最近のお花は変わったものが多い。
虹色をしたバラに、紫のカーネーション。
人の好奇心と探究心は留まるところを知らず。
毎年、様々な新種が作りだされるんでしょうね。あ、これって花に限らず、か。
犬や猫もそうだ。
足が長くなったり、短くなったり。大きいのもいれば、手のひらサイズの小さいのもいる。
話が逸れました。お花に戻って・・・。

これ、カーネーション。何だかカキ氷にかけた、イチゴミルクみたいだなあって。


なかなかおいしそうな色をしてるでしょ?
もうすぐ、カキ氷が手放せない季節に突入していくんだろうなあ・・・。
夏がちょっと怖い。

モーツァルトのコンチェルトも迫ってきたが、今日は少し時間が出来たから、
次のリサイタルのプログラムを幾つか考え始めてみた。
今年はシューベルトの没後180年になるから、最近良くプログラムにシューベルトを見かけるのだなあ、と
思いつつ、私もようやくちょっとシューベルトを弾いてみたくなった。
シューベルトはなかなか手ごわい。よく、年を重ねないと味がでない、なんて言われるが、
よく考えると、当の本人は31歳までに全ての曲を書いているのだ。
早熟だったのか!?!?
・・・冗談はさておき、モーツァルト、ベートーベン、シューベルトと弾いてみると、
世代の移り変わりが良く感じられる。
どんどん表現が自由化している、とでもいうような。
音楽の場も教会や宮廷から、家庭、サロン、カフェ、ホールへと移り変わる。
宮廷文化から、市民文化への移行。
たった50年足らずなのに、変化が音楽にも現れてる。
でも、良く考えると、今の時代でも半世紀というと別世界だな・・・。

そんなウイーンの音の移り変わりが聴けるコンサートを計画してみようかなあ、と。
お話を交えながら、その当時の雰囲気を真似て、ちょっとしたサロンでコンサート、ってのも乙かな、と。
ベーゼンドルファーのピアノで。
季節はいかにもシューベルトが似合いそうな、冬の寒空の気配を感じる、晩秋かな。

他にも学校で行なうアウトリーチのコンサートの企画も構想中。
こっちは学生さんが歴史を覚えるのに役立ちそうなお話を交えながらにしようか、
それとも、ノリノリで楽しめる感じにしようか、まだ考え中。

構想、いや、妄想を膨らませるのは、本当に楽しい。
後は、練習・・・か。かお
近日公開できるよう、しっかり企画を練ります。お楽しみに・・・。