの雨・・・
でも食べずにはいられない!w
雨宿りをしながらつまみ食い~!
「柳屋」のたい焼きは薄皮が特徴。
直火で一気に焼き上げるので表面はカリッと香ばしく、
お母さんが切り残した羽根の微かなおコゲが!またたまらなく香ばしい!!
しっかりプレスされるので、薄っぺらいのも特徴(笑)。
でもつぶあんは少ないどころかしっかり入っていますから大丈夫! 薄皮なのでもちろんあんこにまで火が通り、アツアツです!
あんこは北海道産の小豆をふっくらと煮上げ、砂糖を加えたもの。
小豆の風味がしっかりついていて甘さは控えめなので、最後の一口までペロリと飽きずにおいしく食べられます。
「柳屋」
東京都中央区日本橋人形町2-11-3
03-3666-9901