行列のできないブログ( 本当は、行列の途切れないブログ )

2011年9月に「家庭菜園ブログ」としてスタートしましたが、いつのまにか道を踏み外してブレまくり、野菜作りとは何の関係もないことばかり書くようになりました。なお、このブログには農薬と化学肥料は使用しておりませんので、安心してお読みください。


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 今日は大晦日である。

 1年を締めくくる日であり、私もブロガーのハシクレとして、とりあえず今年のケジメをつける意味で2017年の最後の記事を書いておこうと思いながら「ブログを書く」のページを開いた.

 とはいえ、有終の美を飾るような力作を考えているわけではなく、東北のナマハゲと、その他のことを少し書いてみようかと思っているだけである。

 

 

 数日前、秋田市に住む友人と電話で話した折、彼は数年前から近所のオヤジたちと一緒に、大晦日にナマハゲに扮して町内を回っていると言っていた。

 有志やボランティアで組織された保存会のようなものが、秋田県とその周辺にいくつかあるようだ。

 何十年も前から続いているこれは国の重要無形民俗文化財に指定されている皆さんお馴染みの伝統行事で、恐ろしいお面をかぶり、大きな出刃包丁らしきものをふりかざしたナマハゲが、おもに2人1組で、小さな子供のいる家庭に予告なしに押しかけては、「悪い子は、いねが~?」や「泣く子は、いねが~?」などとわめきちらして、その家の子供を恐怖に震え上がらせるのである。

 

 

 

 

 ナマハゲは子供たちに、親に心配をかけたり、すぐにめそめそ泣いて困らせたりしてはいけないことを、単なる説教などの生ぬるいやり方ではなく、ショッキングなビジュアルを伴う幼児体験を通して教え込むための、いうなれば躾(しつけ)や教育を目的にした有意義な行事だといえる。

 もちろん、「泣く子は、いねが~?」という問いかけは、男の子に向けられた場合、どんなにつらいことがあっても涙をこらえて強くたくましく生きるような男になれ、という含みかもしれない。

 いずれにしても、このようなナマハゲの趣旨に関連して、私はクリスマス・ソングの Santa Claus Is Coming To Town (邦題:サンタが町にやってくる)を思い出す。

 

 

 1934年にアメリカで発表されて以来、不動の定番クリスマス・ソングとして愛され続けてきたこの歌は、日本でも人気があり、今年も12月に入ってから、そしてつい1週間ほど前まで、おそらく日本中の商店街やデパートなどで何度も流されたことだろう。

 日本語版の歌詞は以下の通りである。

 

 

 

 

 ご覧のように、無邪気で可愛らしい内容になっており、それはそれで何も問題はないが、少なくともこれは「訳詩」ではなく、メロディーに合わせて作られた創作の歌詞である。

 オリジナルの Santa Claus Is Coming To Town の英語歌詞とその和訳は次の通りだ。

 

 

 

気を付けなさい

泣かないほうがいい

ふくれっ面もしないほうがいい

なぜなのか教えてあげる

サンタ・クローズが町に来るよ

 

サンタはリストを作っている

そしてそれを2回チェックしている

誰が悪い子で誰がいい子かを調べているのさ

サンタ・クローズが町に来るよ

 

君が寝ているときに彼は君を見ている

君が起きているときのことも知っている

君が悪い子なのかいい子なのか彼にはお見通しだ

だからお願いだからいい子にしていなさい

 

気を付けなさい

泣かないほうがいい

ふくれっ面もしないほうがいい

なぜなのか教えてあげる

サンタ・クローズが町に来るよ

 

 

(語句の解説を少しだけしておくと、まず、冒頭のYou better watch out. を「気を付けなさい」と訳したが、この文にある better は had better の短縮形で、「~したほうがよい」という意味であり、たとえば I’d better go now. は「もう行かなくちゃ」と訳せば何も問題はない。しかし主語が you の場合は、かなり強い調子の忠告もしくは命令の響きを持つので「気を付けなさい」とした。そしてこの You'd better ~という言い方は、親や上司などには使わないのが普通である。次に、Santa Claus is coming to town. という部分は、サンタが今まさにこの町に向かっているという意味の現在進行形と、近い将来この町に来ようとしているという未来形のどちらにも受け取れるが、2番の歌詞に「彼は今リストを作っている」や「それをチェックしている」という現在進行形の文があるので、Santa Claus is coming to town. は進行形ではなく今後の予定を表わしている未来形であることがわかり、したがって訳文も、いずれ遠からずサンタが来る、という含みを持つ文にした。)

 

 

YouTube 歌詞付き動画 SANTA CLAUS IS COMING TO TOWN

 

 

 さて、この歌詞からわかるように、本来この歌はサンタが本当にいると信じて疑わない小さな子供たちに向けて作られたものである。

 そして、私がナマハゲの行事からこの歌を連想した理由もご理解いただけたと思う。

 ナマハゲもこのサンタの歌も、ともに架空の存在を使って、子供たちに正しい生活を送らせようとしているのである。

 一種の誘導や馴致(じゅんち)といえるだろう。

 

 

 ナマハゲは少々手荒なやり方で、一方サンタはプレゼントという「物」で釣って、子供たちに「いい子」でいるように仕向けている。

 いい子にしていないとナマハゲに殺されるかもしれない。

 いい子にしていないとサンタさんがクリスマス・プレゼントをくれないかもしれない。

 そのどちらも子供たちにしてみれば、性質こそ違うが「恐怖」を覚えさせる状況である。

 つまりナマハゲもサンタの歌も、恐怖がもたらす心理的効果を利用して子供を訓育しているわけだ。

 お国柄や文化は違っても、子供たちの健全な育成を図ろうとする思いは同じようである。

 

 

 なお、この歌のサビの部分は、なかなか興味深いと思う。

 彼(サンタ)は君が寝ているときに君を見ているし、起きているときのことも知っているし、君が悪い子なのかいい子なのかも知っている、というのがその内容だが、もしも本当にそのようなことができるとしたら、サンタ・クロースは、神もしくはそれに近い存在だということになる。

 ただ、子供たちは成長するにつれ、サンタは実際にはいないことを知り始める。

 クリスマスにプレゼントをくれていたのは実は自分の親たちであり、サンタさんの正体は父親であったことに気付く。

 では、この歌はおとぎ話や作り話なのか。

 決してそうではない。

 子供たちが寝ているときにその姿を見たり、起きているときのことを知っていたりするのは、他ならぬその子供の親たちである。

 そういう意味で、この歌は、サンタ・クロースの真実を描いていると思う。

 

 (終)

 

 

 

 

 最後になりましたが、今年も小ブログにお付き合いくださった皆様にお礼を申し上げます。

 ありがとうございました。

 もうすぐ始まる新しい年が皆様にとって素晴らしい1年であることをお祈りいたします。

 

 

 

 

 

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

 

 

 ここから先は、自分のためにブログに関する記録を残しておく目的で書いていることをお断りしておく。

 

 数年前には毎日1万から2万ほどもあったアクセスが、いつのまにやら10分の1ほどに落ち込み、12月に入ってからは1,000を切る日が多くなった。

 2017年12月のアクセス状況は以下の通りである。(今日31日のアクセスは明日の午前8時過ぎまでわからない)

 栄光の日々は遠い過去のものになってしまったが、11月12日以来1本も記事を書いていなかったことを思えば、今も毎日数百のアクセスがあるだけでも満足すべきか。

 

 

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