ハンク・ジョーンズは
オイラたちのジャズじいちゃんだ

いっきさんのブログ▶ ハンク・ジョーンズ逝く。ご冥福をお祈りいたします。
昨日、ハンク・ジョーンズが亡くなった。もうすぐ92歳直前。
オイラにとってのハンク・ジョーンズは、ヤマハの自動演奏ピアノのデータで自宅で弾いてくれるハンク・ジョーンズのソロピアノが一番なのだが、これはみんなには分かり難いので、グレイト・ジャズ・トリオのハンク・ジョーンズということにしておこう。
しかし、これまた演奏よりも、LPジャケット写真のセレクションの現場にいたので、ジャケットの思い出が先行してしまう。実際のハンク・ジョンーズのライブも、何度か聴きに行った記憶があるのだが、1度や2度じゃないので、どこで会ったのかも思い出せない。

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The Great Jazz Trio at the Village Vanguard, Vol. 1
The Great Jazz Trio at the Village Vanguard, Vol. 2


んで、最近一番聴いたハンク・ジョーンズは、全然名盤でもスゴイ演奏でもないのだが、チャーリー・ヘイデンとのデュオ・アルバム『Steal Away』、ハンク・ジョーンズを偲ぶ夜にはピッタリな1枚。
このアルバムの《ダニーボーイ》は、完全コピーの譜面を起こして貰ったので、何度も練習した思い出深いアルバム。「名曲はいじってはいけない!ストレートに弾くべし!」と教えられました。

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Steal Away/Charlie Haden, Hank Jones (1995/Verve)

何か、オイラたちの"ジャズじいちゃん"が亡くなったような気分なんだよ。ジャズやブルース、ゴスペルなどの黒人音楽の基礎をニコニコ笑いながら教えてくれた、近所のジャズじいちゃんがいなくなった感じかな?
ホントはスゴイじいちゃんだったんだけど、そんな感じは全然見せない、気さくなジャズじいちゃん。
そんな感じのハンク・ジョーンズさんでした。冥福を祈ります。