【伊方原発再稼動反対☆パブコメキャンペーン】 | 伊方原発とめまっしょい☆若者連合のブログ

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私たちは、伊方原発の再稼働に反対することを一致点とする若者のネットワークです。私たちのよびかける行動には、若者に限らずどなたでも参加できます。

【伊方原発再稼動反対☆パブコメキャンペーン】
再稼動されようとしている伊方原発3号機の審査書案に対するパブリックコメントが始まっています。6月19日まで。「一言」でいいので、コメントを書いて送りましょー!

https://www.nsr.go.jp/procedure/public_comment/20150520_01.html (原子力規制委員会)



(よびかけ)

 原子力規制委員会は5月20日、四国電力伊方原発3号機の再稼働の前提となる原発の規制基準に「適合」したとする「審査書案」を了承し、30日間の意見募集を行うことを決めました。地元の了解という手続きを経て冬にも再稼働がされようとしています。


 2015年4月福井地裁での高浜原発再稼働差止の仮処分では「新規制基準は緩やかすぎ。安全は確保されない」としました。このことは原子力規制委員会の田中俊一委員長が「リスクはゼロではない」と繰り返し強調し「安全性を保障するものではない」と認めていることとも重なっています。とても再稼働の「お墨付き」とは言えません。

いまも福島第一原発の事故は収束していません。いまだ12万人の人々が故郷を奪われたまま、被ばくによる健康不安が広がっています。汚染水はいまこの時も海に放流され続け、さらに事故原因の究明は不十分なままです。

 

 これから、本当に再稼働するかどうか、さまざまなステップが必要です。住民や周辺自治体の人々の思い、議論など考えるべきことがあると思います。愛媛県は「13万人の避難は不可能」ときっぱり言っているのに再稼働を容認すれば、事故が起きれば住民をどうするつもりなのでしょうか。

2013年9月15日以降、私たちは原発なしで暑い夏も寒い冬も暮らせています。また、四国電力管内での再生可能エネルギーの可能性も高まっています。


 マスコミの調査では、愛媛県民の69.3%が再稼働に否定的な意見です。この声に十分に応えないまま伊方原発を再稼働していいのでしょうか。愛媛をどんな地域にしていくかは、県民が決めるものです。

 

 伊方原発の再稼動をやめさせるために、いま私たちにできるのは、原子力規制委員会へ再稼働に反対する声を届ける「パブリックコメント」の提出です。私たちは、伊方原発の再稼働に反対するすべての人々と手をつなぎ、再稼働を止めるために力をつくしたいと思っています。
 

 「パブリックコメント」は、国民から広く意見を求めることを法律で定められた正式な行政手続きです。原子力規制委員会は、法律に則って国民の意見を十分に考慮しなければならないことになっています。ホームページに「科学的・技術的なご意見」とありますが、躊躇することはありません。ひとこと、再稼働に対する自分の意見を述べるだけで良いのです。


 

 パブリックコメントの文例も下記に記しています。私たちの声を原子力規制委員会に届けましょう!!

【パブリックコメント文例】
1.基準地震動は平均像にすぎず過小である 。想定外の地震にも耐えられる耐震設計に見直すべき。


2. 実効性のある避難計画を策定すべき。


3.30キロメートル圏内自治体の同意を得るべき。


4.危険なMOX燃料を用いたプルサーマル機である伊方原発3号機は運転を差し止めるべき。


5,伊方原発は、日本で唯一、内海に面していることから、過酷事故で放射能が漏れ出した場合、被害が甚大になる恐れがある。


【参考となるホームページ】
伊方原発をとめる会
http://www.ikata-tomeru.jp/  

原発さよなら四国ネットワーク
http://genpatsu-sayonara.net/  

グリーンピース「伊方原発を止めておくべき5つの理由」http://www.greenpeace.org/japan/ja/news/blog/staff/5/blog/52900/  

毎日新聞
「『忘災』の原発列島 再稼働は許されるのか 『夢物語』の避難計画 現実、逃げられない 愛媛・伊方原発 国道1本だけ、船舶確保も困難」
http://mainichi.jp/shimen/news/20140526dde012040002000c.html  

愛媛新聞
「伊方原発審査書案了承 再稼働の『お墨付き』ではない」
http://www.ehime-np.co.jp/rensai/shasetsu/ren017201505215548.html