とある芸能人の母親が生活保護を受けているという報道に端を発し、
連日のように、あたかもそれが不正受給であるかのようなバッシング報道が続き、
果てには、国会に呼び出しだ何だのと、騒ぎはだんだん大きくなり。
先日、その芸能人本人による会見が開かれました。
さて、この問題を大きくしたのが、片山さつき議員です。
自民党の生活保護問題PTで取り上げ、「不適切な受給」「グレー」と生活保護法上、何も規定のない理屈を持ち出し、生活保護バッシングキャンペーンを牽引してきました。
芸能人の謝罪会見後、Twitterは炎上してました。今も収まってないですね。
私も、いろいろ呟いたり、他の意見に返信で異論を唱えたりしていると、
なんと、片山さつき議員ご本人のアカウントから、返信が!曰く
「生活保護は、憲法の生存権由来。最低限の生活維持であり、社会保障制度とは違う、福祉ですよ。法律よく読んで!」
・・・・・ナニヲイッテルノ?
生活保護は公的年金や健康保険と同じく社会保障制度。
これは自明の理で、一番の基本でしょう。
国の政策を決める立場の議員が、この体たらくですか。
しかもこのような認識しか持ち合わせていないのに、一私人の身内の生活保護を取りざたし、マスコミの前にさらして頭下げさせたんですか。
人に扶養義務云々と説教する前に、やることあるんじゃないでしょうか。
それこそ、「税金返せ!」です。