対談企画その2 | ペンギンブログ

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左から28歳の今氏瑛太さん、23歳の裕本、18歳の中村夏海ちゃん。


裕本:さて、対談企画その2は、「ゆとり世代」がテーマということで、世代間対談です。
今日は私は司会にまわります。
今回の最年少出演者18歳の中村夏海さんと最年長28歳の今氏瑛太さんの対談です。
よろしくお願いします。
二人:よろしくお願いします。
裕本:じゃあ、早速、お互いの第一印象は?
今氏:人狼(誰が嘘をついているのかを探ったりするシアターゲームの一種)やってて思った第一印象は、「あ、この子はバカだ。」って感じですね。
中村:バカじゃないですよ!バカじゃないですよ!失礼な人だなー!
今氏:でも純粋な若さは感じますね。
裕本:オレも歳五つしか変わらないのにオレもこんなんだったかなーって感じですよ。
中村:私の第一印象はほうれん草みたいだなーって。
二人:??????
裕本:それは、褒めてるの?けなしてるの?
中村:けなしてます!
二人:爆笑
中村:でも、本当はにんじんだと分かったから!
今氏:良さと悪さが分からない。
中村:大好きです。
今氏:あ、夏海ちゃんがにんじん好きなんだね。
中村:そうですね。
裕本:はじめて買った音楽CDは?
今氏:僕は、ペニシリンのロマンスです。中学の時に。
裕本:あー!
中村:え、薬?
今氏:まぁ、そうなるよね。
裕本:夏海ちゃんは?
中村:ミニモニです。
裕本:あー、なるほどね。
今氏:ちなみに8センチCDって知ってる?
中村:何ですかそれ?
今氏:長細いジャケットの奴。
中村:どこにあるんですかそれ?
裕本:今もPCじゃなければ聞けるよ。
今氏:あー、8センチCD知らないのかー。
裕本:ちなみに公衆電話使ったことある?
中村:え、ないです。
今氏:あー、マジかー。
裕本:でも、お二人共ケータイ電話は持ってる世代なんですよね。
今氏:そうですよね。でも、何だかなんだ中学時代とかは家電してましたねー。
裕本:あー分かる。
中村:え、恥ずかしい!
二人:いやいやいや!
中村:え、じゃあ、ミクシイとかしないんですか?
今氏:あー、ケータイとかでそういうのをする感覚がないねー。通話とかメールで十分だった。
中村:ショボっ笑
裕本:テレホンカード知らない?
中村:テレホンカード?
今氏:え?
裕本:それはテレホンカードの使い方を知らないの?そのものを知らないの?
中村:テレホンカード知らない。え、あ、私、バカなのかも。
今氏:いや、でも公衆電話使わないなら必然的に使わないから知らないよね。

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裕本:ちなみに、学生時代の流行りは?
中村:モバゲー、Twitter、デコログとか?
裕本:小学校時代は?
中村:DS?
裕本:あー、綺麗な画面が普通の世代か。今氏さんは?
今氏:スーファミ。(スーパーファミコン)その後に、サターン!
裕本:セガサターン懐かしい!
中村:てか小学校の時にデコログとかだったなー。
今氏:デコログ?
裕本:セガサターン知らない?
中村:知らない。
今氏:え、じゃあ、プレイステーションは最初から2?
中村:うんそうですね。
今氏:昔のロードが長いのとかは?
中村:え?
今氏:Nowroadingって長かったんだよ。
中村:え、ダルイ!
二人:苦笑

今氏:あ、でも、さっき話してて、SPEED知らないのに焦りましたね。
裕本:え?
今氏:最近再結成されたのは知ってるんだよね?
中村:何かおばちゃんたちが頑張ってるなーって。
裕本:上原多香子をおばちゃんって言っちゃう?
今氏:ああ、でもオレが小5ぐらいだから、夏海ちゃんが生まれた頃か。
裕本:そりゃ知らないわ。おばちゃんが頑張ってるになるんだね。
今氏:ですねー。
裕本:いやー、でも、対談して分かったんですけど、世代間ギャップってメディアの誇張かと思ったんですけど、
やっぱりすごいんですね。
今氏:ですね。そう考えるとずっと続いてるものってすごいですよね。
中村:鬼ごっことか!
二人:笑

中村:あと野球とか!
二人:?
中村:いや、この前、たまたま公園で子供たちがやってるのに混ざったんですよ。
二人:はぁ、、、
中村:あれ、違う?
裕本:いや、いいと思うよ。矢沢永吉とかずっと活躍してるってすごいよね。
今氏:あー、確かに本当に長く活躍されてますもんね。
中村:あ、この前、長渕剛さんのライブ行ったんです!めっちゃ格好良かった!
二人:あー、いいねー。
中村:何か壁バーって破って出てきて、ウォーみたいな!
二人:笑

中村:いつかやりたいです。
今氏:何を?
中村:あの壁バーって破って、ワーってやりたいです!
二人:おー、頑張れ!

ペンギンブログ-中村



裕本:(笑いながら)どうです?今回の作品について?

今氏:今回の作品のテーマが「ゆとり世代」じゃないですか。僕は年齢的には上になるんですよね。
あー、ゆとりはこう考えているのかって感じですね。作品を作っている裕本さんもゆとりじゃないですか?
裕本:そうですね。
今氏:ゆとり自身がゆとりを考えているのっておもしろいなーって。
裕本:ほう。
今氏:世代間ギャップっていつでもあるじゃないですか。で、世代でいろいろ色はありますけど、当人たちからしたら。そんなでもないのかなーって。
裕本:今氏さん自身、世代論ってありました?年齢的にはロストジェネレーションですよね?
今氏:いや、僕はロストジェネレーションよりは少し年下なんですよね。
世代論にはどこにも属さない年齢なんです。
だから、世代論ってあんまピンっと来ないんですよね。
裕本:あー、じゃあ、「最近の若者は…」って言われても世代論で語られることはないんですね。
今氏:まぁ、ぶっちゃけ、「ゆとり世代はダメ」って言われたりしますけど、それは世代じゃなくて、その当人が悪いだけじゃないですか。
裕本:まぁ、そうですよね。
今氏:たまたま手近な「ゆとり世代」って言葉があるだけですよね。
裕本:まぁねー。
今氏:そう、だから台本読んでると、メディアに感化されたタグ付けとか「あー、そうそう」ってなるんですよねー。
二人:へー。
裕本:で、夏海ちゃんは?
中村:え、私、この後ですか?
裕本:大丈夫大丈夫。
中村:私はジャストゆとり世代で、ずっと土曜日が休みだったんですけど………、その話は置いといて、
二人:おお、置いとくのね。
中村:初めて、台本読んだときに(ゆとり世代の描き方に対して)イラっとしたけど、今の世の中をギュッと詰めた作品だと思います。おしまい。
裕本:おお、作家としてはそこを書きたがるからね。そう思うなら嬉しいです。
今氏:ゆとり世代からしたらイラっとするのは、分かる。
中村:めちゃくちゃイラっとするよ。でも、だからこそ、終盤のあのシーンはすごいスカッとする!あと、今氏さんが演じる沢村って役はぜひ見て欲しいです。
今氏:お?
中村:いや、何かめっちゃ、細かい仕草がキュンってするんすよ!
今氏:おー、そうなんだ、ありがとう。
裕本:はい、じゃあ、今日はこのぐらいにしておきましょう。いかがでしたか?対談企画その2「ジェネレーションギャップ」。
対談企画はいよいよ次回で最後です。最後は、今回主役を演じる劇団員工藤敬輔とキーパーソンであるトゥインキーを演じる劇団員中井萌の
二人による対談です。最後は対談というよりかは、ビデオメッセージに近いかも。近々Youtubeにアップされます!
東京ユートリアお楽しみに!お二人共ありがとうございました。
二人:ありがとうございました。