シャドーボックスアートってご存知ですか?
そう、あの絵が立体的に飛び出して見えるやつ。
昨日、初チャレンジしてきました!ニコニコ

場所は、いつもお世話になっているRose Tea Roomさん。
久々にお店を覗こうと思ったら、沢山のイベントが書かれてあり、
たまたま時間ができた昨日に、シャドーボックスアートの
秋道美枝子先生 と英国食器のエインズレイ・ジャパン社
スペシャル・コラボ企画があるということで、覗いてみることに。
出来ることなら、参加してみたいと、ふと出来心が湧いたのが前日。
「まだ空いていますか?」と尋ねてみると、満席だったのだけれど、
ちょうどキャンセルが出たところだった!との知らせ。
「これは、私に参加しなさいってサインね。」
なんて、自己流解釈をし、(笑)いざチャレンジしてみることにした。

今回はエインズレイ・ジャパン社 から特別に提供されたサンドイッチプレートに、
エインズレイオリジナルのプリントをシャドーボックスアートに仕立てるという、
何とも贅沢な企画。
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こちらがペンブロックという絵柄。
エインズレイさんのHPによると、ペンブロックというのは、南ウェールズ地方の、
ペンブロックシャイアーという首都の名前だそうです。
何故、その土地の名前がこの絵柄に付けられたのかは、、、、
日本にも繋がる、とても興味深いお話がエインズレイさんのHPにありました。
ご興味のある方はこちらのリンクで。エインズレイさんのHPが開きます。

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私はこちらの「イングリッシュ・バイオレット」柄を選びました。
このイングリッシュ・バイオレットに関するお話はこちらから。

こちらがシャドーボックス、5種の神器。(?笑)
3D-MATE(シリコンボンド)、ピンセット、つまようじ、スプーン、そしてはさみ。
(普通はハサミではなく、専用カッターを使用されるようです。)
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製図に合わせて、カットしていくのですが、、、、
想像以上になかなか大変。
勇気がいるうえ、目の衰えを感じた瞬間でした。(苦笑)
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初心者で時間内に全部自分でカットするのは不可能なので、
土台と複雑な部分は、先生が人数分、あらかじめカットして準備されていたのですが、
自分でカットを始めて、改めてその準備の大変さを思い知らされた感じ。。。
頭が下がる思いでした。

次の作業は、カットした紙の裏をティッシュの束の上に乗せ、
その紙をスプーンでくるくると撫でる、「モデラーをかける」という作業。
そうすることで、紙に立体感が生まれ、丸みを帯びた膨らみが生まれるそうです。

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「モデラー?????」 かおはてなマーク
何の略?何処からきたことば?
ヨーロッパ生まれのアメリカ育ちのアートらしいから、
そちらで検索すれば語源が分かるかなと思ったけれど、
shadowbox artと入れても、殆どコラージュ系のものしか出てこず、
結局、分からずじまい、、、。

とりあえず、次の工程は、シリコンボンドを付けて、重ね合わせていくというもの。
より立体感を持たせるため、ボンドは厚めに、が鉄則のようです。
しかし、上に重ねる絵柄の向き設定が難しい。
本物に近づけるため、花の向きに気を付けながら、傾きを持たせます。
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全部を重ね終えたら、先生に微調整して頂き、つや出しニスと、ラメが入る、「魔法の粉」
を掛けてもらい、いよいよお皿へ!
銀色のシールもあしらいながら、華やかな印象に仕上げます。

そして、こちらが完成した、私の作品!
エインズレイさんの素敵な食器とプリント柄と、秋道先生の魔法の「手」のお陰で、
ド素人でも、素敵に仕上がりました。ニコニコ
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同じ絵柄で制作しても、周りの銀のお飾りシールのあしらい方や、
小さなお花の散らせ方で、雰囲気がごろっと変わります。
そこに夫々の個性が見えて、大変面白いなあと思いました。

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制作の後のお楽しみはおいしい紅茶とおいしいケーキ。
こちらも、このイベントの為のスペシャル仕様。

葡萄の甘くて豊潤な香りに溢れたコンポートのようなゼリー、
アーモンドプードルたっぷりの生地に、マロンペーストと、
ホワイトチョコの入ったバタークリームを重ねたリッチなケーキ、
そして、ジンジャーかミントか、口当たりが爽やかなカスタード。
どれも秋の味覚がたっぷり詰まった個性のあるお菓子たちで、
とっても贅沢なひと時でした。。。ニコニコ
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