人間はやっぱり一人 (瀬戸内 寂聴さん)
この題名を見て、そんなことないって思う方は多いと思います。
僕も、そう思う。
しかし、このことを理解していることにより、気づけることがある。
なので、できれば、最後まで読んで欲しい。
『同床異夢』(どうしょういむ)と、言う言葉があります。
この言葉は、『結婚して子供ができた二人が同じベットに寝てね。 手を握り合って、夢を見たとしても、相手には、その夢はわからない。』
人間は、結局一人なんですよ。
人間は、生まれる時も一人だし、死ぬ時も一人。
心中しても、相手も残るかもしれない。
人間は寂しいから、孤独で寂しいから、人を愛したがるんですよ。
でも、一緒にいても溶け合うこともないんですよ。
相手も一人なんだから、可哀想なんだときになるじゃないですか。
だからこそ、ちゃんと相手を認め、相手のことを理解しようとすることが必要。
溶け合わないからこそ、自分の感じていることを相手に伝えることは大切で、
そして、相手の言っていることに、よく耳をかたむけてあげることも、非常に大切。
これをおろそかにすると、いけないよね。
特に日本の男性は、こういうの苦手な多いよね。
そう考えると、『人間はやっぱり一人』という考え方も、納得だな!
でも、人間って一人では生けていけないんだよね。
悪くないでしょ。
反対意見があったら、胸の中にしまってあげて置いてください。