いつきさんのブログ記事を見て、うっかり思いつき。
思いつきもいい所なので超短編です。
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
「あ、このメロディー…」
クラシックに詳しいわけではないし、この曲自体がもう有名な部類に入るのだから、別段特別な事じゃない。
だけど、それは 私にとってはあの人の曲。
ドラマの為に練習していた姿を、私はずっと見てきたから。
（会いたいなぁ…）
DMの撮影も終わり、ヒール兄妹として過ごした時間も終わった今。
あの人に会える時間はほとんどない。
毎日TVを付ければ映らない日はないのだけれど。
やっぱり本物に会いたい。
会って声が聞きたい。
会ってなでなでしてもらいたい。
会ってあの笑顔が見たい…
あの日までは普通に隣にあったもの。
曲を聴いてるとじんわり涙が浮かんでくる。
曲のタイトルは確か―――ショパンの『幻想即興曲』。
幻想…ね。
今は幻でもいいから見たいな…なんて思ってしまうのはもう末期かな？
こんな思いするくらいなら、「もう恋愛なんてしない」と誓った箱のカギなんて開けなければよかった。
「………どうして泣いてるの？」
ふいに聞きたかった声がすぐそばで聞こえて、涙でにじんだ顔をあげた。
そこには今一番会いたかった人の顔があった。
「…ちょっと、懐かしい曲を聴いて…」
「ん？…ああ、『幻想即興曲』だね。よく練習したなぁ。」
敦賀さんはさすが練習していた本人なだけあって、聞いてすぐに言い当てた。
「でもどうして泣いてるの？」
「んーん、いいんです。もうたった今解決したんです。」
「……そう？ならいいんだけど…何かあったらちゃんと言うんだよ？」
まだ少し納得いってない顔の敦賀さんだけど、いいんです。
会いたかった気持ちは、たった今願いが叶ったからいいんです…。
今はまだつかず離れずなこの距離だけど、できればこの思いだけは永遠に……
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
着地点あいまい。
ネジバナの花言葉「思慕」から勝手に妄想いや、想像ｗｗ
花関係ないやん!!
いつきさんのステキ写真からこんな勝手な文章できちゃいました、ごめんなさい…orz
しかも実はもう一個書き途中のがあったりする。
ぎゃー！本当に申し訳ない！
思いつきもいい所なので超短編です。
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「あ、このメロディー…」
クラシックに詳しいわけではないし、この曲自体がもう有名な部類に入るのだから、別段特別な事じゃない。
だけど、それは 私にとってはあの人の曲。
ドラマの為に練習していた姿を、私はずっと見てきたから。
（会いたいなぁ…）
DMの撮影も終わり、ヒール兄妹として過ごした時間も終わった今。
あの人に会える時間はほとんどない。
毎日TVを付ければ映らない日はないのだけれど。
やっぱり本物に会いたい。
会って声が聞きたい。
会ってなでなでしてもらいたい。
会ってあの笑顔が見たい…
あの日までは普通に隣にあったもの。
曲を聴いてるとじんわり涙が浮かんでくる。
曲のタイトルは確か―――ショパンの『幻想即興曲』。
幻想…ね。
今は幻でもいいから見たいな…なんて思ってしまうのはもう末期かな？
こんな思いするくらいなら、「もう恋愛なんてしない」と誓った箱のカギなんて開けなければよかった。
「………どうして泣いてるの？」
ふいに聞きたかった声がすぐそばで聞こえて、涙でにじんだ顔をあげた。
そこには今一番会いたかった人の顔があった。
「…ちょっと、懐かしい曲を聴いて…」
「ん？…ああ、『幻想即興曲』だね。よく練習したなぁ。」
敦賀さんはさすが練習していた本人なだけあって、聞いてすぐに言い当てた。
「でもどうして泣いてるの？」
「んーん、いいんです。もうたった今解決したんです。」
「……そう？ならいいんだけど…何かあったらちゃんと言うんだよ？」
まだ少し納得いってない顔の敦賀さんだけど、いいんです。
会いたかった気持ちは、たった今願いが叶ったからいいんです…。
今はまだつかず離れずなこの距離だけど、できればこの思いだけは永遠に……
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着地点あいまい。
ネジバナの花言葉「思慕」から勝手に
花関係ないやん!!
いつきさんのステキ写真からこんな勝手な文章できちゃいました、ごめんなさい…orz
しかも実はもう一個書き途中のがあったりする。
ぎゃー！本当に申し訳ない！
