(4月2日朝追記)



おはようございまーす!

0時を過ぎるまで目を閉じて待とうと思ってたら、うっかりぐっすりでしたすみません・°・(ノД`)・°・


今回のなぞなぞ祭、実はエイプリルフール企画でしたー!!

いかがでしたでしょうか?

ドキドキしちゃいましたよね?

知ってても私もドキドキしましたよー!


お越しくださった皆様、今回の企画に参加された皆様。

そして発起人のEMIRI様。

ワクワクとドキドキいっぱいな企画をありがとうございましたー!



会場は2日以降もそのままだそうですので、よろしければこれからもぜひ遊びにお越しくださいね!




*マック。*


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こんばんはー!マックです。

お久しぶりの更新が、いきなり企画参加で申し訳ありません。

(そして本題に入るまでが長いSSSにちょこっとorz)


こちら、『ROSE IN THE SKY』 EMIRI様 主催の企画です。

細かい事は言いません、みんなで楽しくわしょーい!!


『春爛漫!なぞなぞ祭り』

http://id35.fm-p.jp/372/apr2014/


まずは、特設会場にてどんなお祭りなのかをご確認くださいませね!

我が家のヒントSSSはこの下からですー!

どんなお祭りか確認済みのお方はどうぞー!!



あ、一つ注意。

今回のSSSには蓮さんが不在です、なんてこった(((( ;°Д°))))



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三寒四温とは良く出来た言葉だ。

昨日花冷えしたと思ったら、今日はもう薄手のカットソー1枚でも十分な程の光が脳天を直撃する。


最上キョーコは、手持ちのガーゼタオルでパタパタと風を送りながら次の仕事場であるTBMの敷地内へと入っていた。


「うう、うっかりしてたわ。セツカの時には最初、別の意味で止められてたけど…」


キョーコがブツブツ文句を言うのも、仕方がないかもしれない。

目の前の新人アイドルが顔パスだったのに対し、自分は入館証を提示せよと求められたのだ。


セツカの『帰国』が終わり、ヒール兄妹の仕事が戻ってから初めての『京子』の現場・・・

つい、セツカの時の癖で入館証を首にかけておくのを忘れたキョーコ。

カインが怖くてもう入館証の提示を求められない為、セツカ時は不必要だったのが原因だ。


(だってだって!兄さんが顔パス状態だから提示の必要も最初だけだったし、何よりパスケースがオシャレガール・セツカには耐えられないのよ~!!)


赤い綿のストラップに地味な金具。

ビニルケースに入れられた、自分のイケてない顏写真付入館証。

そんなナンセンスなモノを、オシャレガールが付けるだろうか?


―――答えは「NO」だ。


「でも失礼よね!まさかビーグルなんかの追っかけと間違われるなんて!!!」


これもまた、彼女が文句を漏らす理由の一つだ。

いまだ一般人と間違われるのは致し方ない、だって自分には華がないからと思っているキョーコでも、警備員のその一言は許せなかった。


まだ残暑厳しい頃にN.Y.へとレコーディングに渡ったはずのビーグールの面々が、約半年経って戻って来たらしい。

そして本日は新曲の宣伝の為、深夜帯にオンエアされるトーク番組の収録でTBMに来ているらしい・・・

そんな話を裏手で出待ちしているファンから聞いた。


「まったく、あんなののファンになるだなんてこの世の終わりだわ・・・」

「俺はお前のファンなのだがな。」

「ひいぃっ!!!」


怒りで思考が支配されていた為に、キョーコは背後にレイノが立った事に全く気が付かなかった。

後ろから耳元にふわりと息を吹きかけられたキョーコは、悲鳴にならない悲鳴をあげて数メートル前の壁にべったりと身を寄せた。


「お前の放つ負の波動は心地良い。見た目も全身黒づくめの時はかなり好みだった。今からでもそちらにシフトするといい・・・」

「アンタ好みに変えるなんて死んでもごめんよーっ!!!」


今は幸いな事に遠くをスタッフが数名通るだけで、人通りはほとんどない。

彼らの関係を知らない人が見たら、どうしても知名度の低いキョーコがレイノに絡んでいるように見られてガードマンを呼んでしまったかもしれないが・・・

余計な邪魔が入る事がない為、キョーコは鳥肌を立てたまま鬼のような形相を変える事無く捲し立てる。


「アンタ、もう敦賀さんに近付くなって言われてたでしょう?忘れたの!?」
「今日のは不可抗力だ。休憩が終わって戻ろうとしたらお前が目の前にいた。」

「例え私がいても、わざわざ声かけなきゃいい話じゃないの!!」

「挨拶くらいはするだろう、一応知り合いなのだからな。」

「魔界人にも一応礼儀作法ってあるのね、でも私は知り合いだとは思った事ないんだけど!?」


「ああいやだ魔界にご招待されちゃうわー」と両腕を擦りながら壁から背を離さないキョーコを見て、レイノは「はぁ」と溜息を吐いた。


「別に俺は魔界出身ではないし、レイノと言う名前がちゃんとある。『魔界人』と言うのであれば、お前が尊敬する先輩とやらの方がよっぽど『魔』とやらに近いと思うぞ。」

「何てこと言うの!敦賀さんはもはや神にも等しい御方なのよ!天から二物も三物も・・・いえ、もっとそれ以上のモノを与えられた立派な御人よ!!」

「・・・お前の思考は相変わらず不可思議で興味深いな。」

「興味なんか持たなくて結構よー!!今すぐ私の前から消えて!じゃないと敦賀さんにアンタが来たことチクるからね!?」


「敦賀さんが怖いんでしょ!?」とキョーコが言うと、昨年夏に軽井沢で流れ込んできた蓮・・・クオンの記憶が再び脳裏に甦ったレイノはぶるりと身震いをした。


「あのライオンには二度と会いたくないんだ、黙っておけよ。」

「今すぐ私の目の前から消えてくれるのならね。」

「じゃあ俺はもう行くが、その前にひとつ問題を解いてくれ。」

「は・・・?」



「『魔』にあって、『人』にはないもの・・・何だと思う?」



「え、何それ・・・」

「とある企画の問題だ、答えがわかったら特設会場を覗いてみるといい。じゃあな。」

「え、えっ・・え!?何それ言い逃げなの!?答えを教えなさいよ卑怯者―!!」


さっさと進むレイノに答えが気になり叫ぶキョーコだったが、直後に駆け付けたガードマンに「さっきから騒いでいるのは君か!一体何をしているんだ!?」と注意され、仕事に遅刻しそうになり・・・


忙しさで頭からすっぽ向けていた為に、結局この問題を思い出したのは数日後だった。





さて、この問題の答えはいかに―――







作品用拍手アイコン ←久しぶり過ぎて後からこっそり付け足しましたーorz←

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あのね、久し振りなんですよ話書くの。

本当に3月はお休みしてたので・・・(汗)


問題がわかりにくいSSSで本当に申し訳ないです。

でも企画は楽しいよー!ぜひぜひおいでませ!

みんなでわしょーい♪


企画発案のEMIRI様、いつもありがとうございますー!

素敵な企画で訪れた皆さんが春をenjoyできますように(*^▽^*)