若さは世の女性が望む永遠のテーマ。
アラフォーになり、体力的に限界を感じるようになってからは、確かにいつまでも若くいたいなぁと願う気持ちが強まる一方。
でも、年齢の若さ=美しさではない。ハズ(;^_^A）。
A○○48があそこまで社会的現象になるなんて（アイドルのじゃんけんだけで番組になるってどうよ？）、若くないと相手にされない、そして『可愛い～！！』といわれることに重点を置く風潮が強すぎるロリコン社会と感じるのはワタシだけ？
先日、クアランプールの美容関係の展示会にちょっと立ち寄る機会があったんだけど、そこに参加していた白人の女性が目にとまりました。
年は恐らく40代後半から50代。決して『若い』女性ではありませんが、ほかのどんな若い女性から群をぬいてなんて美しい女性なんだろうと見とれてしまいました。
膝丈のシックなブラックドレスに、シャネルのパールネックレスを身につけ、足元は黒のバレリーナシューズ。そしてクロコのこぶりなバッグ。
腕時計 は、アンティーク調なレザーベルトの腕時計 。（これがまた知的なんだけどセクシーに見えるニクイ小物なんですよね）
シンプルだけどエレガントでクラッシーなファッションは、オトナのオンナだから似合う。経験から身についた教養や自信といった成熟した女性の雰囲気がプラスされた『美しさ』が溢れる女性だったんです。
日本では美魔女がもてはやされていましたが、中には若作りしすぎて微魔女な方もいらっしゃいました。でもさー、そんな必死こいて若作りに命かけなくたって、先述の白人女性みたいにオトナのオンナだから似合うファッションをするヒトが増えてほしいわ。
いい加減『可愛い～！』から卒業して、『美しい』、『セクシー』っていう表現が褒め言葉として自然に使えるような、価値観へと影響されれば日本社会も成熟されていくと思うんですけど。