★ 行列のできないブログ ★

2011年9月に「家庭菜園ブログ」としてスタートしましたが、いつのまにか道を踏み外してブレまくり、野菜作りとは何の関係もないことばかり書くようになりました。なお、このブログには農薬と化学肥料は使用しておりませんので、安心してお読みください。


テーマ:

 

 

 

 

 去る9月1日に「宿題編」として紹介した41本の英文ジョークを、今日は1本ずつ日本語で説明していく「解答編」である。

 思えば「宿題編」を投稿してからすでに3週間以上も経っているが、実は私はフランスのパリへ旅行に出かけていたので、「解答編」を書くのが遅くなってしまった。

 

 

 というのは真っ赤なウソで、本当は、なんとなくダラダラと怠けていただけである。

 ジョークの送り主のお嬢さんがメールを送ってきて、「解答編は10月や11月になってもぜんぜんOKです」と言ってくれたことに甘えていたせいもある。

 それと、多少は私事や雑用に追われていたこともあったが。

 しかし、いつまでも延ばしたくはないので、そろそろ気合を入れて、41本の解説に取り組むことにした。

 

 

 とはいえ、決して義務でこれを書いているのではなく、基本的に私は文章を書くのが好きな文科系の人間なので、というか文章で何かを表現したり伝えたりすることにある種の愉しみを覚えることができる発信型の人間なので、今日の記事も、いつものように趣味の一環として書いている。

 

 

 それぞれのジョークには例によって最初に訳文を付けるが、おしなべて英文というのは、短い文章であっても、直訳や逐語訳をすると不自然な日本語になってしまいがちなので、原文の意味をまったく変えない範囲で、なるべく自然な日本文にしようと思っている。

 また、そのために原文にない言葉を書き加えることもあるのでご了解いただきたい。

 

 

 

1.★★★

When the best actors are chosen by other actors, it’s called the Oscars.

When the best actors are chosen by the people, it’s called an election.

最もうまい役者たちを他の役者たちが選ぶのはオスカー(アカデミー賞)と呼ばれる。

最もうまい役者たちを民衆が選ぶのは選挙と呼ばれる。

 

 

 英語のジョークというのは、原文で読むと意味不明に思えても、和訳されたものだと理解しやすいというケースは多いかもしれない。

 このジョークも、英文では妙に意味深な印象があるかもしれないが、日本語に直したものを読んでみれば、それほど難解でもなく、なるほどと納得できるのではないだろうか。

 つまり、政治家や選挙というものに対する皮肉と風刺をきかせた、これはけっこう面白いジョークである。

 例外もあるはずだが、おおむね政治家や議員候補というのは、選挙演説などで自分のことを、人々のために自己を犠牲にして働く高潔な人間であるかのように熱く訴えかけるものだが、それは演技であり、その演技のうまい人間が選挙で当選する、という意味である。

 

 

2.★★

I went to a meeting of the Society of Pessimists. It was very disappointing. The room was half-empty.

悲観論者の会の集まりに出席したが、非常に失望させられた。会場は半分が空席だった。

 

 

 

 

 悲観論者と楽観論者の違いを言い表わす有名なたとえ話があるのを皆さんもご存知かもしれない。

 グラスに酒が半分だけ入っているのを見て、悲観論者は「あと半分しかない(すでに半分が空になっている)」と考えて鬱(うつ)になり、楽観論者は「まだあと半分も残っている」と考えて上機嫌になる。

 上のジョークは、明らかにこのたとえ話を元にしており、悲観論者である話者は、出席者が半分しかいなかったことに落ち込んでいるのである。

 

 

3.★★

Dentist: “OK, Mrs. Brown, there’s no need to open your mouth any wider. When I pull your tooth, I expect to stand outside.”

歯科医 「あのですね、ブラウンさん。それ以上、口を大きく開ける必要はありませんよ。歯を抜くときは、私は口の外に立ちますから」

 

 

 ミセス・ブラウンは、歯科医が口の中に入っていけそうなほど大きくその口を開けようとしていたのだろう。

 アメリカには、こういう冗談を言って患者を笑わせようとする歯科医がいるかもしれない。

 

 

4.★★

Preacher: “Please take it easy on the bill for repairing my car. Remember, I am a poor preacher.”

Mechanic: “I know. I heard you Sunday.”

説教師 「私の車の修理代には手心を加えてくださいよ。ご存知のように、私は貧しい説教師ですから」

修理工 「知ってます。日曜にあなたの説教を聞いたことがありますから」

 

 

 

 

 a poor preacher は「貧しい説教師」だが、「へたくそな説教師」という意味にもなり、修理工は、説教師が言った poor の意味を取り違えたのである。

 英語圏では poor はけっこう広い用途で使われる形容詞であり、文脈によっていろいろな意味に変化する。

 対応する日本語としては、「貧しい」の他に、「下手な」「不十分な」「少ない」「劣った」「可愛そうな」「気の毒な」などがある。

 なお、1行目に take it easy on the bill というセリフがあるが、take it easy と take it easy on ~ は意味が少し違うので注意が必要である。

 take it easy は「のんびり構える」「リラックスする」だが、take it easy on ~ は「手加減する」「大目に見る」である。

 

 

5.★

My girlfriend texted me saying, “What does IDK stand for?” I texted back, “I don’t know”, and she replied, “OMG, no one does!”

ガールフレンドが僕にメールを送ってきて「IDK ってどういう意味?」とたずねた。僕は「知らない」と返信した。すると、彼女からまたメールが届いた。「まあ、なんてことかしら。誰も意味を知らないわ!」

 

 

 IDK は I don’t know. (知らない、わからない)の略であり、彼はその意味を教えるつもりで彼女に「知らない」と返信したのだが、彼女は彼が IDK の意味を知らないと勘違いしたわけである。

 複数の人間に彼女は同じ質問をしてみたが、誰もが「知らない」と答えるので驚いているのだろう。

 驚きや失望などを表わすOMG は、英語圏では非常にポピュラーな略語であり、意味は Oh, my God! 「なんてこった」である。

 この OMG は話し言葉として使われることもあり、その場合は「オウ・エム・ジー」と発音する。

 

 

6.★★

My father is against prayer in public schools, even before math test.

僕の父は公立学校での祈りに反対している。算数のテストの前でさえも。

 

 

 

 

 キリスト教の国では、学校給食の前などに神に感謝の祈りを捧げさせることも多いようだが、そういうことは生徒一人ひとりの自主性に任せるべきだということだろう。

 なお、算数のテストの前には、「難しい問題が出ませんように」と神に祈る生徒は多いかもしれない。

 

 

7.★★

The trouble with being a good sport is that you have to lose to prove it.

負けても潔(いさぎよ)い人間であることの困った点は、それを証明するために負けなくてはいけないことだ。

 

 

 a good sport とは、ゲームや競技などで負けても腹を立てたり不機嫌になったりしない人のことであり、そうでない人間は a bad sport や a poor sport と呼ばれる。

 a bad sport は「負けず嫌い」と訳せそうだが、ところでこの「負けず嫌い」という日本語は「負けないことが嫌いである」という意味になりそうであり、負けることが好き、という妙な語感を持っている。

 そこで、「ど真ん中」や「ど派手」の「ど」と同じように、ものごとを強調するときに使われる接頭語である「図」を、「負けず嫌い」の「ず」の部分に置いて「負け図嫌い」としてみたらどうだろうか。

 つまり、「図抜けている」や「図太い」と同じく、「図嫌い」は「とても嫌いである」という意味だと考えることもできるが、やはりこれも何やらヘンな日本語ではある。

 

 

8.★

What’s the difference between roast beef and pea soup?

Anyone can roast beef.

ロースト・ビーフと豆のスープの違いは?

誰でもビーフ(牛肉)をロースト(あぶり焼き)することはできる。

 

 

 ビーフをローストすることはできるが、スープをピーすることはできない、という意味であり、このジョークには But no one can pee soup. という文章が隠されている。

 つまり「スープの小便をすることはできない」というのがオチであり、同音異義語を使った、これは単なる play on words (言葉遊び)である。

 

 

9.★★

Two fish in a tank. One said to the other. “Do you know how to drive one of these things?”

タンクの中に2匹の魚。1匹が片方に言った。「こういうのって、どうやって運転するのか知ってる?」

 

 

 

 

 最初のTwo fish in a tank. という文を読めば、おそらくほとんどの人がタンク(水槽)の中にいる2匹の魚を思い浮かべるが、実はこのタンクは水槽ではなく「戦車」だったというオチである。

 戦車の中に魚がいるはずはないが、いうなればこれも単なるダジャレもしくは言葉遊びである。

 

 

10.★★

What is a frog’s view on life?

Time’s fun when you’re having flies.

カエルは自分の生活をどのように見ているのか。

ハエを食べているときは楽しい。

 

 

 英語圏にはTime flies when you’re having fun.「楽しいことをしている時間は飛ぶように過ぎ去っていく」という、誰でも知っている決まり文句があり、このジョークは、これをもじった単なる地口(じぐち)である。

 

 

11.★★

What happened when the zoologist tried to cross a lion and a giant panda?

He had to get a new giant panda.

動物学者がライオンとパンダを交配しようと試みた結果は?

彼は新しいパンダを入手しなければならなくなった。

 

 

 ここでの cross は、新種の動物や植物などを作るために「かけ合わせる」という意味であり、ライオンとパンダをかけ合わせようとしたところ、ライオンがパンダを食べてしまった、というわけである。

 

 

12.★★★

A man was driving down a country lane when out into the road strayed a rooster. Whack! The rooster disappeared under the car in a cloud of feathers. Shaken, the man pulled over at the farmhouse and rang the doorbell. A farmer appeared. The man somewhat nervously said, “I think I killed your rooster. Please allow me to replace him.”

“Suit yourself,” the farmer replied, “the hens are around the back.”

男が田舎の道に車を走らせていたとき、1羽の雄鶏(おんどり)が道の上に飛び出してきた。グシャッという音がして、雄鶏はたくさんの羽を巻き上げながら車の下に消えた。動転した男は、農家の前に車を停め、玄関の呼び鈴を押した。農夫が中から出てきたので、彼はいくらか緊張気味に言った。「あなたの雄鶏をひき殺してしまったようです。どうか、この埋め合わせをさせてください」。すると農夫は応えた。「好きにしなせえ。雌鶏(めんどり)たちなら裏のほうにいるから」

 

 

 

 

 雄鶏とは養鶏場で雌鶏たちに種を付けさせるために飼われているニワトリである、というトリビア的な予備知識がないと、このジョークはわかりにくいと思う。

 農夫は、この男が雄鶏の仕事をしてくれると勘違いしたわけである。

 もちろん、人間がニワトリに種を付けるとは実に非現実的で馬鹿げた話だが、本来ジョークというのは、あり得ないシチュエーションを基にしているケースが多く、単に笑わせることを目的に作られているのだから、堅苦しい理屈は抜きにして、そのジョークが面白いと思えば笑えばいいだけのことだろう。

 

 

13.★★★

A woman saw a man playing chess with a Labrador. “What a clever dog!” she said. “Not really,” replied the man, “I’m beating him by four games to two.”

婦人は、男がラブラドール犬とチェスをしているのを見かけた。「なんて利口な犬かしら!」と婦人が言うと、男は応えた。「そうでもないよ。これまでのところ、4対2で俺のほうが勝っているからね」

 

 

 

 

 この男は、犬を相手にチェスを6回やって、そのうちの2回は犬に負けているわけである。

 

 

14.★★

Real friends are the ones who survive transitions between address books.

アドレス帳が何回か替わっても、その中にまだ残っているのが本当の友達である。

 

 たしかに、新しい住所録を買って、古いものから人物をピックアップして書き写すときは、疎遠になっている人は除外するのが常である。

 

 

15.★

“A friend like you is hard to find.”

“I know. There are so many bars I could be in.”

「お前のような友達を見つけるのは難しいよ」

「わかってるよ。俺が居そうな飲み屋はたくさんあるからな」

 

 

 最初の A friend like you is hard to find. は、「君のような素晴らしい友人を見つけるのは難しい」という意味の決まり文句だが、ここでは、お前がどこにいるのかを探すのは難しい、という意味で使われている。

 

 

16.★

Four-third of all my relatives don’t understand fractions.

僕の親戚縁者たちのうちの3分の4は分数を理解していない。

 

 

 

 

 本当は4分の3と言いたかったのだろうが、実はこの話者も分数をまったく理解していないわけである。

 ちなみに、「4分の3」は英語で three-fourth または three fourthと言い、「3分の1」なら one-third 、one third 、「5分の2」なら two-fifth 、two fifth である。

 

 

17.★★

Young man: “Is this seat empty?”

Young woman: “Yes, and this one will be if you sit down.”

若い男 「この席、空いてる?」

若い女性 「空いてるわ。それから、あなたがそこに座るなら、ここも空くわ」

 

 

 男が女性の隣りに座ろうとしたのだが、女性は、あなたがそこに座るなら私は他の席へ移るわと言っており、どうやらこの男は嫌われたようである。

 ナンパに失敗した情景のようであり、ちょっとペーソスを感じさせるジョークである。

 

 

18.★★

Young man: “Why won’t you marry me? Is there someone else?”

Young woman: “There must be.”

若い男 「どうして僕と結婚してくれないんだい? 他に誰かいるの?」

若い女性 「いるはずだわ」

 

 今は他に誰もいないが、そのうちにあなたよりマシな人と出会えるはずだ、という意味である。

 

 

19.★★

I remember the very words I said to my girlfriend on the day we became engaged.

“I thought you were on the goddamn pill!”

僕は、彼女と結婚の約束を交わした日に自分が言った言葉をはっきりと覚えている。

「ピルを飲んでいるはずだと思ってたよ!」

 

 1行目を読むと、何やらロマンチックで素敵な言葉を彼女に言ったのだろうと予想してしまうが、実はそうではなく、彼女が避妊薬を飲んでいなかったことに驚いているわけである。

 薬を飲んでいなかったので赤ちゃんができてしまい、仕方なく彼は彼女と結婚することにしたのだろう。

 アメリカやヨーロッパの国々では、50年も前から経口避妊薬は薬局の店頭で売られているらしいが、日本では、旧厚生省や今の厚労省がかたくなに自由化を拒んできた。

 その理由は、役人と産科の医師会との癒着にある、という噂が以前から絶えず、つまり、日本では簡単に妊娠中絶ができて、その手術は産科医の大きな収入源になっており、ピルを自由化すれば産科医たちは大きな打撃を受けることになるので、医師たちは厚生省の役人を密かに抱き込んで、女性たちが自由にピルを買えないようにしてきた、という構図のようである。

 

 

20.★★

Did you hear about the hotel that served a special honeymoon salad?

Lettuce alone without dressing.

新婚カップル向けの特製サラダを出すホテルがあるそうだ。

レタスだけでドレッシングもなし。

 

 

 

 

 これは言葉遊びのジョークである。

 Lettuce alone とは Let us alone のことであり、「私たちに構わないでほしい」、あるいは「そっとしておいて」という意味になり、without dressing は「服を着ていない」や「全裸」のことである。

 新婚さんは部屋にこもって裸で何かをすることが多いので、邪魔はされたくないはずである。

 

 

21.★★★

“Hey, does your husband snore in his sleep?”

“I don’t know. We’ve only been married three days.”

「ねえ、あなたの旦那さんは、寝ているときにイビキをかくの?」

「わからないわ。私たち、結婚してからまだ3日しか経っていないから」

 

 

 この新婚女性とその旦那さんは、3日前に結婚してから今日まで、夜は一睡もしていないようである。

 一睡もしないでいったい何をしていたのか、それは言うまでもないと思うが。

 

 

22.★★★

Wife: “Will you love me when I’m old and ugly?”

Husband: “Darling, of course I do.”

妻 「私が老け込んで醜くなっても、私を愛してくれる?」

夫 「ダーリン、もちろん愛しているよ」

 

 

 妻の問いかけは、将来に関することなので Will you で始まっていて、当然ながら夫は of course I will と答えるべきところだが、of course I do と現在形になっており、その意外さが面白い。

 つまり、妻はすでに老け込んで醜くなっているわけである。

 

 

23.★★

A gentleman had called room service. The bellboy asked after setting out an elaborate dinner for two, “Will there be anything else, sir”

“No, thank you,” the gentleman replied. “That will be all.”

As the young man turned to leave, he noticed a beautiful satin negligee on the bed.

“Anything for your wife?” he asked.

“Yeah, that’s a good idea,” the guy said. “Please bring up a postcard.”

紳士がルームサービスを頼んだ。ホテルのボーイは二人分の夕食の準備を整えたあと、「他に何かお持ちするものはございますか?」とたずねた。

紳士は「いや、これで充分だ」と答えた。

ボーイが部屋を出ていこうとしたとき、彼はベッドの上に美しいサテンのネグリジェが置いてあるのに気付いた。

「奥様のために何かお持ちしなくてよろしいですか?」と彼は聞いた。

「それはいい考えだな」と紳士は言った。「ハガキを1枚、持ってきてくれないか」

 

 

 サテンのネグリジェの主は、紳士の奥さんではなく別の女性だったわけである。

 彼は、家に居る奥さんにハガキを書き、自分の単身出張の様子などを知らせようとしているのだろう。

 

 

24.★★

Kate: “I don’t look thirty eight, do I?”

Jill: “No, but I bet you did when you were.”

ケイト 「私って、38歳には見えないでしょ?」

ジル 「見えないわ。でも、当時はそう見えていたはずよ」

 

 

 ジルの言葉をわかりやすく説明すれば、今のあなたは38歳には見えないが、あなたが38歳だった頃は38歳に見えていたはずだ、ということである。

 ケイトは、自分では38歳より若く見えるつもりでいるのだろうが、ジルの眼には、ケイトは38歳よりずっと老けて見えるのである。

 

 

25.★

If a man said “You look terrific” in a boutique, that really means “Oh, God, please don’t try on one more outfit. I’m starving.”

ブティックの中で男が「君、とても素敵だよ」と言ったら、その本当の意味は、「ああ、頼むから、もう別の服を試着するのはやめてくれ。お腹がペコペコなんだ」である。

 

 

 女性が服を買うのに付き合ったことのある男性であれば、このジョークが言わんとしていることは理解できると思う。

 ただ、こういうジョークはたいして面白いとは思えない。

 

 

26.★★

You never have to wait for a dog. They’re ready to go twenty-four hours a day.

犬に待たされることはない。犬たちは一日24時間、いつでも出かける準備ができている。

 

 

 ワンちゃんというのは、散歩などで外に連れて行ってもらえる時がいちばん楽しいはずである。

 

 

27.★★

Old man: “I think I’m getting senile. I keep forgetting to zip up.”

Doctor: “That’s not senility. Senility is when you forget to zip down.”

老人 「歳を取ってボケが始まったような気がします。いつもズボンのチャックを閉め忘れてしまうんです」

医師 「それはボケではありませんね。ボケというのは、チャックを開け忘れることです」

 

 

 用を足すときにズボンのチャックを開け忘れるようになったら、これはけっこう悲しい図である。

 

 

28.★★★

When I was a kid I could toast marshmallows over my birthday candles. Now I could roast a turkey.

私が子供の頃は、バースデー・ケーキのロウソクでマシュマロを焼いたものだが、今は七面鳥を丸焼きにすることができる。

 

 

 

 

 今はすっかり歳を取ってしまい、ケーキの上にはたくさんのロウソクが並んでいる、という意味である。

 七面鳥を丸焼きにできる、という大げさなたとえが笑わせる。

 

 

29.★★

My grandfather keeps a record of everything he eats. It’s called a tie.

私の祖父は、自分が食べたものの記録を残す。ネクタイの上に。

 

 

 お爺ちゃんが外へ出かけると、レストランで食べた料理の痕跡をネクタイの表面に残して帰ってくる、というような意味である。

 小さな子供も、食べ物で服を汚してしまったりするが、人間は歳を取ると子供に戻る、ということかもしれない。

 

 

30.★★

My wife says we don’t spend enough time together, so I moved my computer into the kitchen.

私たち夫婦は一緒に過ごす時間が少ないと妻が言うので、私は自分のコンピュータを台所へ移した。

 

 

 いつもコンピュータの前に座ってばかりいて、夫婦の会話が少ないことを奥さんに責められた夫は、コンピュータを台所へ持ち込み、一緒に過ごす時間を増やそうとしたようだが、それでもやはり彼は、コンピュータの前から離れることはなさそうである。

 

 

31.★★★

I love Amazon. I sold my homing pigeon five times last month.

アマゾンは実に素晴らしいね。僕は先月、1羽の帰巣ハトを5回も売ったよ。

 

 

 

 

 アマゾンで誰かにハトを売るたびに、そのハトは、すぐにまた自分の元へ戻ってくる、という意味である。

 ちなみに、ネットで調べてみたところ、アメリカのアマゾンでは実際に生きたハトが通販で売られており、値段は数百円からいろいろあるようだ。

 このジョークでの Amazon は、もちろんネット通販の最大手アマゾンのことであり、南米にあるアマゾン川ではないが、それは定冠詞の the が付いていないことでわかる。

 つまり、英語でアマゾン川は the Amazon と言う。

 

 

32.★★

My girlfriend has left me because I believe everything I read on the Internet. I’ll be fine, though, because apparently there are many sex-starved beautiful girls living in my town.

僕の恋人は、僕がネット上で読んだことをなんでも信じ込んでしまうので、僕と別れた。でも、いいさ。間違いなく僕の町には、セックスに餓えたきれいな女の子がたくさん住んでいるから。

 

 

 この男は、自分の周辺にはセックスに餓えた美人がたくさん住んでいるという話を、詐欺を目的にした出会い系サイトの広告か何かで読み、それを鵜呑みにしているのだろう。

 

 

33.★

What’s better than a rose on your piano?

Tulips on your organ.

ピアノの上のバラより素敵なものは?

オルガンの上のチューリップ。

 

 

 シモネタである。

 2行目にあるオルガンは sex organ 「生殖器」のことであり、ここでは「おチンチン」を意味している。

 そして tulips は two lips 「2つの唇」の言い換えであり、「女性の口」である。

 つまり Tulips on your organ. とは、女性におチンチンをくわえてもらっている状態である。

 

 

34.★★

What are the three biggest tragedies in a man’s life?

Life sucks, job sucks, wife doesn’t.

男の人生における三大悲劇とは?

毎日が最低で、仕事も最低で、妻はナニをしてくれない。

 

 

 

 

 これもシモネタだが、suck (サック)という動詞に2つの意味を持たせている後半の英文を日本語に翻訳することは、おそらく不可能だろう。

 Life sucks. とは「人生は最低だ」というようなニュアンスであり、suck は「実にくだらない」という含みでアメリカ人がよく使う。

 たとえば、This movie sucks. は「この映画はひどすぎる」である。

 そして、suck には「しゃぶる」という別の意味があり、2行目の英文の最後にある wife doesn’t は、wife doesn’t suck を省略したもので、つまり奥さんがチンチンをしゃぶってくれない、という意味である。

 

 

35.★★

How can you tell which is the head nurse?

The one with the dirty knees.

ヘッド・ナース(看護婦長)を見分ける方法は?

膝(ひざ)が汚れている。

 

 

 これもシモネタである。

 ヘッド・ナースは看護師たちの長だが、ヘッドに別の意味を持たせており、英語の head には「オーラル・セックス」の含みもある。

 つまり、「フェ○チオ」や「クンニ○ングス」のことである。

 したがって、head nurse は「おフェラ看護師」という意味にもなり、膝の部分が汚れているのは、その行為をするときに跪(ひざまず)くことが多いからである。

 

 

36.★★★

When an old man was sitting in the kitchen, his wife came in flinging open her robe and yelled, “Super pussy!”

The old man said, “I’ll have the soup.”

老人が台所の中で座っていたとき、彼の妻が、バスローブの前をはだけながら入ってきて叫んだ。「スーパー・プッシー(極上のオマ○コ)よ!」

すると老人は言った。「スープをもらおうか」

 

 

 年老いた夫は、the soup をもらおうと言っているので、 Super pussy という言葉を soup or pussy 「スープ、それともプッシー」と聞き間違えたことがわかる。

 英語や英会話を学んでおられる方のために、このジョークについて少し詳しく説明しておいたほうがいいかもしれない。

 最後のセリフにある soup に定冠詞の the が付いているということは、漠然とスープ一般を指しているのではなく、ある特定のスープを意味していると考えるべきであり、ここでの the soup とは、妻が言った「そのスープ」のことである。

 しかし、彼女は soup とは言っていない。

 そうなると、老人は妻の言葉を聞き間違えたわけであり、Super pussy! を Soup or pussy! だと勘違いしたのだという推測が成り立つ。

 そして、この推測を原文に当てはめてみれば、1本の英文ジョークとして意味の通じる文章になるので、以上の解釈は正しいということになる。

 

 

37.★

Punctuation is the difference between “Helping your uncle, Jack, off his horse” and “Helping your uncle jack off his horse”.

句読記号を付けることで、次の2つの文に違いが生じる。「君のジャック叔父さんが自分の馬から降りるのを手伝う」、そして「君の叔父さんが自分の馬に射精させるのを手伝う」

 

 

 jack off は「セ○ズリをかく」や「(男が)オナニーをする」という意味の下品なスラングで、アメリカ映画などでときどき耳にするが、日本人が英語を話すときは、こういう種類の言葉は使わないほうが無難であり、単に意味を知っておくだけでいいと思う。

 

 

38.★★

Boy: “You messed up my childhood!”

Father: “How could I!? I wasn’t even there!”

少年 「あんたは僕の子供時代をめちゃくちゃにした」

父親 「どうしてそんなことができる? 俺はその頃、家に居なかったんだから」

 

 

 小さい頃に父親が家に居なかったことで、この少年は色々つらい思いをしたのだろう。

 私が中学3年生のとき、同じクラスにS君という無口で控えめな少年がいた。

 彼は学年でトップ5に入る優等生だったが、彼の父親が借金を残して蒸発してしまい、S君は母親を助けるため、高校進学をあきらめて製麺会社に就職した。

 人から伝え聞いた話では、その15年後に彼は30歳で司法試験に合格し、弁護士事務所に就職して6年ほど修業したあと、独立して自分の法律事務所を開いた。

 このジョークを読んだとき、S君の思い出が次々によみがえってきた。

 お母さんに楽をさせたくて、彼は逆境に負けずに頑張ったのだ、という話も聞いた。

 

 

39.★★

Mother: “Every time you’re naughty I get another gray hair.”

Son: “Gee, Mom, you must have been a terror when you were young. Just look at Grandma.”

母親 「お前が言うことを聞かないで私を困らせるたびに、私は白髪(しらが)が1本ずつ増えていくわ」

息子 「へえ、そうなの。じゃあママは、相当ひどい子供だったんだね。お婆ちゃんを見てごらんよ」

 

 

 お婆ちゃんは頭が真っ白であり、その原因はママが子供の頃に困らせ続けたからだ、と息子は思ったようである。

 日本では、髪が「白くなる」と言うが、英語では gray (グレイ)、つまり灰色である。

 ネットで調べてみたところ、ストレスも白髪を発生させる原因のひとつであるのは事実のようで、ホルモンのバランスが崩れて色素の生成が妨げられるかららしい。

 

 

40.★

Why does the French flag have Velcro?

So the blue and red sections can be easily removed in times of war.

フランスの国旗には、なぜマジック・テープが使われているのか?

他の国と戦争になったとき、青と赤の部分を簡単に取り外すことができるから。

 

 

 

 

 フランスの三色旗から青い部分と赤い部分を取り外すと白い旗になり、戦闘の際には降伏の意思を示す白旗として使うことができる。

 つまり、フランスの軍隊はすぐに降伏する、という意味のようである。

 

 

41.★★

How can you recognize a French veteran?

Sunburned armpits.

フランス軍の元軍人を見分ける方法は?

腋(わき)の下が陽に焼けている。

 

 

 

 

 腋の下が陽に焼けるためには、上半身が裸で両腕を上げ続けたり、何かにぶら下がったりする必要がありそうで、このジョークは非常にわかりづらいが、私なりの解釈は次の通りである。

 おそらく、腋の下が陽に焼けるというのは、フランス兵はすぐに敵に降伏して両手を上げてしまうということを、ユーモラスに、あるいは象徴的に表現しているだけで、こまかい状況について深く考える必要はないと思う。

 つまり、フランス軍の弱さや意気地のなさを、英米の人々がからかっているのだろう。

 そして、おそらくこのジョークは、かなり古いものだと思う。

 古いといっても、今から76年前の、ヒトラーのナチス・ドイツによるフランス侵攻の頃である。

 1940年の6月に、ドイツ軍はフランスのパリに無血入城し、やがてフランス北部全域を占領下に収めた。

 南部にはフランス政府があったが、その政権も、ドイツ軍の支配下に置かれていた。

 当時、ナチス・ドイツへの徹底抗戦しか考えていなかったイギリスやその他の国々にとって、このようなフランスの状況は非常に歯がゆいものだったと想像できる。

 そして、フランス軍のだらしなさを揶揄(やゆ)するジョークが、この頃に生まれたのだろう。

 

 

 

 さて、以上で今回のジョークの解説は終わる。

 英語の専門家ではない私の講釈がすべて正しいかどうか、それはわからないが、どの説明も一応つじつまが合っているようなので、たぶん間違っていないと思う。

 ここから先は、余談である。

 

 

 

 

 二十代の初めの頃だったと思うが、名画座で『パリは燃えているか』という映画を観た。

 けっこう感動させられたことを憶えている。

 1944年8月の連合国軍や自由フランス軍などによる「パリ解放」を描いた、これはオールスター・キャストの大作である。

 欧米のトップ・スターたちが大挙出演していて、当時日本でも絶大な人気を誇っていたフランスのアランドロンやジャン・ポール・ベルモンド、そしてイヴ・モンタンなどが、この映画の中では英語でセリフを喋っていたように記憶している。

 

 

 歴史に名高い1944年6月6日のノルマンディー上陸作戦以降、200万を超える連合国軍の将兵がフランスに侵攻し、フランスのドイツ軍は次第に追い詰められていた。

 ヒトラーは、コッティッツ大将という人物をパリ防衛軍の最高司令官に任命し、もしもパリから退却せざるを得なくなったときは、パリを廃墟にせよと命じた。

 パリの陥落は、ドイツ軍の劣勢を世界に示すことになって、ドイツ第三帝国の威厳を損ねるとヒトラーは考えていたようである。

 電話や、「総統指令」と呼ばれる文書などで、何度かヒトラーはコルティッツに、爆薬や空爆や、V型ロケットなど、あらゆる手段を使ってパリを破壊し尽くせと命令している。

 

 

 

 

 ナチスの将校にとって独裁者ヒトラーの命令に背くことは、死刑を意味する。

 しかし、コルティッツは悩む。

 貴族の家系の出身であるこの軍人は、無名の兵卒から成り上がったヒトラーとは違って、芸術や美術を愛し、深く理解していた。

 世界の宝であり、人類全体の歴史的な遺産でもある美しいパリの街を、彼は廃墟にしたくなかったのである。

 

 

 

 

 パリを救うため、コルティッツはいろいろと策を練り、密かに連合国側の将校たちとも連絡を取り合う。

 そして、ついに解放軍がパリに迫ってきたとき、彼はパリを捨てて退却する替わりに、解放軍を待ち受けて降伏し、捕虜になるのである。

 こうしてパリの街は破壊からまぬがれ、コルティッツはのちに、パリを救った英雄としてフランス国民から感謝される。

 映画のタイトルである「パリは燃えているか?」とは、ベルリンの総司令部で、パリに連合国軍が侵攻したことを知ったヒトラーが言った言葉だということになっているが、真偽のほどは不明である。

 なお、パリ解放にまつわるこの美談にはいくつか異説もあることがネット上に紹介されているが、少なくとも私が知っているコルティッツ大将の話は、以上の通りである。

 

 

 

 

 

AD
いいね!した人  |  コメント(1)  |  リブログ(0)

AD

Ameba人気のブログ

Amebaトピックス

      ランキング

      • 総合
      • 新登場
      • 急上昇
      • トレンド

      ブログをはじめる

      たくさんの芸能人・有名人が
      書いているAmebaブログを
      無料で簡単にはじめることができます。

      公式トップブロガーへ応募

      多くの方にご紹介したいブログを
      執筆する方を「公式トップブロガー」
      として認定しております。

      芸能人・有名人ブログを開設

      Amebaブログでは、芸能人・有名人ブログを
      ご希望される著名人の方/事務所様を
      随時募集しております。