明日、7月1日から、ハム・ソーセージについて、日本ハムや伊藤ハムは平均10％、雪印メグミルクはバターを約2％値上げします。
更に8日からは、明治や森永製菓がチョコレートなどのお菓子の内容を減らす実質値上げを実施します。
ハム、バター、航空運賃も値上げへ
日本ハムや伊藤ハムは、ハム・ソーセージやハンバーグなど加工食品の内容量を減らしたり、納入価格を引き上げるなど平均で10％ほど値上げします。
これは、豚肉の需要が新興国で高まっていることに加え、主な輸入先であるアメリカで大流行している豚流行性下痢の影響で、原材料となる輸入豚肉の価格が高騰しているためです。
雪印メグミルクも来月1日から、バターを2.1％から2.3％値上げとなります。
また、天候不順などにより、原材料のカカオの生産量が減少し価格が高騰しているため、8日からは明治がミルクチョコレートやアーモンドチョコレートなどの10の商品で、森永製菓もチョコボールなど14の商品を対象に内容量を減らす実質値上げを行います。
尚、航空運賃も4日から国内線の一部路線について、日本航空は1.5％、全日空は1.8％、それぞれ円安による燃料費の上昇が主な理由となり、それぞれ値上げを実施します。
4月からの増税に続き、来月から続々と値上りが実施され、生活費の負担が大きくなっていきますね。
食材の値上がりだけでなく、航空料金の値上げ、また、高速道路の土日祝日5割引が終了し、来月から3割引になります。
これらの値上がりに対し、消費者がどの様に感じているのか、とても気になりますね。