シンクロの流れが来た。とある集合意識の流れが来た。
中古の軽トラック欲しいなあ。って思って探してて、半年ほどひらめく個体に出会えなかったので、流れのままほっといた。
11月にとある車屋でベストな個体を発見。今がタイミング。買ったら流れが来るんだろうな~ってワクワクして買ったらドンピシャ、流れが来た。

会社を経営する知人Aからメールが来た「施設のお弁当の野菜を、体にいいものに変えたいんだけど。相談に乗ってくれる?」


ここで、僕たちの有機農業グループで囲い込みたいという欲が出そうになる。でも、相手は健康野菜素人。
体にいい野菜についてのあれこれをよどみなく説明した。
有機野菜、慣行野菜、土壌微生物の存在、共生微生物の存在、抗酸化力の強い野菜について、自然農法について、有機農法について、オリンピックに向けた有機野菜調達の取り組み、ロンドン、リオと有機野菜調達が続いたこと、東京の可能性、硝酸態窒素について、グローバルGAP、日本のGAP、ミツバチと農薬の関連を示した論文・・・


その数日後、知人A「○○農園ってどうなの?」

って、ほかの近所の自然農の人のことを聞いてきたから、僕たちグループに限定しないで、広く知りたいんだなあって。今はちっちゃいパイを自然農で奪い合う?No!

これは流れの序の口であることを知っているから。

その3日後、次の波が来た。
学校給食をオーガニックに変える。行政は乗り気。他県の学校給食をオーガニックに変える活動をオーガナイズしてきた人が間に入る。
2020、オリンピック有機野菜に向けて、集合意識は動いてる。


「○○農園」の存在に自我が焦る。
焦ってもNONO。僕の見据える未来は揺るぎない。僕のカタツムリの歩みはよどみない。週末の有機農家研修は間違っていない。農業関連の学会に参加することもベストタイミング。カタツムリの歩みでも、ベストタイミング。
焦らせてくる集合意識に、1つは立ち戻り、僕に何をどんなサインを出してるか、オーバーワークか、足りないか、見つめていく(金眼ちゃん)。

やりたいことがはじめから楽しいなんてことはそんなにはないんだということを教えてくれる。

きつい山登りの先に光がある日もあると、大嵐の日もカタツムリの歩みを進めた先に、光がある日もあると、シンクロは知らせてくれる。教えてくれる。

死に物狂いの興味が、揺るぎない興味が、それでも消えない興味が、突破口なんだと、経験が教えてくれる。

知り合いから、城山三郎の本の紹介を受けた。
彼の紹介で、作家、城山三郎、栗田勇の本を10冊図書館で借りてきて、読んでいる。初めて読んでいる。
城山三郎は、中学で特攻隊に志願した人で、その洗脳体験を下に、戦争戦犯が、本当に戦犯なのか、徹底的に取材して、真実をあぶりだしている。寝ても覚めても考えていると、夢でもそのことを見続けているようになり、戦争戦犯の亡霊が城山さんに書かせている感じ。描かせているというか、亡霊は自分の主張を城山さんに言ってくる。それを公平に、良い悪いどちらの味方をすることなく徹底的にどちらも取材して真実をあぶりだしてゆく。そして本にする。多くの人の目に触れる。多くの人が真実を知る。1つの集合意識のわだかまりが癒されてゆく。そんな1つの集合意識の成仏にも繋がるような仕事。集合意識=シンクロにブレない強さ、信念。ブレないけど無視もしないこれが瞑想、これが境地。集合意識の良い悪いをジャッジすることなく取材し、全身全霊を掛けて、あるいは人生を掛けて向き合っていく姿勢、ヒント。集合意識に書かされているではなく、集合意識のノックを無視しないで見つめて、評価しないで真実をあぶりだしてその真実を記す。

高山文彦さんとの対談なんだけど、高山さんも同様に夢で見まくり、少年Hを書いたとき、夢で少年Hが恋する少女が勤めている養護施設が出てきて、探してみるとほんとにそうだったと。彼が知らない養護施設。その情景と名前が夢で出てくる。取材するとその通りだった。語りかけてくる亡霊、シンクロ、集合意識。あるひとはそれを神と呼ぶ。唯一神と錯覚し帰依を示す。僕らは神さえ友達のように進んでゆく。だって友達だから。


金眼ちゃんが紹介してくれたブログに書いてあった言葉。
「川上から大きな桃が流れてきたからといって、必死で拾い上げて、あなたが桃太郎を育てる必要はないのです(笑)」
桃を無視しないで見つめて、隣のおばあさんが育てる桃太郎を見つめてあげてもいいのだろう。見つめたければね。

結論:シンクロの仕組みを理解して、好きなことをしていく。