J1戦力診断7.横浜F・マリノス | オレンジでいず

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樋口監督が退任、モンバエルツ監督の下、巻き返しを図るマリノス。

布陣を見ればわかる通り、即戦力は獲得せず、基本的に昨年のベースで戦う模様。
外国籍を二つ空けており、新指揮官のパイプに注目だ。

セカンドユニフォームに鮮やかなテカテカゴールドを採用したことも見逃せない。個人的には近年の蛍光イエロー、蛍光オレンジに続きなかなか良いと思うけど。

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ま、マリノスの場合ホワイトベースのトリコがまずかっこいいですからね。
保守派から異論は出て然るべきかもしれません。




横浜F・マリノス(昨季7位・昨季予想7位)


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前述の通り、昨年を踏襲したベース。

富澤、中町のダブルボランチは一昨年既に結果を残しているが、藤本淳吾もこのままでは黙っていないだろう。
佐藤優平に加えてルーキーの東福岡・中島、専大・仲川が台頭すればファビオ、三門も含めて兵藤がボランチでポジション争いすることも考えられる。

天野、比嘉をレンタルバックしたサイドバックは層が厚くなった。中澤の年齢もあり布陣ではファビオを置いたが、中澤、栗原、ファビオの3人でCBは回すだろう。

負傷者が出た時にもう一枚使える状態に若手を育てられるか注目。

ストップ能力で言えばレッズの西川、ガンバの東口、新潟の守田に引けをとらない、あるいはそれ以上の榎本がいる限り守備が瓦解することは考えにくい。

六反が移籍したが、サブに飯倉が控えるマリノスのGKはいつ見ても豪華な陣容である。


学と藤本淳吾、兵藤、佐藤が高いレベルでしのぎを削ると考えて、やはりFWは枚数不足。
ラフィーニャが当たったことは幸いだったが、第二FWの藤田を放出しながらも現状は補強なし。

外国籍を獲るとしたらまずこのポジションで使いそうである。
昨年を見る限り矢島はかなり厳しい。


俊輔ももう37歳シーズンである。
レイソルの吉田監督が40歳。
俊輔を外すことは考えにくいが、今後獲るであろう新外国人のポジションによっては脱・俊輔依存を少しずつ進めていくかもしれない。

個人的にはケーヒルのような点で合わせられるFWが合うと思うのだが……ファーストステージは苦戦しそうである。


攻撃5
中盤7
守備9
試合運び8
監督7
選手層6
継続性8
短期的爆発力6
長期的安定力7
環境面7

※継続性…昨年からのビジョンの継続。
短期的爆発力…開幕ダッシュ、連勝など短いスパンで勢いに乗る力。
長期的安定力…シーズンを通し、大きな連敗を喫しないなどの安定性。
環境面…日程やスタジアム、サポーターなどを含めたもの。


診断値:70(6位/18)

注目選手:ファビオ、中村俊輔

とはいえ、俊さんはやはりお金を払って見るに値する選手。ボールの引き出し方、相手の外し方とかキックフェイントの入れ方とかも。