※この話は、夜はホステスな才女きょこたんと、同じく夜はホストの准教授蓮の組み合わせです。
完全パラレルです。
限定(&別館)で年内大ジャンプいたしました←
ひとまず一線は越えてませんが、うぶきょこがナツを憑けて、おいた蓮に仕返しをしました。
完全に桃話です。
その手の話が苦手な方はお気をつけくださいね。
゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚
一夜明けて、お昼過ぎ。
キョーコは席に座りながらも蓮の授業に出るか、ずっと迷っていた。
(アンナコトの後に、どんな顔で授業を受けろと言うのよ…!)
思い出しただけで、顔から火が出そうなくらい恥ずかしい。
自分以外の誰かにあんな所を触られて「気持ちがいい」と思うだなんて。
自分にそんな事態が起こるとは夢にも思っていなかった。
そして、反撃の為とは言え、自ら蓮の股間に手を伸ばすとは………
あけすけな女子トークから得た知識であの場を切り抜けたけれど、うぶなキョーコには衝撃的な1日だった。
(だってだって~!!あんなに硬くて熱いだなんて、教科書のどこにも書いてなかったわよ~~っ!!)
ゼミの女の子達の話の中では『硬い』とか『大きい』とか、そんなような事は言っていた気もするけど……
だけど、それがどういう物か、全く理解していなかった。
キョーコは自分の右手を見つめる。
ふとした拍子に、掌に甦る感触。
スラックスの上からでも形がわかりそうなくらい突き出していて、硬かった。
体温よりも熱いんじゃないかと思えるくらい熱を持っていた。
そして擦った時に、先生が溢した溜め息にも似た吐息が艶っぽくて…
ふるりとからだを震える度に、手の中のものが存在を主張してきて……
その全てが自分の持っていないもので、キョーコはただひたすらに驚いた。
(あんなの、事故よ事故!事故でなかったら何になるの!?私がただの破廉恥さんじゃないのっ!)
思い出しては顔を赤らめ、ぶるぶると必死に頭を振って記憶から削除しようとするけれど……
強烈すぎる記憶は、頭を振る事でますます脳の底に浸透していく。
(ああっ!忘れようとするからいけないのかしら!?あんなの、大した事ないって割りきってしまった方がいいのかしら!)
「蓮せんせーい!今日はノートどれくらいとる~?」
「せんせー?参考書サブは使うのぉ?ミキ、忘れてきちゃったんだけどー。」
「今日もしっかり進めるよ?サブは使わないかな。」
広い講堂の入り口付近がざわめき出し、数人の女生徒と共に蓮が入ってきた。
蓮の名前を聞くと心臓が跳ね、蓮の声が耳に届くと一気に顔が熱くなる。
キョーコはわたわたしながら机に突っ伏す事で、目の前の生徒の陰に自分の体を隠した。
(だっ、大丈夫よキョーコ!落ち着いて!?今日の授業はこんなに広い教室なのよ?わざわざこんな席を選んで座ったのよ?他に生徒はたくさんいるし、「私は空気」くらいに思ってれば見つからないわよ!)
確かに今日の席は、いつもキョーコが座る席ではなかった。
他の授業ではなるべく最前列に座るのだが、蓮の授業では多くの女生徒が前に前にと座りたがる。
その為、キョーコはいつも後ろ半分にある階段状の机の真ん中に席をとるのだ。
そこなら誰にも邪魔されずに、黒板と蓮を堂々と見る事が出来る。
きゃいきゃい騒ぐ女子達は気になるが、広い講堂ゆえ、マイクを使っての授業。
蓮の話はきちんと聞こえてくるのでさして問題はなかった。
しかし今日は、そんな簡単に蓮に見つかりそうな席に座るわけにはいかない。
どんな顔をして蓮を見ればいいのか、まだわからないのだ。
(大丈夫よ、大丈夫…私は空気………)
「みんな、おはよう。って、もう昼なんだけどね?じゃあ年内最後の授業になるけど、早速始めようか。」
『さみしい~!』『やだぁ!』など、最前列付近から悲鳴がいくつか漏れ聞こえるが、蓮はにっこりと笑うと「でも冬休みは楽しみだろう?」と女生徒達に声をかける。
その笑顔に、キョーコの後ろからもきゃあきゃあと悲鳴が上がり、男子の溜め息も微かに漏れる。
この調子なら私の存在に気がつくことはないわねと、キョーコは丸めた背中を少し伸ばし、ペンケースからお気に入りのシャープペンシルを出すとノートを開いた。
************
新年はじめの仮面~は………
何だかギリギリ通常公開な気分です(-ω-)
きょこさん、そんなの思い返さなくていいよー!!
通常公開が恥ずかしくなるじゃないのー!←今更
新年早々ジャンプしてる気分です。
仮面~はいつでもハイジャンパー。
完全パラレルです。
限定(&別館)で年内大ジャンプいたしました←
ひとまず一線は越えてませんが、うぶきょこがナツを憑けて、おいた蓮に仕返しをしました。
完全に桃話です。
その手の話が苦手な方はお気をつけくださいね。
゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚
一夜明けて、お昼過ぎ。
キョーコは席に座りながらも蓮の授業に出るか、ずっと迷っていた。
(アンナコトの後に、どんな顔で授業を受けろと言うのよ…!)
思い出しただけで、顔から火が出そうなくらい恥ずかしい。
自分以外の誰かにあんな所を触られて「気持ちがいい」と思うだなんて。
自分にそんな事態が起こるとは夢にも思っていなかった。
そして、反撃の為とは言え、自ら蓮の股間に手を伸ばすとは………
あけすけな女子トークから得た知識であの場を切り抜けたけれど、うぶなキョーコには衝撃的な1日だった。
(だってだって~!!あんなに硬くて熱いだなんて、教科書のどこにも書いてなかったわよ~~っ!!)
ゼミの女の子達の話の中では『硬い』とか『大きい』とか、そんなような事は言っていた気もするけど……
だけど、それがどういう物か、全く理解していなかった。
キョーコは自分の右手を見つめる。
ふとした拍子に、掌に甦る感触。
スラックスの上からでも形がわかりそうなくらい突き出していて、硬かった。
体温よりも熱いんじゃないかと思えるくらい熱を持っていた。
そして擦った時に、先生が溢した溜め息にも似た吐息が艶っぽくて…
ふるりとからだを震える度に、手の中のものが存在を主張してきて……
その全てが自分の持っていないもので、キョーコはただひたすらに驚いた。
(あんなの、事故よ事故!事故でなかったら何になるの!?私がただの破廉恥さんじゃないのっ!)
思い出しては顔を赤らめ、ぶるぶると必死に頭を振って記憶から削除しようとするけれど……
強烈すぎる記憶は、頭を振る事でますます脳の底に浸透していく。
(ああっ!忘れようとするからいけないのかしら!?あんなの、大した事ないって割りきってしまった方がいいのかしら!)
「蓮せんせーい!今日はノートどれくらいとる~?」
「せんせー?参考書サブは使うのぉ?ミキ、忘れてきちゃったんだけどー。」
「今日もしっかり進めるよ?サブは使わないかな。」
広い講堂の入り口付近がざわめき出し、数人の女生徒と共に蓮が入ってきた。
蓮の名前を聞くと心臓が跳ね、蓮の声が耳に届くと一気に顔が熱くなる。
キョーコはわたわたしながら机に突っ伏す事で、目の前の生徒の陰に自分の体を隠した。
(だっ、大丈夫よキョーコ!落ち着いて!?今日の授業はこんなに広い教室なのよ?わざわざこんな席を選んで座ったのよ?他に生徒はたくさんいるし、「私は空気」くらいに思ってれば見つからないわよ!)
確かに今日の席は、いつもキョーコが座る席ではなかった。
他の授業ではなるべく最前列に座るのだが、蓮の授業では多くの女生徒が前に前にと座りたがる。
その為、キョーコはいつも後ろ半分にある階段状の机の真ん中に席をとるのだ。
そこなら誰にも邪魔されずに、黒板と蓮を堂々と見る事が出来る。
きゃいきゃい騒ぐ女子達は気になるが、広い講堂ゆえ、マイクを使っての授業。
蓮の話はきちんと聞こえてくるのでさして問題はなかった。
しかし今日は、そんな簡単に蓮に見つかりそうな席に座るわけにはいかない。
どんな顔をして蓮を見ればいいのか、まだわからないのだ。
(大丈夫よ、大丈夫…私は空気………)
「みんな、おはよう。って、もう昼なんだけどね?じゃあ年内最後の授業になるけど、早速始めようか。」
『さみしい~!』『やだぁ!』など、最前列付近から悲鳴がいくつか漏れ聞こえるが、蓮はにっこりと笑うと「でも冬休みは楽しみだろう?」と女生徒達に声をかける。
その笑顔に、キョーコの後ろからもきゃあきゃあと悲鳴が上がり、男子の溜め息も微かに漏れる。
この調子なら私の存在に気がつくことはないわねと、キョーコは丸めた背中を少し伸ばし、ペンケースからお気に入りのシャープペンシルを出すとノートを開いた。
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新年はじめの仮面~は………
何だかギリギリ通常公開な気分です(-ω-)
きょこさん、そんなの思い返さなくていいよー!!
通常公開が恥ずかしくなるじゃないのー!←今更
新年早々ジャンプしてる気分です。
仮面~はいつでもハイジャンパー。