かまってちゃんは昼夜をわかたずライ~ンで攻めてくる | 行列のできないブログ( 本当は、行列の途切れないブログ )

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2011年9月に「家庭菜園ブログ」としてスタートしましたが、いつのまにか道を踏み外してブレまくり、野菜作りとは何の関係もないことばかり書くようになりました。なお、このブログには農薬と化学肥料は使用しておりませんので、安心してお読みください。


かまってちゃんはめんどくさい?可愛い? ブログネタ:かまってちゃんはめんどくさい?可愛い? 参加中



 ブログネタの一覧をのぞいてみたら、「かまってちゃんはめんどうくさい?可愛い?」というのがあった。
 私は「かまってちゃん」という言葉を初めて聞いたが、要するに、かまって欲しがる人のことだろう。
 ただ、この乾いた浮き世に生きる人間であれば、誰でも多かれ少なかれ「かまってちゃん」の傾向を持っているのではなかろうか。
 たとえば私を含めて、ブログを書く人間というのは基本的に「読んでちゃん」かもしれないし、アメブロの世界を見渡せば、「ペタしてちゃん」や「コメくれちゃん」も多い気がする。


 ブログとは関係がないが、私の友人の下で働く25歳の青年W君は、ちょっと度を越した「かまってちゃん」に悩まされているようである。
 先日の夕刻、彼とお茶を飲みながら他愛もない世間話をしていたとき、彼のスマホに LINE の着信があって、彼はそれを開くなり、うんざりしたように「やっぱり・・・」と言った。
 聞くところによれば、半月ほど前に得意先の会社へ出向いた折り、担当のアラサーの女性と連絡用に LINE のIDを交換したのだが、それ以来彼女は、早朝や深夜を問わず毎日3回から5回ほど、メッセージや画像やスタンプを送ってくるようになったらしい。
 土曜や日曜には10回を越えることもあるとのことだった。


 しかもそのメッセージというのが、まったくどうでいいような内容であるらしく、いわく「今日の私の朝食はクロワッサンとミルクティーだよ」とか、画像付きで「さっきコンビニでこれ買ってきた。おいしそうでしょ?」だのと、とにかく彼には何の興味も関心もないことばかりのようだった。


 それを聞いて私は、ちょっと気の利いた振りをして「それって単に、彼女は君とのラインを、つまり、きずなを求めているんじゃないの?」みたいなことを言ってみたが、彼には大学の頃から付き合っている女性がいるので、この担当女性とのきずなは特に必要ではないらしかった。
 仕事の絡みもあるので、彼女からの LINE をシカトするわけにもいかず、ましてIDを削除することもできないので、彼はけっこうウンザリしているようである。


 何かいい知恵はありませんかと彼は私に聞いたが、ビジネス上の2人の力関係や、彼女から送られてくるメッセージに対して彼がどんな対応をしているのかなど、けっこう微妙な問題を含んでいるだろうから、私としては何も名案のようなものは浮かばなかった。
 LINE は便利なツールなので、私もほとんど毎日のように利用している。
 しかし、さすがに六十歳近いオッサンを悩ませる「かまってちゃん」はいない。
 むしろ、そんな女性がいたら可愛いなと思ってしまうかもしれない。






 Eメールと違って、LINE で送られてくるメッセージは個人的な内容が多いので、私はなるべく早く開くようにしているが、LINE を使い始めた頃、車を運転している時に着信を受けたことが何度かあって、そのたびに信号待ちで素早く開いて読んでいたものの、そのあとしばらく返信ができないので、いわゆる「既読スルー」の状態になっていた。
 そこで私は、運転中の着信に対しては、以下のようなオリジナルの「画像スタンプ」をこしらえて、これで対応するようになった。





 昼のランチタイムに着信があることも多く、LINE のやり取りはしばらく続くこともあって、食事が中断されるケースも多いので、次のような画像スタンプも作った。
 ただ、これを使ったことはまだない。





 ともあれ、すでにスマホ全盛の時代が訪れているのかもしれず、自分のアメブロのアクセス解析を見ても、すべてのアクセスのうちの7割から8割はスマホからのものである。
 下の写真は私のブログのアクセス解析欄だが、たとえば昨日のアクセス数10,868のうちの8,434はスマホである。
 おそらくどなたのブログも、スマホからのアクセスが占める割合は似たようなものだろう。





 スマホを使っている人のうちの8割が LINE を利用しているそうなので、「かまってちゃん」や「困ったちゃん」は今後ますます増殖していくかもしれない。
 なにしろスマホはパソコンと違って、どこにいても簡単に操作できるし、LINE は気軽にメッセージや画像などを送信できる優れたツールである。
 この2つが合体していれば、用もないのに、あるいは深い意味もなく、誰彼かまわず何かを送り付けたがる人がいても不思議ではない気もする。
 結局のところ、「かまってちゃん」はハイテク時代の副産物かもしれず、あまり深刻に受け止める必要はないのかもしれない。
 以上が、「かまってちゃん」に悩まされたことのないオッサンの、気楽な雑感である。