皆様、こんにちは。
またまたご無沙汰しています!
題名変えました!!
今回からは改めて憎っくき膵癌を撲滅するためにブログを綴っていきたいと思いますので、気に入ったら読んでくださいね!
姉貴が旅立ってからもうすぐ2ヶ月が経とうとしています。
残念ながら姉を助けることはできませんでしたが、同じく膵臓癌と闘っているキャンサーの方、私と同じように家族の方など立場は色々とあると思います。
姉が膵臓癌と分かって一番大変だったのは、情報を集めることでした。
→膵臓癌ってなんとなくはわかっているけど実際は??
→治療方法は??
→膵臓癌に強い病院は??
など等、全くわからないことだらけでした。
そこで一番情報集めで役に立ったのが、実際に膵癌と闘っているキャンサーのブログ、家族のブログでした。その為、私もその日からブログをはじめたのがきっかけです。
今回は心機一転ということで、初めてブログを見る方のためにも、自己紹介と「ナノナイフ」について少し書きます。
私には3つ上の姉がいました。
2013年10月末に膵臓癌ステージ4b(発見当初は肝臓に転移あり)で余命6ヶ月~1年と診断。
ただし、そこからTPPAE療法、免疫療法(樹状細胞+IL12)、放射線治療(トモセラピー)など出来る限りの治療を行い肝臓転移消滅、腫瘍縮小で2015年6月9日に千葉大学医学部附属病院の宮崎教授執刀で手術をしました。
しかし、2ヶ月後の8月に腹膜への転移が判明。余命3ヶ月と告げられる。
岸和田にある徳洲会病院の腹膜播種センター長である米村先生を訪ね手術をお願いするも、術後2ヶ月ということで姉の体調が戻らず、札幌にて治療開始。
腹膜転移への治療として腹腔内抗がん剤治療を行うも、癌の進行についていけず病状悪化。
2016年2月23日安らかに天国へと旅立つ....
病気が発覚してから2年と5ヶ月頑張りました!
いま思えば、もっともっと出来たことがあったし、あの時ああしていればなど後悔ばかりです。
なので、いままさに闘っている方、最近病気がわかり治療方法を探している方などの、手助けになればと思ったいます。
ブログのことでも、そのほかのことでもなんでも構いませんので質問してくださいね!
では治療のこと。
「ナノナイフ」(癌に対して細い針を4~6本刺して2000~3000ボルトの高電圧を流す治療)
ナノナイフについては、TVで放映されてからものすごく問い合わせが増えたと聞いています。
現在は東京都新宿区にある、東京医科大学病院のみ臨床試験をしています。
私もその可能性に魅力を感じ姉に出来ないか、ナノナイフの責任者でもあると森安教授を直接訪れたものです。
(いまは右HPより問い合わせください→http://hospinfo.tokyo-med.ac.jp/news/shimin/20160406.html )
当初は肝臓癌で行い、そして膵臓癌へと適応を拡大していきました。
2015年4月より2016年1月まで7人の膵癌患者さんに行われたみたいです。
(姉が出来ていたら1人目でした)
治療を受けた多くの方は原発巣の膵癌が縮小し、引き続き化学療法を受けている模様。
(なかには6ヶ月後にはほとんど腫瘍が分からなくなっている患者さんもいるみたいですよ)
前記の通り、現在は東京医科大学病院のみで臨床試験が行われています。
適応:ステージ4a(遠隔臓器転移や腹膜播種がなく、膵臓周囲の血管に浸潤して手術が出来ない場合)
ナノナイフをすることによってダウンステージになり手術適応へもっていくことも考えられます。
費用:個人差はあるものの、およそ50万円くらいみたいです。
以上、簡単ではありますがナノナイフについて書きました。
現在、手術適応不可で抗がん剤のみで治療を行っている方、少しでも興味があれば連絡してみてください。
責任者の森安教授は熱意のあるとてもいい先生でした。
また、ここには永川先生という素晴らしい肝胆膵の外科医がいらっしゃいます。
技術も熱意もある先生ですよ!
私も東京医大にしようか迷いました。
いまとなっては東京医大だったら違う結果になっていたのかなと、いまでも考えてしまいます。
まずは悩むより行動して後悔の無い治療を選択してくださいね!
次はハイフ治療について書きたいと思います。
追伸:私の以前のブログはアメンバー限定となっています。アメンバー申請された方は、ご自身の立場など何か一言コメントがあると承認しやすいです。申し訳ありませんがよろしくお願いします。
また、前回のブログでコメントを頂いた、「あっちっちさん」「インミンさん」「チロコさん」「ハナミズキさん」「きらりさん」有難うございました。今後もよろしくお願いしますね!