「小野寺の弟・小野寺の姉」見に行きました
ストーリー
両親を早くに亡くしてから、
離れることなく2人で一つ屋根の下で暮らしている、
40歳のより子(片桐はいり)と33歳の進(向井理)の小野寺姉弟。
過去の失恋がトラウマとなって恋愛に臆病になってしまった進、
こだわりが人一倍ある上に生命力が異常に強いより子と、
クセのある姉弟だったが
ほどよい距離を保ちながら共同生活を送っていた。
そんな中、彼らのもとに一通の郵便が誤配達されてくる。
その手紙をきっかけに、
姉弟の恋と人生が思わぬ方向へと転がりだしていく。
ストーリー展開は、とても平凡で派手さはないのですが、
見た後、とても暖かい気持ちにさせてくれる作品でした。
姉弟共、言葉には出さないけど、
お互いを気遣っているというエピードは、とてもほっこりしました。
山本美月さん演じる薫の絵本が、内容も絵もとても素敵で、
本当に商品化して欲しいくらいでした。
”独りよがりの優しさ は 相手を傷つけることになる”
なにか、心に染みました...
より子の担任の先生の
ぎっくり腰を へっぴり腰 など言い間違えシリーズは、
ともみの笑いのツボでした...
向井さんのメガネ男子が、やっぱりキュンとしちゃいました♪
寝ぐせがトレードマークの地味なメンズの役だったのですが、
それでも、オーラを隠しきれない...
やっぱりイケメンはイケメンだな~ と
しみじみ感じてしまいました。
「幸せの香り」を見つけた瞬間の進の表情と、
より子さんとの空気感が、
すごく暖かい気持ちになりました。
世の中 うまくいかないことばかりだけど、
それでも、思いやる家族がいれば幸せを感じる。
この不器用な姉弟を見ていると、とても愛おしくて、
たくさん元気や勇気をもらいました。