『玉川大師って所があるんだって。
知ってる？？
』
ぶんぶん
『大日如来と弘法大師がいる
地下霊場があるんだってさ～。』
なになになに？？
弘法大師さまと大日如来さま？！
なんって
組み合わせ。
『そこっいきたぁぁ～～～いっっ
』
というわけで
仏教好きな脳みそをおもちの友達と
いってまいりました。
えぇ～
東京都のパワースポット
玉川大師 をご紹介しま～すっ。
住所
世田谷区瀬田4-13-3
ご本尊
弘法大師
（大日如来）
行き方
二子玉川駅より徒歩１０分
じゃぁぁ～～んっ
えっ？
こんなところに？？
という住宅地に
いきなり現れるお堂。
ちょうどおつとめを始められるところで
チョコンと座り参加する。
いやぁ～
約一時間ほどのおつとめなんですが
これがこれが
すごかったんですよ。
お坊さんはただ一人。
ある意味儀式のようにもみえる
おつとめで
お坊さんが
指組をして
お経や真言などを唱える姿は
本当に
忍者というか・・・
術をつかっている魔法のようで・・・
摩訶不思議すぎるっ。（笑）
ホラ貝をふき
太古をたたき
真言やお経をとなえながら
お坊さんが座る前では
（護摩行をするところ）
火が御堂の天井につくかのようにもえあがり
その最中は
熱い気が体を通り抜け
大日如来さまの大きなエネルギーが
堂内いっぱい。
なんだぁこりゃぁぁぁ～～～っっ
びっくりすることが多くて
ず～っと見入ってしまいましたっ。（笑）
そのあとは
塗香を手にいただき
全身清めたあと
奥にいらっしゃる大日如来さまの所へ。
『大日如来さまはね
手にひもをもっておられるので
そのひもをもちながら
御自分の日常の苦しみなどもね
一つの修行ですので
そのことを乗り越えられるように、お伝えください。』
お坊さんが
説明してくださる。
ひもを握り
『大日如来さま
ありがとうございます。
感謝します。』
真言を唱えると
ひもをつたって
手から全身へ。
大日如来さまのエネルギーで体がいっぱいだよぉぉ～っっ。
そして
観音さまやガネーシャさま
たくさんの仏像にあいさつを終えたら
いよいよ
地下の霊場へ～～。
『地下は全長１００ｍ
狭く、暗くなっております。
右手を腰あたりの壁にさわりながら進んでください。
』
地下にある奥の院の説明をうけ
１００円お納め。
スリッパをお借りして
いざっしゅっぱ～つっっ
階段をトントンさがっていくと
地下は真っ暗。
えっ
本当に真っ暗だよぉ～。
目をあけても
目をつぶっても
変わらない。
こんなの久しぶりに味わった・・・。
右手で壁をづたいながら
足はすり足で歩いて進む。
空気も少しヒンヤリ涼しい。
さすが地下って感じだけど
これがまたちょっと緊張する要素だったりするのよね（笑）
えっと～
これっ
まだ下ってるよなぁ・・・。
あっ
今度は上がってる・・・っ。
なにこれっ？！
真っ暗闇で
感覚もよくわからない。
曲がり曲がる狭い道で迷路みたい。
不安になり左手も
どこどこ？？
と触れる壁をさがしてしまう。
普段本当に視覚を頼りにいきているんだなぁ・・・。
あらためて
自分の体の感覚をしる。
『とも、そこ、さわった？？』
えっ！？
あっ
そうだっ！！
さっき挨拶した大日如来さまと
鎖でつながっているという
金剛杵があるんだった。
歩いていると
腰あたりにあるって
説明してくださっていたけど・・・
右手で
ワサワサ壁をさわると
あった！！
金剛杵を
ギュッとつかむ。
『大日如来様
ありがとうございます。』
・・・っと
真っ暗なもんで
ドンッ
わっっ！？
後ろから人が体当たり。（笑）
『あっ
ごめんなさい。
』
『こちらこそ
すみませんっっ。』
そんなくらい
暗いのです。（笑）
マックックッ
マックラクラッ
おっ！
明るくなったぁ～
という開けたところには
四国霊場88ケ所の本尊を祀っていて
仏像がずら～～～っ。
金剛杵をもった大師さまの上の段に
本尊がいらっしゃって
二段に分かれて
道の両サイドがすべて仏像でならぶ。
ここすごい・・・。
この空間は狭いのに
エネルギーがスゥ～ッとぬけていて
とても心地いい。。。
『自分の数え年の本尊さんには
一年よろしくお願いします。とご挨拶くださいね。』
と教えていただいたので
一人一人挨拶しながらすすむ。
すると
他の仏像さまとは
大きさが少し違う
大日如来さまが。
挨拶して
大日如来様のご真言を3回。
オンバサラダトバンアビラウンケン
ビリビリビリビリ・・・
すごいパワ～～～っっ
そして
薬師如来さま
薬師さまの真言を三回
オンコロコロセンダリマトウギソワカさてっ
さらに進んでいくと
おぉおおぉ～っっ！！！
急に華やかな世界が。
空間自体は
とてもやさしく落ち着いたエネルギー。
秘仏大日如来様が中心となって
たくさんの観音さまが立ち並び
龍神さま
そして
大日如来様と
向かい合うように
御本尊の弘法大師様が大きくドーンと立っていらっしゃる。
大日如来さまと弘法大師さまは
細いひもでつながっていて
そのひもの下で私たちは拝むことができます。
いやぁ～
ステキッッ
ほかにも見どころは
たくさんありますが
最後に
干支の本尊が並んでいらっしゃるので
ご挨拶し
太古をドーンとたたき
修行終了という流れにつくられているそうです。
この太古の音も
たたく人によって音がまったく違うので
不思議ですよ。（笑）
都内に住んでいらっしゃる方
ぜひぜひ訪れてみてくださいねっ