地震から10日以上が経過しました。
想像をはるかに超える事態とニュースに毎日心を痛めています。



読者の皆様からも
大丈夫でしたか?
との多くのメールをいただきました。


ご心配ありがとうございます。
幸いにも『いち*ラキ』の作家さんたちは
皆、大丈夫です。



編集部のある東京は計画停電がある程度で、
それ以上の不便のある生活はしていません。
被災地のことを思えば、エアコンをつけずに仕事をするくらい
どうということもありません。
照明も極力つけずに仕事が出来ることも
今回の節電でよくわかりました。



とにかく私たちに直接できることは節電と義援金を送ること、
そして、誤った情報による行動から経済を混乱させずに
頑張って経済活動をしていくことだと思っています。



今回の大災害は想像を超える巨大地震・津波・原発事故・そしてそれによる風評被害、
厳しい状況が続きます。
次から次ヘと復興への課題は山積していきます。


そんな中、最後に被災地にとって何よりも必要なのは金銭的な支援です。
それには経済が健康でなくてはなりません。


西日本にお住まいの読者の方に、
「私達が普通の生活をしていて申し訳ない」と
書いていらしゃる方がいましたが、
今回の地震で西日本が元気でいてくれることが、
今の日本の最大の希望です。


関東圏は計画停電で経済は落ちこまざるを得ない状況です。
西日本の人たちがいつもとかわらない生活をしてくださること、
それが日本の経済を支えてくれると信じています。



とにかく、
私たち『いち*ラキ』編集部に今出来ることは、
面白い雑誌を作ることで、
作家にとって出来ることは
面白い漫画を描くことだと思っています。



私は父が福島県出身、母が秋田県出身と、
親戚の多くが東北にいます。

東北はわたしにとって
子供のころから、何度も何度も訪れた大切な第二の故郷です。
あの地震と津波と原発事故でボロボロになってしまった
東北になんとしても復興してもらいたい。


心から願っています。