過去編読んでてちょっと頭の整理つけたくなったのでつらつら書きまーす(・ω・)/
また自分の備忘録的ものなので読み飛ばして下さい~。相変わらずグダグダと長いので。

過去の巴衛が愛したのは最初から最後まで奈々生だったのか?

なんかどっかで1回くらい雪路じゃなかったっけ?って思ったので、もう1回16巻の巴衛の告白を元にして戻ってみました(´∀`)

「雨やどりしていた荒家で初めてお前と出会った~あの日からずっと俺はお前に恋い焦がれていた」

この雨やどりっていうのはいつだっけ?って思ったら、3巻で奈々生が風邪で学校を休んだ時、瑞希に「巴衛の本性を見てこい」って言われて初めて時廻りをしたときですよね。
あの時は奈々生の実体は現代に残ってて魂?精神?だけ過去へ行き、当時の雪路の体に乗り移ったと。
だから外見は雪路だけど中身は奈々生。

「川原でお前に助けられたことも 毎夜お前が忍んできて俺の頭をなでてくれたことも知っていたよ」

次に巴衛が雪路(と思っていたけど実際は実体ごと奈々生)に会ったのは戦神に切られて川原で倒れていた時。
もちろん毎晩頭なでに行ったのは奈々生。笹餅作ったのも奈々生。

ただ1回だけ本物の雪路と接触してるよね?雪路は巴衛を見てないけどお礼に着物を置いてったってとこ。過去編パラパラ見てるんだけど見つかんないー!どこだっけ?
あのシーンがあったから、巴衛の告白のときに、あれ?最初から最後まで奈々生?ってちょっと引っかかっちゃったんでした。
でも整理してみるとやっぱり過去の巴衛は最初っから全部奈々生だったね(´∀`)
過去の巴衛は奈々生の目に惚れたから、対比として本物の雪路の目は見せなかったのでしょうか。

しかし16巻はスゴイ良かったんだけど同じくらい切ないんだよね。
「私は『雪路』じゃない…『雪路』じゃないと叫んでここから消えてしまいたい」
この奈々生のモノローグのとこなんか(TωT)
だって過去巴衛は奈々生のことずっと「雪路」って呼んでるからね(泣)

おっと、ここまで考えてたらなんか更に頭がこんがらがってきた(´д`lll)
もしかして奈々生が時廻りしたせいで巴衛が呪いの契約することになったんじゃない!?

いや、でも待てよ…
本物の雪路にはおそらく過去の巴衛は恋しないと思う。でも雪路が子どもを産まなければ奈々生は存在しない。
雪路が無事に子どもを産むためには龍王の目が必須。
龍王の目を手に入れられるのは巴衛しかいないから、やっぱり巴衛が雪路のことを好きにならないといけない。
だから現代で奈々生と巴衛が幸せになるには、やっぱり奈々生の時廻りは必要だったと。

奈々生が存在しなかったら巴衛はあのまま悪羅王とつるんでただの妖怪として生きてたよね。
そう言えばBLACK BIRD18巻で匡も「おまえがいなけりゃ、今頃俺はどっかで気楽に一人でこんな幸せも知らずに…」って言ってました。まさにそんな感じなのでは。


あともう一つ。

ミカゲは最初から過去編のエピ全てを把握してたんだよね?

最初っていうのは1巻冒頭の家が無くなった奈々生に土地神の印を付けるとこね。というかそれ以前か。ミカゲ社を出た20年前から。
奈々生が3回めの時廻りでミカゲ社へ戻ってくる時、着地点が20年ズレていました。
そこでミカゲに「呪紋を解く方法がわかったんです。これで巴衛は助かるわ!」と奈々生が叫びます。
その時点でのミカゲは20年前のミカゲだから奈々生とは初対面。でもこの言葉で巴衛を助けたかったミカゲは奈々生の話を聞いたんだよね。
ここからミカゲは奈々生が生まれて16歳になるまで待って巴衛に出会わせたと。巴衛を助けるために。

実はミカゲが巴衛の余命7日ってときに現れるのも、奈々生に「巴衛はもうダメだ。静かに逝かせて欲しい」とか結構煽り気味だったのも、あと瑞希に対しても「君は君のできることをしなさい」って言ってるのもなんか読んでた時引っかかってたんです。で、こんなこと考えてしまいましたー(´∀`)


あとはまあ色々あるんですが、2巻で鳴神姫にショタ巴衛にされちゃった時に「笹餅が食べたい」って言ったのは、500年前に奈々生に笹餅作ってもらった記憶を思い出したからで、でも500年前に行った奈々生が、切られてケガしたショタ巴衛に笹餅作ってあげたのは2巻でのことを思い出したからで…って考えると頭ループする!!
タイムリープものって頭の中で無意識に辻褄合わせようとするみたいで、悶々と考えてしまう…(´・ω・`)
あー、考えるの楽しい(笑)



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