インベージョン(2007米) | CINEPHILIA~映画愛好症~

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気づいたら11月。もうすぐ1年終わっちゃいますねー。今月はフィルメックス見に行かれたらと思ってます。

インベーjoン1 インベージョン2

冒頭から安っぽさ、ありがちな空気が漂っているし、母親の愛だと?でも、意外にも楽しんじゃいました。SFスリラーというより、「ゾンビ映画+ダイハード」のような雰囲気。長さも適度。

ある日、米国でスペースシャトルの衝突事故が起き、国中が大騒ぎになる。そんな折り、精神科医キャロル(ニコール・キッドマン)の元夫(ジェレミー・ノーサム)が、急に息子との面会を要求してくる。その突然の変化が気になった彼女は友人のベン(ダニエル・クレイグ)にも相談し、息子を元夫に会わせることにするが…… (シネマトゥデイ)

ニコール・キッドマンの美しいことといったら。40歳になった彼女ですが、この人だけ歳を取っていないんじゃと、見とれてしまいました。今回は精神科医という知的な役で、特に軽くカールさせて参加したパーティーで、理屈っぽいオヤジに絡まれた彼女の冷静で理論的な返答は凛々しいですキラキラ。そして、相手役は現007のダニエル・クレイグ。これまた私の好き系なので、美男美女で目目の保養になりました。(この2人は2008年公開ファンタジー「ライラの冒険 黄金の羅針盤」でも共演しているよう)

このニコールが、今回出ずっぱりです。逃げる逃げる、カーアクションをこなし(もちろんスタント)、拳銃まで。彼女の目の演技が、今回も冴え渡っていました。そして知性のある女性役なので、パニックに陥ってもギャーギャー騒がないところが、いいですワ。

映画は、感染サスペンスであり、理想の社会とはというシリアスな問い掛けまでしているのに…、体液感染の方法が結構笑えます。きちゃないの。

* ちなみに、監督は「ヒトラー ~最期の12日間~」の(「es[エス]」のと言った方が適当か) オリヴァー・ヒルシュビーゲル。 少し時間の離れたシーンを交錯させる編集など、スタイリッシュで緊迫感出してました。


10月20日(土)より渋谷東急他にて公開予定
満足度:★★★★★★☆☆☆☆