建築・不動産関連の「言語」。 | 千葉・九十九里ではたらく不動産営業マンの日記

千葉・九十九里ではたらく不動産営業マンの日記

千葉県の東金市・九十九里町を中心に不動産事業を展開している有限会社東豊住宅の若手(?)営業マンが、日々の業務で感じたことを綴っていきます。

こんにちは。

昨夜の「ソロモン流」見てて不思議な感じでしたね。

確かに背景は九十九里・一宮方面。

なのに登場人物は真木一家と船越さん。。。

地元にいながらも

あんな素敵なライフスタイル憧れちゃいますね。



コンピュータ関連にも

さまざまな言語があるように

(C言語とかperlとか?)

建築業界にも、あらゆる言語を話す

「民族」がいるなぁ、と思わされる出来事があったのでエントリ。



寸法ほど共通なものは、ないはずなのに

私がこの業界に入った頃は

50歳を超える大工さんだと

「○尺△寸」

で説明しないと、通用しないこと多かったですね。

1尺は約303ミリ。

1尺は10寸。

じゃあ4尺5寸は?

→1365ミリ

とか、この単位変換をまるで小学生の九九のように

アタマで念じていたことありましたね。

住宅の寸法の概念は3尺を1単位をにしたものと1mを1単位としたもの

がほとんどですが

使い勝手の良さはやはり3尺モジュールなのでは?と思っています。



在来軸組と枠組壁工法のそれぞれの言い分(イイブン)

いわゆる日本的な木造と

北米が主流のツーバイフォー系木造では

専門用語も当然異なるのですが

設計したり、実際に現場で建築している大工さん以上に

営業マンたちの「言語」は異なります。

つまり相手のことを悪く言う。

一般的な住宅においては

お互いのいいところを取り入れあっていますので

ここの差異って昔に比べるとだいぶ少なくなってきたのではないでしょうか?

かと言ってひとつに統一されるかというと

絶対にありえない、だけに難しい。。。



高気密高断熱という言語の拡大と注意点

省エネ・エコの促進によって

これからの住宅においてかかせないキーワードとなっていますが

こちらにも多分に「言語的」なところがありますね。

まず地域によって求められる性能が大きく異なること。

日本の場合北海道から沖縄までで

亜寒帯から亜熱帯までの気候が異なりますし

それに適した断熱材の種類となると、さらに多種多様。

まるで方言のように、地域性が現れている感じがあります。

あとは各年代ごとの基準値。

昭和55年の旧省エネ基準、

平成4年の新省エネ基準、

平成11年の次世代省エネ基準

と代表的な基準が3つあります。

さすがに旧省エネ基準を堂々と扱う方はいなくなりましたが

例えば”次世代”の千葉県の基準は

”新省エネ”の青森県の基準より格段に厳しかったりします。

また断熱性能や気密性能に対する関心の度合いも

ビルダー・ユーザーともに世代ごとで大きく異なるので

情報による誘導に注意が必要な言語と言えます。



私のように英語がまともにしゃべれない人間が

英語しかしゃべれない営業マンから大きな買い物をすることは

大きなリスクを背負うことになります。

それと同じで

いくらわかりやすい言葉で説明してくれていても

ホントの意味・比較がわかりにくい”言語・民族”

が建築の世界にはたくさんあります。



例えば軸組かツーバイフォーで悩んでいるなら

どちらの営業マンにも両方について聞いてみて

公正に答えられる営業マンこそ長くつき合えるのではないでしょうか?






ぽちっと宜しくお願いします。↓
blog ranking 人気ブログランキング【ブログの殿堂】 mura

logo
【九十九里エリアの不動産なら東豊住宅】

【城西国際大学向けのアパートなら東豊住宅】

【田舎暮らしに適した新築 平屋建てなら東豊住宅】

【九十九里エリアの戸建貸家なら東豊住宅】