稗田・・・元あがり症で、山田君の先輩
山田くん・・・あがり症に悩む新入社員
稗田
「今日の朝礼の１分間スピーチ。
途中でど忘れしちゃったみたいだね？」
山田くん
「はい・・・。真っ白になっちゃって。」
稗田
「どうやったら防げるか考えてみよう。
そのためには、原因をさぐらないとね。」
山田くん
「まず、緊張するからですよね。一番の原因はそれが原因だと思います。」
稗田
「そうだね。
緊張→ど忘れ→その体験で次回さらに緊張→さらにど忘れ
のサイクルになってるから、
「緊張自体」の問題と「どわすれ」の問題
２つもアプローチ点がある。ラッキーだよね～。」
山田くん
「ラッキー・・・ですか。考えた事なかったなー」
稗田
「ラッキーラッキー。
で、ここではど忘れ問題について話す。
原因は大きく２つあるんだ。
一つ目は
ネタが浅いから。
あんまり考えてないネタの時は忘れやすいんだ。」
山田くん
「適当につくると忘れやすいということですね？」
稗田
「そうそう。受験でも、なんでこうなるんだろ？
ってしつこく考えたところは、
別に暗記作業しなくても覚えれたでしょ？
逆に、意味わかんないけどとりあえず覚えた。
って内容は、忘れやすかった。
それと同じ現象がおきてるんだ。」
山田くん
「誰もきいてないからいいかなって思って・・・。」
稗田
「君の貴重なレベルアップステージだからね。
次から、大事に大事に。」
山田くん
「あと一つはなんですか？」
稗田
「二つ目は
覚え方がわるいから。
脳は「文をそのまま思い出す作業」は実は得意じゃないんだ。
まあ、多くの人が受験の時に、言葉をそのまま覚えたりしちゃってるから、
スピーチでもこれをやっちゃうんだ。
他に方法がないと思ってしまってるから。
結果、「でてこい！でてこい！」とスピーチ中に思っても
でてこない。
でも、脳にはもっと得意な思い出し方がある。
それを使うと、「出てこい！」と思うと、出てくるんだ。」
山田くん「して、その方法とは？」
稗田
「それは別の記事、暗記テクニックで覚えるに書く事にするよ。
ここでは、原因が２つってだけ言っとくね。」
●まとめ
思い出せない原因は２つ
ネタが浅い
覚え方がよくない