【アイドルマスター】3A07 ~Memories are here~ | トカチP アイマス動画日記

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ニコニコでトカチPという名前でアイマス動画をうpしています。


シネ☆MAD3rdで公開されたRAP、セバスチャンP、七夕Pの作品。
思い描いていたアイドルの日常のシーンだけでぐっときて涙が溢れました。
本当に見たいものを見せられると、よく分からない感情になるというか
ほんとそんな感じでした。
ストーリー、構図、カメラ、仕草、表情、全てに手が行き届いていて、
まさにアニメや映画を見ているのではないかと錯覚する程です。

今まで何度も訪れてきているニコマスのブレイクスルーにまた
立ち会えた事に喜びを感じます。
ニコマスというか映像を使った二次創作行き着く先は、
こういう作品だと思ってます。多分想像を絶する労力と時間がかかってしまう
と思うのですが、いつかこういう作品がもっと簡単に出来るような技術的な
ブレイクスルーもやってくるんじゃないかと期待しています。
本当に夢なのですが、日本のハリウッドがもしかしたら生まれる
かもしれないなんて、ちょっと馬鹿げた事を考えてたりしますが、
沢山の映像作品に囲まれて見る時間さえ足りないって世界がもし
くるかもしれないと思ったら、そんな子供じみた妄想をしちゃうわけです。

さて、話は変わりますが、隣に・・・の歌詞は異質というか、
何故あずささんが歌っているのかちょっとアイマスを知っている人なら
疑問に思うのではないかと思います。
ゲーム中でPは死にませんし、何か裏の物語があるのかなと思ってました。
物語は、それぞれが思い描く他なくて、答えはないのですが、
答えがないからこそこういう作品が生まれてくるのではないかと思います。
多分、多くの方が思い描いていたものがストレートにそのまま描かれている
と感じた方が多いのではないでしょうか?
私もそう思いました。だから、すんなり話が入ってきます。
物語には人々の疑問に答える理由が必要だと思います。何故このシーンが
あって、何故こういうストーリーで、何故こういう仕草で表情で・・・などなど。
視聴者が抱えるだろう疑問について一つ一つ丁寧に答えていくことって
凄く大事なことだと思います。絶賛の理由はきっとここにあると思います。
理由の分からない物語、演出。いくら技術が凄くても共感は生まれません。
PVだってそうだと思います。何故女の子が曲に合わせて踊って歌っているのか。
理由が必要です。ニコマスには凄く簡単な理由があってアイドルだからなんです。
アイマスじゃなければ歌って踊る理由がないんです。

アイマスを知らなくて隣にの歌詞を浮かべながら最初に見れなかった人は、
2周目で全てに意味があった事に改めて気づきます。
それが分かるようなコメントがちらほらあるのですが、それは仕方ありません。
最後のあの歌、あの歌詞の意味さえ分かってくれれば理由を理解してくれた筈です。


ちょっと余談になりますけどこの話は見たかったけど、見たくない話でもあります。
あずささんの悲しむ姿は見たくないというか、本当にPが死ぬとしたらあまりに悲しい
話で、救われないというか・・・。
ここからは、私の勝手な解釈です。

劇中のPはあなたです。ゲームを終えるとあなたはゲーム内では死を迎える。
あなたが意識していなくても、彼女達にはそう見えるのでしょう。
Pがいなくなっても彼女達の時間は進み続ける。


たったこれだけですが、随分救われるというか救う方法があることに気付きます。
私達はいつでも戻ってこられるのですが、それはそれで救いがないのかもしれません。
だけど、このPが自分なら何か出来る気がしませんか?
隣に・・・の歌詞を考えるときに達した自分なりの一つの解釈です。
だからなんだという話もありますけど、この作品をから、そのままあずささんは
一生Pの死を背負って生きていくんだって思ってしまう傾向があったりしないかなと。
二次創作の連鎖は、そんな素直な気持ちから生まれるのではないと思います。
与え、与えられるもの。影響され、影響を及ぼしていくもの。
前作と言ってることが一緒なんですけど、あなたの物語が見たい。
私の物語も見て欲しい。そうやって築き上げていく世界なんです。
だから、素直にならないで欲しいのです。
ちっともクリエイティブじゃないかもしれません。でも、そうして
関わっていく多くの人々全てが織り成す物語は、十分に刺激的で創造性に溢れて
いると私は思います