J1戦力診断8.サンフレッチェ広島 | オレンジでいず

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ミハイロ・ペトロヴィッチが「子供」をかき集める浦和が憎くて憎くてたまらないであろうサンフレッチェ。今オフは石原が流出した。
さらに高萩も海外挑戦で退団。頼みの2シャドーを失い、新たな外国人選手を探っている現状だ。

サンフレッチェ広島(昨季8位・昨季予想5位)



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京都から工藤浩平、甲府から佐々木翔と即戦力を補強。

水本、千葉、塩谷で盤石のスリーバックだが、守備陣はパクヒョンジンとファンソッコが移籍したため、スタメンクラスの佐々木を獲得した意味は小さくない。
サイドハーフは昨年と同じくミキッチ、柏に清水航平と山岸が絡む。ボランチも含めてここまでは現状維持プラスアルファである。


昨年は丸谷、茶島と若手のセンターライン候補を試すことができたので、柴崎は二列目に上げてみても面白い。
もちろん野津田、森崎浩司、川辺、あるいはツートップにして寿人の相棒をドウグラス、皆川、浅野が争う形になることも予想される。

ただし、石原と高萩のファーストポストに慣れ親しんだ選手からすると、とりわけ青山のスイッチパスなどは新加入の相手に合わせるのが難しいかもしれない。
敵陣中盤の密集で時間を作ってくれた石原の穴は特に大きいだろう。工藤も野津田もポストワークに秀でた選手ではない。

森保監督は最大の武器である継続性の見直しを迫られそうだ。


攻撃5
中盤6
守備8
試合運び7
監督9
選手層6
継続性8
短期的爆発力5
長期的安定力7
環境面6

※継続性…昨年からのビジョンの継続。
短期的爆発力…開幕ダッシュ、連勝など短いスパンで勢いに乗る力。
長期的安定力…シーズンを通し、大きな連敗を喫しないなどの安定性。
環境面…日程やスタジアム、サポーターなどを含めたもの。


診断値:67(10位/18)

注目選手:青山敏弘、浅野拓磨