今まで46都道府県を旅し(あと一つがどこかは)、のべ200ヶ所の温泉に浸かってきました苺子です
温泉大好き!
温泉は心のしわを溶かしてくれ、土地の素晴らしさを再発見させてくれる場所。旅には欠かせません。
一人でも誰かとでも行きたいものです。
今回訪れましたのは、コウノトリ悠然と舞うふるさと豊岡市。
合併し、平成17年春に面積700平方キロ、人口89000人の新しい町として生まれ変わりました。
兵庫県の中でも北東に位置し、私の産まれた舞鶴のある京都府により近い場所にあります。
初めて接した豊岡の人たちの関西弁のおっとりとしたイントネーションは、温かく安心感を与えてくれて、いつかどこかで逢ったような懐かしい気持ちをくれました。
城崎を始めとする情緒豊かな豊岡市―――。
海外、特にヨーロッパ圏からのお客さんが増えているそうです。
温泉はきっとヨーロッパの人の心もほぐし、人気も高いでしょうね
バスで向かいましたがこの日も雨・・・
城崎は雨が多いそうです。でも雨も町並みにしっくりきて素敵!
実は・・・
羽田空港に向かう行きの電車に、傘を忘れてきてしまったアンポンタンな苺子
でもそんな私にも、城崎の文化は優しい。
なんと、温泉街には「みんなの傘」というシステムがあって、城崎の中心10ヶ所にて自由に貸し出ししてくれるんです。
突然の雨や私のように忘れっぽい人にも優しい、優しい城崎の提案、ひたと心に沁みました
城崎は、日本海に面した豊岡最北の町。
山陰でも名湯として名高い城崎温泉は、今から1300年前にコウノトリによって発見されたという言い伝えがあります。
旅した人ならわかる、そういう神話や言い伝えがなるほどとうなづける神々しさが、豊岡にはあります。
旅館組合の方に伺いました。
約100件の旅館が並ぶ城崎温泉では、城崎駅を「玄関」、温泉街の通りを「廊下」、外湯を「大浴場」、お土産屋さんを「売店」、約100軒の旅館が「客室」と考え、まち全体で一つになり温かくおもてなしをしようと提唱なさっています。
施設、行政、住民、まち全体が共存共栄し、一つとなって城崎を愛し、まもっているのです。
くしくも美しい木造3階立ての町並みは、一度は失われた景色だったそうです。
大正14年の北但大震災で焼失、灰になった城崎を生まれ変わらせようと町の7ヶ所に鉄筋コンクリート造の建物を置き、火が出てもそこで食い止めるような造りに。
川幅を広げ、道路も広げ、地面を高く、当時としては最先端の防災対策を施し、努力で城崎を復興させたのです。
『城崎を元に戻す』こと―――。
洋風建築を避け、木造3階建ての和風の町並みにこだわり、大たに川に沿って柳並木や太鼓橋、情緒あふれる木造建築を構え、外湯の浴衣めぐりが映える、美しい通りを再現したのです。
城崎だけではなく、出石、こうのとり、豊岡全体の合言葉でもある、
「失われた大切なものを取り戻す」。
そして「取り戻したものを守り、育て、次世代に引き継いでゆく」ために―――
つたない記事をここまで読んでくださってありがとうございます♪
長くてすみません、外湯めぐりは次回へ続きます~♪
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私を温かく迎えてくれた豊岡市はココ! 皆さん知ってましたか?
コウノトリ悠然と舞うふるさと とよおか