あぁ甲斐犬に涙あり 56 | 播磨の甲斐遊記

播磨の甲斐遊記

 播磨の山間部で甲斐犬とともに自然を満喫しています。家族と楽しく梨栽培など色々なことを無理なく負担なく行っています。こんな環境に感謝しつつ、これからの歩みを遊記として綴っていきたいと思います。

「もとめとモンド」


虎簣和から出陳した犬は

記しております通り

未成犬・牡の部にもとめ

総合優良犬・牡の部にモンド


結果から申しますと

もとめは5席入賞 モンドは優良犬賞

で ありました


そんな結果の所感 感想は後にして

まずは もとめ 気性面の心配があり

これまで出来る限りのことはで

自分なりに考え尽力をして参りました


しかしながら 自分自身に納得のいく

結果に効果がでないままの出陳

「なんとかなるさ」後は自分次第 

そう覚悟を決めてリングへ


予備リングでは もとめに寄り添い

少しでも落ち着かせるように

もとめの普段の美しい立ち姿を

思い浮かべ祈りながら 暫しの黙想
 


よしよし 大丈夫大丈夫
と 常に声をかけ 身体に触れながら

私自身の平常心
 


そして本リングに入ると

尾を下げ なかなか上がらない

近くで響く スピーカーからの声に反応する
 

 

声を掛け 尾を触って刺激して

頑張れ頑張れと励ましていく


さぁ上がったよ!恥ずかしながらも

一瞬でも上げた姿を見て下さい

そう審査員に猛アピール
 


もとめの持っている良さはある

そこを私の力不足で発揮させてやれないのは

誠に申し訳がない

 


そう思った瞬間 もうこうなったら

やぶれかぶれだ!そんな気持ちがわき

リング内を歩かす手法

歩けば尾を上げるもとめ


審査員も苦笑いで・・・・・

背後から作出者の城南犬舎様からの

目線も感じ もう申し訳ない気持ちで一杯


午後からどうなるか

分からないけれど 一か八か棄権はしない

そしたら 充分とは言えないが

尾を上げはじめ 立ち始めた
 

よしよし もとめ

さぁ審査員 どうかどうか見て下さい


審査員の動きを見ながら 猛アピール

一陣で前へ呼ばれることは無かったが

二陣で呼ばれて やれやれ

 


暫定席に呼ばれて着いて

半分より上に行けたから良いや!

そう思って頭から数えてみたら

1.2.3.4.5 今のままなら5席


うそぉ~ 立ち込み 尾ばかりに

気を取られていて まさか入賞圏内とは

 

ならばこの位置だけは死守せねば

要所要所で 休憩をさせ

気持ちを維持させていく


そして入れ替わり 動くことなく

5席で決定 本当にやれやれ

全てにおいて有難う御座いました

 


入賞用の写真撮影

ようやく実感が湧き 嬉しさと言うより

ホッと感が出た

 


もとめ本当にお疲れさん

今回一番のベストショット

 


かたや勝負のモンド
 

立つのは立つがフラフラする

駄目だ駄目だ 内心思いながら

何度も声を掛け立て直しを図るが

好転せず


審査員もじっくりモンドを見て下さり

嬉しさも感じ 余裕はあったが結果は結果

 


 

でも悔しいとか残念だとか

そんな感情は一切 ありませんでした

何故かは また改めて記したい


それは立派な原因があるからです

私は幸せを感じています


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