弦をロックしてチューニングの狂いを最小限に抑える
”フローティングトレモロ”
しっかりセットアップされていれば、無茶苦茶なアーミングしても狂わない!
画期的なトレモロなんです。
しかし、こちらのアイバニーズJEM、原因不明のチューニング不安定。
アームアップしたら、ややアップしたままで、ダウンすれば下がりっぱなし(汗)
さて原因は??
当然のように分解から始まるが、トレモロの支柱って意外と遊びが多くて
テンションが掛からないと止まらないんですね。
ガタつきが気になる人は木工用ボンドでダンプしてる人もいるくらい。
けど、スプリングと弦でガタは無くなりますから、ここはひとまずオッケーとします。僕的には木工ボンドよりも硬質なリチウムグリスがお勧めですよ!
対して、支柱を支えるアンカーは一見、固定されているように見えるがテンションが掛かると反対側に隙間ができる。
実際009の細い弦が「スポっ!」って入っちゃう。
ここが元凶で、トレモロ本体の位置がネックに近寄って、ナント!!!!
常にボディーに接触してる!!!しかも削れているのに尚も接触してしまう!
接触してるから上がったままや下がったままになってしまうワケだ…。
便は急げ…いや、善は急げ!
先ず、穴埋め(前部分のみ)
↓
トレモロ支柱の位置出し
↓
固定
↓
キャビティー前部の切削…と進む。
ウレタンの化粧シートは劣化してたからブラックのフエルトに交換。
組み立てて各部を調整する…
バッチリじゃん!!
チューニングも安定してる!
こうでなくっちゃ!
それではNEXT TIME!
とみちゅう