映画 ［５０回目のファーストキス／50 First Dates］

ドリュー・バリモアの『５０回目のファーストキス』（ピーター・シーガル監督、２００４年・米）をDVDで見ました。

彼女のファンだから絶対見ようと思っていたのに、なぜか映画館で上映されている時も、DVDになったばかりの時も見そびれて。

でも、最高でした。

ほんと、まだ１年が始まったばかりだけど、今年のベスト３に入りそうなぐらい気に入りました。

共演はウェディング・シンガーでも相手役だった、アダムス・サンドラ。

タイプ的には、あまり好みじゃないですけど（汗）

でも、ドリューが可愛いからOK！

映画の舞台はハワイ。

観光客相手に、お気楽な出会いを楽しむプレイボーイの獣医ヘンリー。

ところが、ある日ルーシーに出会い一目惚れ。

素敵な恋の始まりに、お互い胸をときめかす。

しかし・・・。

ルーシーは記憶障害で、１日分しか記憶が残らない。

眠ってしまうと、ヘンリーのこともすっかり忘れてしまう。　

そんな彼女に、彼は毎日アタック。

ここまで見て、「これって最高のシチュエーションじゃない！？」と思ってしまった私。

だって、毎日初めて出逢ったときめきがあって、上手に口説いてもらえる。

しかも、何度目でも彼女にとっては初めてのキス。

常に新鮮な毎日。

でもある日、ルーシーは真実に気がつく。

自分が相手の重荷になることにも。

そして、彼女は決断をする。

もう、ここから泣きっぱなし。

あまりにも理想的な恋の日々だったから、余計哀しくて、映画を見ながら涙が止まりませんでした。

それに、ルーシーは強いよ。

まさに、私の好きなドリューのイメージ通り。

そこが逆にせつなくて、また涙、涙、涙。

そして、最後は・・・。

私も大満足のラストシーンでした☆ﾐ

アメリカでは公開時に、２週連続１位だったそうだから、すでに見ている人も多いかもしれませんね。

だけど、もし見てない人には、お勧め。

絶対、泣くから！！！

さて、この映画の中ではビーチボーイスの『素敵じゃないか（Wouldn't It Be Nice）』が効果的に使われています。

ビーチボーイズを知らない人もいるかも。

１９６１年から活躍している、サーフィンや車をテーマにした気楽に聞けるサウンドのバンド。

兄弟といとこでメンバーを組んでるから、声質が似ててコーラスが最高だよ。

でも、長男のブライアン・ウィルソン（ベース）が天才過ぎて、その後紆余曲折があったみたい。

何はともあれ、ベーシストがリーダーでバンドのフロントマンになってるのは、同じベーシストとして気分がいい。

映像をみると、いとこでボーカルのマイク・ラブが端っこに立って、ブライアンがメインになってるよ（笑）

ベーシストも華になれる！（時と場合には）