「アゲイン・28年目の甲子園」借りました
ストーリー
ある日、晴彦(中井貴一)のもとを、
高校時代共に甲子園出場を夢見た
野球部仲間の娘・美枝(波瑠)が訪ねてくる。
彼女は東日本大震災で亡くなった父親の遺品の中から、
束になって投函されずに残っていた年賀状を見つけ、
晴彦のところへやって来たのだ。
その後晴彦は、
美枝がボランティアとして参加する「マスターズ甲子園」に誘われ、
昔の苦い思い出が頭をよぎるも……。
坂町は、離婚をきっかけに、娘 との関係が、
ちぐはぐしていた。
父親と娘の関係って、母親とは違った距離感があって
一度できた溝を埋めるのって、なかなか勇気がいるものだ。
坂町は、美枝との交流を重ねることで、
娘が、自分を受け入れない本当の理由を
理解することが出来て、
娘と向き合う勇気を与えてくれた。
自分の弱さや至らなさを受け入れることで、
一歩を踏み出すことが出来たのだ。
そして、「あの夏」の暴力事件の疑惑の全貌が
裕子の告白で、明かされた。
松川の疑いが晴れただけでなく
松川の優しさと強さを感じた瞬間は、心が熱くなりました。
家族との関わりを改めて考えさせられ、
再び夢を見ることの 素晴らしさを思い出させる良作でした。
お薦め度 ★★★★☆
※あくまでも個人的な見解ですので、
満足度を保障するものではないので、
あらかじめご了承ください。