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<登紀子の「土の日」ライブ>Vol.48「超女優論Ⅱ」ゲスト:渡辺えりさん

 

 
8月11日(木)20時配信!
登紀子の「土の日」ライブVol.48
「超女優論II」
ゲスト:渡辺えりさん

 

8月11日(日)の登紀子の「土の日」ライブVol.48は、「超女優論Ⅱ」と題して、渡辺えりさんに「土の日」2回目の出演をいただきます。7月11日のVol.47 では、原田美枝子さんに映画女優としての女優論を語っていただきましたが、今回はえりさんに演劇という視点から熱く語っていただきました。
2020年の9月に始まった「土の日」も48回目!!。今回が4年目の最後の回となります。
本当にたくさんの素敵なゲストの皆さんにご出演いただき、続けてこられたこと本当に感謝です。

渡辺えりさんに前回出演いただいたのが、2021年6月11日のVol.10でした。その時は、歌手としてのえりさんにフォーカスさせていただきましたが、今回は女優論です。
どんな話が飛び出すのか。ぜひ楽しみにしていて下さい。

8月11日(日)20:00!! プレミア公開です。
 

<渡辺えりさんも出演されるイベントのお知らせ>
日本訳詩家教会コンサート2024 in Tokyo

9月16日(月・祝)銀座ブロッサム
開場15:30 開演16:00
詳細は以下ページよりご確認ください。
https://www.tokiko.com/concertinfo/view/971

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渡辺えり プロフィール
1955年1月5日生まれ 山形県出身
「オフィス3◯◯」主宰。『ゲゲゲのげ 逢魔が時に揺れるブランコ』で岸田國士戯曲賞、
『瞼の女 まだ見ぬ海からの手紙』で紀伊國屋演劇賞を受賞。演劇界のボーダーレスを切り開いた一人である。枠組みに捉われない自由な表現を求めて演劇プロデュースをしている。俳優としても『おしん』や『あまちゃん』をはじめ多くのドラマに出演し、映画『Shall We ダンス?』では日本アカデミー賞最優秀助演女優賞受賞。他多数の受賞歴を持つ。
また、歌手としても活躍。オリジナルの訳詞でシャンソンやタンゴのコンサートを開催。訳詞提供なども行う。
2024年10月江戸糸あやつり人形結城座にて新作『渡辺えり版 星の王子さま』の演出を控える。2025年1月渡辺えり古稀記念連続公演『鯨よ!私の手に乗れ』『りぼん』演出・出演。主な著書『天使猫/月にぬれた手』『光る時間/月夜の道化師』『ゲゲゲのげ/瞼の女』など。

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#渡辺えり
#女優論
#演劇

<TOKIKO NOW>『今週末8月11日は土の日ライブ、ゲストは渡辺えりさんです。』

今週末8月11日は土の日ライブ、
ゲストは渡辺えりさんです。

 2020年の9月からスタートした登紀子の「土の日」ライブ、4年目のラストの回になります。渡辺えりさんにはスタートからすぐに一度ご出演いただいています。何と言っても歌もお話も素晴らしくて、今回も期待してください。

 

 さて先週は、暑い中、千葉県市原の「ふる里学舎」の納涼祭、鴨川の「ら・みらどーる」でのライブと続きました。

 

「ら・みらどーる」のライブにはタブレット純さんがゲストに来てくださり、2人のデュエットで、新曲も初披露。



 

 今週金曜日の軽井沢・大賀ホールでのコンサートでもタブレット純さん一緒なので、歌おうかな、と思っています。

 何だか楽しくなってきました。

 暑さの中、さらに熱くなる事ばっかり続きます。

10日の土曜日は帝国ホテル大阪で「IMPERIAL JAZZ 2024」にゲスト出演。

 松崎しげるさん、ダイアモンドユカイさんも一緒なので、とっても楽しみです。

12日月曜日には、東京の帝国ホテルでの前夜祭に出演します。

 こういう日々が私の夏休みだわね。

 スインギー奥田&ザ・ブルースカイオーケストラとのリハーサルも最高で、本当に楽しみ。思いっきり遊びたいです。

 

 

夏たけなわ、皆さんも楽しんで下さい。

 

登紀子

<TOKIKO NOW>『フジロック終わって、オリンピック!』

 

 26日の夜フジロック、ピラミッドガーデンのステージを終えて東京に帰り着き、一眠りしたら、オリンピックでした。

開幕式の録画を見始めたら、あんまり長くてちょっとぐったり。それでも最後を飾ったセリーヌ・デイオンの「愛の讃歌」に痺れ、途中、セーヌ川の流れの中で歌われた「イマジン」が心に残りました。

 雨に濡れるピアノを弾き続けたピアニスト、フィナーレの頃はカメラにも雨粒が打ち付けるほどだった4時間のセレモニー。

 フランス人の執念深さとそのエネルギーに改めて驚嘆し、脱帽でした。

 

 途中、斬首されたマリー・アントワネットの首が歌う「サ・イラ」という歌は、私が脚本演出を手がけた「ピアフ物語」で、まだ子供の頃、ピアフが路上で群集の中で歌うシーンに選んだ曲でした。フランス革命の時の歌ですよね。

 

 フランス革命から235年、パリ全体を見渡すスケールで歴史を辿る手法は、なかなかのものでしたが、まあ、ちょっとそれぞれのパフォーマンスが長いので、疲れたわね!笑
 

 それにしても、26日、ちょうど私がフジロックの苗場に着いた頃、ニュースに飛び込んできたパリの高速鉄道(TGV)を完全ストップさせた放火テロには驚きました。

 何万人もの警察官をパリ市内に動員しても、その輪の外の無防備さは、逆に盲点になったということでしょうか。

 東京で三路線の新幹線を同時にストップされたことを想像すると、凍り付きます。電源を破壊する、っていうのはこんなに簡単にできてしまうのか、それが怖ろしいです。
 

 戦争の中でのオリンピックといえば、ユーゴ内戦中だった1992年のバルセロナ・オリンピックの時、オリンピック休戦が実現した歴史があります。

 今回もその論議はありましたが、実現せず、ロシア、ベラルーシは参加を拒否され、ウクライナ、イスラエルは参加しているというねじれが起こっています。パレスチナの人が参加できていたのは嬉しかったし、難民という枠で出場している選手もいることを知りました。

 たくさんの小さな独立国も、大きな国と対等に参加できていることがとっても印象深かった今回の開会式。

 最後まで平和に開催されることを祈らずにいられません。

 1972年のミュンヘン・オリンピックの時には、開催中にテロが起こってしまったことも、記憶に焼き付いているだけに、開会式直前の鉄道テロの衝撃は胸に刻まれました。

 

 そんなことを受けて迎えたフジのステージ。

 開催国フランスの「さくらんぼの実る頃」で幕を開けました。

キャンドルの明かりが美しく、しっとりとした夜更けにうっとりとはじまったライブ。弾き語りで歌った「声をあげて泣いていいですか」「1968」「時には昔の話を」が、心に沁みる夜でした。



 

 

「イマジン」「百万本のバラ」「Power to the People」で、灯してもらったスマホのライトが、広場いっぱいのバラのようで美しかった!本当にありがとう‼︎


 

 PS 男子バレーのドイツとの一戦には、心から拍手を贈りたいです。負けたのは悔しいけど、素晴らしい熱戦でした。

 これからも色々みていきたいです。頑張れ、ニッポン!

 

 PS 日曜日の夜の女子バレーの試合も、ポーランドに負けはしたけれど、素晴らし過ぎて、拍手いっぱいしました。

身長の差がある中で、実に見事な試合ぶりでした。ありがとう!