【募集】新しい本(いわてを走る移動図書館プロジェクト@シャンティ国際ボランティア会)
東日本大震災の被災地支援をしている、しもまゆです☆
東日本大震災で、津波の被害の大きかった
陸前高田市の図書館職員は、全員
亡くなったか、行方不明なんだそうです。。
沿岸部の他の地域の図書館も、
建物の骨組みだけ残っている状態で、
本は水浸しになって、使いものにならない。
図書館が移転するはずだった建物に
銀行や農協が、営業するようになって、
図書館再建の見込みがない地域も。
被災地の子供たちは、本を
肌身離さず、持っていたりもするそう。
こんな時だからこそ、今読む本が、
被災地の子供たちの心に
一生、残るのではないでしょうか。。
被災地で、移動図書館の活動をしています。
軽トラックに本を積んで、
仮設住宅を、巡回しています。
テントに、テーブルと椅子を用意して、
お茶を飲んで、談話することもできます。
被災した人たちは、ばらばらに
仮設住宅に入居してきます。
自治体は、個人情報を公開しないので、
誰が、どの仮設住宅に住んでいるのか
把握できないのが、現状です。
95年の阪神淡路大震災の時も、
仮設住宅での孤独死が、
深刻な問題のひとつでした…
かつては、ママ友がいたヤングマザーも、
仮設住宅には、相談できる人がいなかったり。。
そんな中、赤ちゃん連れで訪れた女性が、
移動図書館で、育児書を探していて、
小さな赤ちゃんのいるスタッフや
子持ちのママと、会話が生まれたり
本で、心を豊かにするだけじゃなくて、
心の通ったコミュニケーションの場にも◎
「いわてを走る移動図書館プロジェクト
」では、
移動図書館用の新しい本を集めています。
なんで、新しい本かって?
古びた本は、がれきを連想して、
被災者は、つらい気持ちになったりもするのだとか…
これから、復興していく被災地の移動図書館に
ぜひ、新しい本を、プレゼントしてください!
自分が励まされた本、感動した本を、
もう一冊買って、被災地にプレゼント。
仮設住宅に住んでいる人たちには、
料理や、ガーデニングの本が人気
中高生用の本は、とくに不足しているそう。
いろんなジャンルの、バラエティに富んだ
新しい本を、移動図書館では募集中です!
【新しい本の送付先】
〒160-0015
東京都新宿区大京町31
慈母会館2・3階
公益社団法人
シャンティ国際ボランティア会
03-6457-4585