こんばんはー!マックです。
今夜も寝落ち予定なので、予約投稿で失礼します←おい
そう言えば昨晩UPしたのを読んでみて、気が付きました。
この「続き妄想」って、いつの時点からかの補足説明って結構必要じゃない?と…
でも、あえて1話では加えない方が謎なスタートでいいかなーと思い、そのまま放置しました←酷い
(そして第一変換が「咥える」で、もうどうしてくれようこのPC…!)
こちら、「続き妄想」と言う分野でございます。
単行本になるまでチラリともネタバレしたくない方は、どうぞ避けてお通りくださいませ。
「Act.202でキョーコが幕を持ったまま、蓮との恋愛の舞台へ上がらずに映画がクランクアップ・ヒール兄妹解散」と言う if 設定となります。
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「しき、じょういり…?」
何度頭の中で反芻させても、その言葉が理解できない。
声に出してみれば辿々しく、ただの文字の羅列のようで、益々意味のある言葉として受け入れることができない。
だけど、もくもくとご飯を食べるモー子さんは、何を言ってるの?と涼しい顔で私を見た。
「アンタが今日の入り時間が10時だって言ったんじゃない。で、挙式が1時からだったわよね。」
「きょしき…って、結婚式のこと、よね?」
「それ以外に何の意味があるのよ。」
「え…ううん……」
「9時過ぎには社長の付人が迎えに来るんだから、それまでに私も仕度をしないといけないの。だからホラ、さっさと食べてよね。」
そんなことを言われても、何がどうなっているのかさっぱり状況を理解することができない。
結婚式?―――私が?
まさか、そんな……
だって私は、愛されたくも愛したくもない病持ちのラブミー部員よ?
「あ、撮影……?」
ポンと思い付いた言葉がそのまま口からぽろんとこぼれた。
そうよ、ラブミー部への仕事って言うのが、結婚式の撮影なのかも!
それなら納得もできるわ!
「報道陣は完全シャットアウトにしたんでしょうが。『社長プロデュースでド派手にされるのは絶対に嫌だ』って言って。」
そう自分に言い聞かせてみたものの、モー子さんの更なる言葉でそれすら打ち砕かれる。
私がそう言ったの?
ウソ!何が一体どうなってるの!?
何にもわからないよ……!!
混乱した私は、他に事態を把握するためのヒントが欲しくて必死に視線をさまよわせる。
その時、天気予報コーナーに入っていたテレビが信じられないことを言った。
「今年の空梅雨は、平成○×年のような厳しいものになるでしょう。都内でも取水制限が実施されるかも…」
まず、お天気コーナーを担当しているのが天宮さんであることに驚き、そして彼女が言った言葉が信じられなかった。
平成○×年って……今年じゃないの!
可愛いピンクのアンサンブルを着ている天宮さんは、いつものラブミーつなぎを着ている時よりもかなり大人っぽい。
それは伸びた髪を巻いているから?
何だか全然違う人のようで、何があったのかわからなくて凝視していると、モー子さんが「ああ…」と呟いた。
「お天気お姉さんも大変よねえ。朝早いから飲み会も毎回最後までいられないし…昨日はアンタの独身最後だから『絶対最後まで一緒にいたかったのに!』って、代打オーケーしなかったディレクターにブチブチ文句言ってたしねぇ。」
「え、飲み会?」
「アンタ、あれだけ『一緒にいたいー!』って騒がれてたのに覚えてないの!?」
「え…う、うん……」
おかしい。何かがおかしい。
昨日天宮さんとはラブミー部の部屋で『またね』って別れたはず。
なのに飲み会?
お酒なんて、未成年の芸能人である以上、外で飲んだのがバレたりしたら大スキャンダルになっちゃうのに?
そうして、ふと気がついた。
壁にかかった時計の下にあるカレンダー。
今月である『6月』だったから気にも止めていなかったけど、その横の数字に愕然とした。
『平成○△年』――――今より3年も後の数字。
つまり、今私がいるのは。
『私』が知ってる世界から、3年後の世界―――――
←そういうことなのです。
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まさかのタイムスリップものですね。
私も書くの初めてだー!
ふふふ…ふふふふふ………(* ̄ー ̄)←
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←いつもありがとうございますm(__)m