ブログネタ:1カ月休みがあったらなにしたい? 参加中
女 『もしも1カ月間の休暇が取れたら、何をしたい?』
男 『そうだなあ、子供の頃からずっと夢に見ていたことを実現させたいな』
女 『ずっと夢に見ていたことって、何なの?』
男 『ジェット戦闘機で空を飛び回ること』
女 『なんだ、そんなことなの。つまんない』
男 『いいじゃないの。俺の夢なんだから』
女 『それって、男のロマンとかいうやつ?』
男 『いや、そんなに洒落たもんじゃないね。単に、飛行機が大好きだった小学生の頃の熱い願いを、いまだに引きずっているだけかも』
女 『でも、一般人がジェット戦闘機を操縦したりできるの?』
男 『ニュージーランドに、ジェット戦闘機の操縦ができるツアーというのがあって、料金は30分で27万円ぐらいだったかな』
女 『それに行きたいわけ?』
男 『いや、そのジェット機の映像を YouTube で見たことがあるけど、旧ソ連製の、古臭くてめっちゃダサい戦闘機だった。しかも二人乗りで、うしろのシートに乗らなきゃいけないし』
女 『うしろじゃダメなの?』
男 『俺の夢は、ソロ・フライトなんだ。つまり単独飛行。ソロで、思い切り大空をビュンビュン飛び回りたいのさ。それから、成層圏の上から地球を見てみたい』
女 『それで、その夢は実現できそうなの?』
男 『可能性があるとすれば、アメリカでかな。アメリカには、軍が払い下げたジェット戦闘機を個人で所有している人が何人かいるから、そういう人と交渉すれば、もしかしたらなんとかなるかもしれない』
女 『へえ、個人でジェット戦闘機を持ってる人がいるんだ。広い国だもんね』
男 『でも、まずはジェット戦闘機の操縦免許を取らなきゃいけない。そのためには、アメリカ軍にでも入隊するしかないだろうけど』
女 『だったら、夢をかなえるのは無理なんじゃないの?』
男 『たぶんね』
女 『あのさ、もう少し現実的なことを考えれば? あなたの歳では、そもそもアメリカ軍に入隊することさえできないでしょうから』
男 『現実的なことといえば、プロペラ機の免許だったら、そんなに難しくないかもしれないから、第二次大戦中のプロペラ式戦闘機を操縦することで妥協してもいいかな。ジェットに比べたら、相当のんびりしているだろうけどね。たぶんアメリカへ行けば、1カ月のうちに、免許を取って単独飛行を実現できるかもしれない』
女 『そんなに空を飛び回りたいわけ?』
男 『もしもできることなら、死ぬ前に一度でいいから、そういうことをしてみたいなと思っている』
女 『私には理解できない話だわ』
男 『ところで、あなたは、もしも1カ月間の休みが取れたら、何をしたいの?』
女 『TSUTAYAに置いてある韓流ドラマを、全部観てみたい』
男 『あのね、俺には理解できない話だね』
(終わり)
★飛行機の雑学3択クイズ
最後に、ただの思い付きですが、飛行機の値段に関するクイズを出題したいと思います。
皆さんは、以下の3種類の航空機の価格がわかりますか?
まったく見当もつかない、という方は、勘で答えてください。
正解は末尾に載せています。
第1問 : 旅客機『ボーイング747-8Fジャンボ(747シリーズの最新型機)』の1機の値段は、次のうちのどれでしょうか?
① 3億5千万円
② 35億円
③ 350億円
第2問 : アメリカ軍の最新鋭ステルス(レーダーに捕捉されない)・ジェット戦闘機『F-35ライトニング』1機の値段は、次のうちのどれでしょうか?
① 2億円
② 20億円
③ 200億円
第3問 : アメリカ空軍のステルス爆撃機『B-2スピリット』1機の値段は、次のうちのどれでしょうか?
① 20億円
② 200億円
③ 2,000億円
ジャ~ン! それでは、正解を発表します。
3問とも③番が正解です。
ジャンボ・ジェットは1機あたり350億円、F-35戦闘機は200億円です。
そして、アメリカ空軍の「B-2」爆撃機は、なんと1機あたり2,000億円もするんですね。
これは世界一値段の高い飛行機としてギネスブックにも載っています。
1989年にB-2が初飛行した当時、アメリカ国防省はこのステルス爆撃機を132機作る予定でしたが、冷戦の終結によってその計画は縮小され、結局21機が製作されました。(Wikipedia より)
今も現役でアメリカ各地の空軍基地に配備されています。
私も、できることなら2,000億円もする航空機を操縦してみたいものです。
そして、もしもドジを踏んで墜落させてしまったら、世界一高価な飛行機を墜落させた男として、ギネスブックに名を残すことができるでしょうね。
Kenny Loggins / Danger Zone