我々東京ホルモンズは、１．５人前食えたからヨシとするB食家集団である。
友栄＠小田原 作戦通りには進まないものでの話。
オレは昨日から考えていた。
久しぶりの友栄。
11時開店との公式発表は罠。
日曜だし10時には開くだろうと。
となれば9時半には店前で待機するべきだろうと。
だが作戦は脆くも崩れた。
小ジャイ子まさかの車中リバースに
ベキのジーンズが犠牲となり
スーツケースを開けるも着替えの入れ忘れ。
小田原厚木有料を途中で下り
鴨宮のユニクロでマッカートニー。
ようやく着いてみれば
店前の駐車場はパンパン満車。
向かいの第二駐車場に停めて店へ急ぐも
やはり30分待ちとのこと。
でも30分で良かった。
日曜で昼時だったら1時間は当たり前
ヘタすると1時間30分待ちもあり得る。
受付で名前と電話番号を知らせ
注文をしておく。
オーダーは前日から決めていた。
ベキに内緒で決めていた。
まず肝焼きのタレを二人前。
だって一皿独占したいじゃないか。
案の定、ベキも一人前をペロリと平らげた。
そして上うな重を三人前。
そう、三人前。
大人二人
子供二人
通常だと上うな重を二人前とライスを二つ頼み
子供たちは白飯に卓上のウナタレをかけ
希望に応じて親の鰻をひと口乗せてやる。
このパティーンだろう。
だが冒頭でも書いた通り
オレは昨日から決めていた。
まず一人前はベキに。
そしてもう一人前はオレに。
で、最後の一人前
タレの良く染み込んだご飯は子供たちに食べさせ
不要になった鰻は
オレのお重へ重ね鰻。
仕方ない。
子供たちは鰻を食べないのだ。
でもタレご飯は好きだ。
でも白いご飯にタレを掛けるだけじゃあまりにも可哀想だ。
形だけでも一度鰻の乗ったご飯を食べさせてやりたい
これは親として当然の考えである。
（と原文そのままベキを説得した。）
ましてや二歳になったばかりの彼女に
まだ鰻は早すぎる。
見てくれ、この食べっぷり。
この食い付きは白い飯にタレを掛けただけでは有り得ない。
鰻を一度オンしたからこそ実現でき・・・た・・・
え？
鰻食えるの？？
もうすぐ五歳の兄は
鰻は食えないし箸も使えない。
まだ二歳の妹は
一人前の鰻と半人前のご飯を
お箸でペロリと平らげ
肝吸いをグキュゴキュ飲み干し
「もっとー！」
と奇声を店内に響かせたのであった。
てか一人前４８００円もすんだね。通い始めた時は2800円くらいだったのに。鰻屋さんも大変ね。
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店名 友栄
場所 小田原
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