映画「大津波のあとに」の森元修一監督の話 | 被災地支援情報【能登半島・熊本地震 東日本大震災】

映画「大津波のあとに」の森元修一監督の話

東日本大震災の被災地支援をしている、しもまゆです☆

2011年日本映画復興奨励賞を受賞した
映画「大津波のあとに」の森元修一監督に
お会いして、撮影時のお話をうかがいました。


$東日本大震災 被災地支援ボランティア情報-P1003635.jpg


2011年3月11日の震災の後、森元監督は、
被災地の知人に、支援物資を届けたりしてました。



最初は、カメラを向けるのも、
どうかな、と思っていたけれど。。

津波の被害を受けた風景が
ずっと続くさまを
自転車にカメラを設置して撮ったり…

実際に被災した方々に
生身の声をインタビューしたり。

被害が大きかった地域を
実際に訪れて、歩いてみたり。


その映像を編集して、できたのが
映画「大津波のあとに」



ナレーションも、音楽も、なし。

ただ淡々と、津波で被害を受けた地域の風景や、
被災した人、消防団の人との会話、
自衛隊が救援活動している人の様子を、記録。



来月の上映会のボランティアのギャザリングで、
「大津波のあとに」の試写会を見ました。


実際に、この映画を見て、印象的だったシーン。


石巻の被災者の男性のインタビュー。

「被害が小さかったところの
避難所を訪問して、握手。

違うと思うんだよね。

ヘリコプターから見て
『ああ、ひどいね』じゃなくてさ、
やっぱ、長靴はいて、歩かなくちゃ」


津波の被害が大きかった石巻は、
テレビでは、ほとんど報道されなかった。


森元監督は、実際に被災地を訪れ、
津波の海水が残る、がれきの中を
水音をたてながら、歩きつつ
リアルな被災地の様子を、記録しています。


映画を見て、思ったこと。


まず、本当の被災地の様子を、
見てください。体験してください。

そして、忘れないでください。



$東日本大震災 被災地支援ボランティア情報-「大津波のあとに」チラシ.jpg


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