2013年12月 * 拍手設置(加筆なし)
※拙宅唯一の死ネタです。
ハピエン蓮キョ以外受付ないお方は閲覧をご遠慮くださいませ。
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「はぁ~っ、今日もご飯食べれなかった…」
飾り程度にしか付いてない、でも飛ぶには十分の黒い羽をぱたつかせながらキョーコはフラフラと森に向かった。
人の精気を糧とする悪魔のくせになかなかうまく摂取する事ができない悪魔だなんて、この世界では彼女くらいなものである。
しかも妖精とか綺麗な物が大好きで、それもまた彼女の空腹を増大させている。
まだまだ下っぱ見習いの悪魔、最上キョーコは、日課となった森の中の泉へと姿を消していった。
彼女がこの場所を見つけたのは1か月前。
その日もご飯にありつけず、ついフラフラと入っていった森で見つけた泉。
ほとりには綺麗な白い薔薇が咲き、そして薔薇に負けない美しい男が立っていた。
光を浴びてキラキラと輝く金の髪、深く澄んだ碧の瞳。
悪魔だというのにメルヘン思考が止まらないキョーコは彼に思わず「あなた、妖精さん!?」と声をかけてしまい、うっかり親しくなってしまったのだ。
「やぁ、キョーコちゃん。今日も来てくれたんだね。」
妖精に間違えられた彼、久遠は今日もほとりの切り株に腰掛けてキョーコを待っていた。
「久遠さんこんにちは。」
泉に着く直前に羽は閉まっておいた。
キョーコはまだ自分が悪魔である事を言えないでいるのだ。
(久遠さんの前では普通の人間の女の子としていたいだなんて…変な気持ち。)
彼とのんびり話をするのが、こんなに心地よい。
ご飯を彼から貰っているつもりはないのだが、お腹も心も満足してしまう。
この気持ちが何というものか、キョーコはまだ気が付いていなかった。
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完全見切り発車。
添い乳しながら見た夢なので支離滅裂な話になるやも?
ってかその前に文章として怪しさ満点!!
(そうか、そんな事しながら最初は書いてましたね…←
2013年12月25日)
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