参謀 如水 | 徳富 均のブログ

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自分が書いた小説(三部作)や様々に感じた事などを書いてゆきたいと思います。

豊臣秀吉の参謀である黒田孝高(よしたか)、

(官兵衛・如水)と秀吉との対話の中で、

秀吉が、

「天下で最も多いものは何か」

と問うと孝高は、

「それは人です」

と答えた。そこで秀吉が、

「それでは最も少ないものは何か」

と訊くと、孝高は、

「それも人です」

と答えたと言う。


この意味は、

「人は多いが、本当に尊敬し、認めるに

足る人物は少ない」

と言う事でしょう。


秀吉が小田原城攻撃の際、

「この大兵を率いることが出来る者は

自分以外にない」

と言った後、

「いや、もう一人いるとすれば孝高だ」

と言ったといわれる。


徳川秀忠は孝高を、

「今世の張良なるべし」

と評した。


慶長5年(1600)10月の吉川広家に当てた

黒田孝高の手紙には、

「関ヶ原の戦いがあともう一カ月も続いて

いれば、中国地方に攻め込んで華々しい

戦いをするつもりであったが、家康の勝利

が早々と確定したために何も出来なかった」

とあった。


損得勘定抜きで本当に信頼できる人間が

一体どのくらいいるのでしょうか。

仕事上の付き合いには、大きな打算が

含まれています。

それでは、友人についてはどうでしょうか。

自分にとって利益があると考える友人には

媚び、余り得にはならないと思える友人

からは遠ざかる傾向にあるのではないで

しょうか。


真に信頼出来る人間を見つけるには、

自分の方にも打算があってはならない

でしょうし、相手を見抜く能力も必要

でしょう。

その為には自分を磨き上げなければ

なりません。

いつまでも人に頼って生きる生き方では、

十分な判断力はつきません。




2.みみずく

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1.吉祥果

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