1歳の子どもに恋心という感情があるなんて、母になるまで知らなかった。

娘がまだ0歳児クラスにいた2月頃のある日、お迎えのときに先生と雑談していると、実はAくんがBちゃん(娘)のことを好きみたいなんですよ~と言われてびっくり。

なんでもAくんは、ランチのときに娘の写真が貼ってある娘の椅子に座ったり娘のエプロンを勝手に自分が着けたりしているらしい。
それに対して娘は無反応らしく、先生いわくBちゃんはきっと迷惑していると思います~(笑)とのこと。

このAくん、日に日に娘への恋心が募ってきたようで、私がお迎えに来て娘を抱っこしていると入口にある衝立に突進してきてひっくり返ったり、お迎えの時間が重なったときに靴箱のところで娘の靴を取り出してハイッと渡してくれたり、とってもわかりやすい行動を取るようになって、私もそんなピュアなAくんにびっくりするやら感心するやら。

そのうちになんと娘まで家にいるときにうっとりと「Aくんラブラブ」とつぶやいたり、今日は保育園で誰と遊んだの?という問いかけに「Aくん!」答えるように。

やっぱり子どもの頃から”人は自分に好意を持ってくれる人に好意を抱きやすい”という法則が本能に刷り込まれているのだろうか。
そんな娘を見て「なぬーAのやつ~!」なんて言っている夫、今からそんなことで気を揉んでいたら身が持たないよ(笑)

ところが最近、娘に仲がいい友達を聞くとCくんという名前がちらほら登場して、Aくんの名前はあまり聞かなくなってきた。
今度保育園でお迎えが一緒になったときにAくんの恋心に変化がないか、観察してみようと思う母であった。