我々東京ホルモンズは 「オレだってもつ焼きくらい食うよ」とたまに独り言を言っているB食家集団である
弐ノ十＠都立家政 ついに登場！相武紗季以上！の話
鷺ノ宮
大人になるまで
いや
なんならつい最近まで
ナントカノミヤ
って呼んでましたけど
この辺には因縁がありまして
訪れる度
車で通る度
キョロキョロしてました
あれから25年
この街へ来るたび
いつもキョロキョロしてました
○藤先生
いつかアタナに会えるんじゃないかと
まだシックスティーンで
今ほど頭皮が臭くなく
生え際がだいぶフロントで
髪もアチコチの毛もまだ真っ黒だったあの頃
バッサリ僕の首をちょん切った○藤先生
アナタが住んでいるこの街で
バッタリ会うことができたら
是非あの時のお礼を申し上げたくて
アナタがクビにしてくれたから
今の僕があるのです
アナタが僕を嫌いでいてくれたから
今があるのです と
あのままちゃんと卒業してたら
フツーにサラリーマンだったのかなー
高校入れたのも
巷じゃ裏口入学とか噂されてるし
確かに試験の時
名前と○×しか回答してなかったけど
卒業できてたら
今とまるっきり反対の人生だったろーなーと
だったらクビになってた方が良かったなーと
正直
10年ほど前までは
もし本当に会えたら
「アナタが昔クビを切った○○です」と
嫌味を言ってやろうと思ってましたけど
大人になるって素晴らしいことね
今ではまったく恨むこともなく
なんなら一杯奢るから飲みに行きましょう
くらい言えるんじゃないかなって
思ったりしています
そんな街鷺ノ宮から
これまた曰く付きの街
都立家政までテクテク歩きまして
久しぶりにもつ焼きです
今や一大勢力となった秋元屋系のお店
酎ハイ380円
串は1本100円から
ホワイトボードには
居酒屋寄りのメニューもあり
飽きない感じ
てかさ
コッチの方のもつ焼き屋は
疲れたお父さんがチビチビやってる感じじゃないんだね
若いカップルがワンサカいらっしゃいまして
隣の二人は新婚さんでした
後半意気投合しちゃって盛り上がっちゃって
アーダコーダ話ながら飲んでたら
超激キレイなお姉さんが一人で入ってきて
待ち合わせかな？
と思ってたらなんとソロ活動なんだとか
もつ焼き好きのキレイなおねーさんなんて
横にいる将来孤独死を予定されている
ハマのマイルドヤンキーさんにピッタリじゃんかと
隣の席の新婚さんを巻き込んでチョッカイ出してたら
当のご本人があまり乗り気じゃなかったみたいであえなく終了
なんでかなー
イイと思ったんだけどなー
相武紗季以上だったと思うんだけどなー
ま 本人の決めることだしね でも孤独死は回避してください
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店名 弐ノ十
場所 都立家政
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