原発事故の報告書。
先日新聞で読んだところでは、国会、内閣(政府)、民間、東電の4種類ある。
奇しくもスリーマイル島(TMI)事故の調査報告書も偶然、4種類だった、とも読んだ。

自分で中身を読んでいないので(すんません)感想は書けませんが、とりあえず、資料として参考までにリンク先をまとめてみます。
ウィキペディアを参照しましたが、事故調査委員会の名前が似ていて分かりにくい。



◆東京電力福島原子力発電所事故調査委員会(国会事故調)
委員長:黒川清氏

報告書:平成24年(2012年)7月5日に国会へ提出。
http://naiic.go.jp/report/

英語版(要約)
http://naiic.go.jp/en/report/


◆東京電力福島原子力発電所における事故調査・検証委員会(内閣事故調、政府事故調)
委員長:畑村洋太郎氏

報告書:中間報告書(2011年12月26日)、最終報告書(2012年07月23日)
http://icanps.go.jp/

英語版:中間報告書は出ていますが、最終報告書(全文)は現在英訳作業中とのこと。Recommendations of the Final Reportというのは出ています(2012/7/27現在)。
http://icanps.go.jp/eng/


◆福島原発事故独立検証委員会(民間事故調)
委員長:北澤宏一氏

報告書:ディスカバー21から書籍(1575円)、電子書籍(1000円)で2012年3月11日より発売中。
http://rebuildjpn.org/fukushima/report


◆東京電力の社内調査
福島原子力事故調査報告書 
中間報告書:平成23年12月2日、最終報告書:平成24年6月20日
http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/interim/index-j.html



おまけ。
先日見たNHKスペシャル「メルトダウン 連鎖の真相」  2012/7/21(土)9:00~

政府事故調の報告書が出る23日以前の放送で、非常時に使う配管の耐震基準が低いとか、実際の場面では温度や圧力の変化で作動しにくくなる部分があるとか、そのへんが既出の(政府事故調以外の)調査報告書で触れられていないとか言っていたが、どうなんでしょう。

他には、非常用物資の備蓄とか輸送とかやってました。

余談ですが、再現ドラマの免震重要棟の場面で、なぜか河相我聞が出演していたのだった(原発職員の一人として)。。。。