ちっち（５歳の息子）の幼稚園の運動会！
そのために前日の深夜に京都から帰って
パパもスタンバイOK!
年少さんも年中さんも年長さんも
みーんなワクワク。おとうさんおかあさんも、
みーんなワクワク！
この雰囲気が気持ちいい！
競技によって得手不得手があってそれぞれに個性的な子供たちはみんなかわいい。
得意がる子、うまくいかなくて泣いちゃう子
じっと悔しがる子、クールでマイペースな子、
みんなみんな可愛い！
みんな素敵だ！
ちっちはかけっこも、
綱引きも
仮装競争も
リレーも楽しそうに走っていた。
仮装競争は園児それぞれが前もって自分の好きになりたいものを創って参加するのだけれど、ちっちはシュモクザメになっていた。
シュモクザメちっち
リレーのときなど、僕のカメラに気づいて
笑顔でさりげなくOKサインをして通り過ぎて行った。
やるなあ！ いいぞ！ かっこいいぞ！
そしてそして！お父さん競技！
待ってました！ これが燃えるんだ！
毎年違う競技のリレー。
僕ら年長組は団結力が強い。
というのも年少のとき、四人一組で長い横棒を持って走るリレーだったのだけれど、
あともう少しという、いいところで
仲間のお父さんのひとり、Cパパが転倒してしまった。
接戦だったからそれで、惜しくも一等を逃したのだった。
だからかえっておもしろく大騒ぎで盛り上がったのだった。
Cパパは実にオイシイ役どころとなった。
そして、昨年の年中のときは、
３人４脚リレー！
「Cパパ！今度はころぶなよ！」
というエールが合い言葉のように飛び交ってさらに気合いが入る。
Cパパ本人も
「プレッシャーでまたころんじゃったらごめんなさい！」と
洒落っ気に満ちあふれている。
で、結果は完全に僕らが勝っていたのに、
園長先生のジャッジは年長パパ組と同着で、どちらも１等賞だって！
なんだか納得がいかないままお父さんたちの飲み会。
飲み会では僕が声を強く張り上げて
「あれは納得がいかない！単独優勝だったはずなのに
園長先生に抗議ものだあ！」と。（シラフでだよ）
もしかしたら僕が本気で深刻に怒っていると思ってびっくりしたお父さんたちもいたかもしれないけれど、
もちろんシャレさ！
そういう状況をとことん本気ぶって楽しむクセが僕にはある。
だってどうせならその方が楽しい！
それに、子供たちにしたって、お父さんたちが
思いっきり熱くなっているほうが楽しいだろう。
思いっきり悔しがり、思いっきり喜ぶ！
さめて冷静でいるより子供はこっちの方がきっと楽しいだろう。
で、そんな経緯があったから、なおさら僕らは今回燃えたのだ！
今度こそは僅差じゃなく文句無しの１等じゃなきゃ！って。
この運動会の数日前、
幼稚園のお迎えでCパパと会ったとき、Cパパは開口一番に
「今度の運動会、燃えますよ。いままでのストーリーは出来上がっていますから勝っていい結末を作りましょう！」と、わくわく！
やっぱり、思った通りの遊び心の持ち主だ。
そう来なくっちゃ！
いいぞ！ Cパパ！
そして迎えた今期！
なんと競技は「二人一組キャタピラリレー」
な、 なんとっ！
もしかしてあのダンボールの中でひざまずいて走るあれか？
どうなんだ！それは？
二人三脚とかムカデ競走だったらなんとなくコツが読めるからアドバイスも浮かぶ。
でもキャタピラはどうなの？しかも二人組で？
とりあえず勝手に想像して僕はみんなに
「身体をのばしたら、手を前に出しても足がつかえて動きを止めることになるから、とにかく背の高いヤツはなるべく身体を縮めて細かく動かす！」
「パートナーが前に手を出したとき同じくそろえて自分も前に手を出さないとちぐはぐになるぞ！」・・・（そんな気がした）
と、みんなに伝令を出した。
そして僕はパートナーをCパパと決めていて、
Cパパも喜んで受けてくれた。
そしたらCパパ、iPadで調べてくれて（燃えてるなあ！）
「キャタピラのコツはでんぐり返りだそうです！」と。
で、でんぐり返りとっ！！
どうなんだ！それは？！
だれもやったこと無いからわからない。
大技はチャレンジして大失敗するリスクもある。
ま、ここはとりあえず意気をあわせて細かく進もう。
で、僕とCパパは アンカー！
本番前からこんなシミュレーションして本気になっているのは
僕ら年長パパだけ。
あるパパは柔軟体操をしはじめたり・・・。
みんななんだか口調も速くなってきて興奮している。
この過程がたまらなく楽しいのだ。
いいぞ！
誰かが言った、「裸足の方がいいのでは？」
「おおそうだ！ よし！裸足で行こう！」
年長パパだけはみんな裸足になった。
スゴい気合いだ！ スゴい団結力だ！
素敵だ！ いい仲間だ！
そして、、、、スタート！！！
いきなりデッドヒート！
最初のペアが走り終えるなり
「頭で推して手足は細かく！がいいですっ！」と叫ぶ！
すぐさま「いいか！頭で推して手足はこまかく！」
「頭で推して手足はこまかく！」
とみんなに伝わる！
そしたらスゴい！
僕らはスイスイとトップに躍り出た。
几帳面なパパさんは
「向きが斜めになっているっ！交代のとき直しましょうっ！」
「そんな時間なーいっ！」
「タスキに時間をかけるなあっ！」
みんな大声！誰もがスゴい夢中！
アンカーの僕とCパパの番がやって来た時はかなり２番手とは差が付いていた。
でも、ゴール直前までなにが起きるかわからない。
もっと突き放すくらいラストスパートしよう！
「頭で推して手足はこまかーくっ！」
「おお！速い！」の歓声が聞こえた！
と、そこで僕はCパパの言っていた「でんぐり返り」を思い出した。
「よし！一瞬停まって、でんぐり返りをやってみよう！」
「やりましょう！」
「せーのっ！」
ゴロン！ ゴロン！
なるほど！こいつはすごい！
ダイナミックで圧倒的速さになるし、迫力満点！
そのままダントツでゴール！
文句無しの一等賞！！！
スゴい歓声で大騒ぎで喜んだ！
あちこちで抱き合った！
めちゃくちゃ嬉しいじゃないか！
Cパパ！やったねっぇぇ！！
ベストパートナーのC パパ夫妻と
３年間の完璧なストーリーとなったよ！
たかだか幼稚園の父兄競技でこんなに大騒ぎで勝ちを喜ぶのはきっと前代未聞だろう。
年少、年中さん父兄はただただあきれている。
でもこれが楽しいんだから！
この騒ぎこそがいい想い出に残るんだ！
あ、 そういえばちっちがどこでどう見ているか
まるで気にしていなかった。
本気で自分たちの競技に無我夢中だったってことだ。
からだじゅうから汗が吹き出していた。
すがすがしい汗だった。
そして、その日の夜、次の公演のために奈良に向かうのだった。
つかの間の大騒ぎも充実度濃し！
奈良では「古事記絵巻 ヤマトタケル」で燃える！
そのために前日の深夜に京都から帰って
パパもスタンバイOK!
年少さんも年中さんも年長さんも
みーんなワクワク。おとうさんおかあさんも、
みーんなワクワク！
この雰囲気が気持ちいい！
競技によって得手不得手があってそれぞれに個性的な子供たちはみんなかわいい。
得意がる子、うまくいかなくて泣いちゃう子
じっと悔しがる子、クールでマイペースな子、
みんなみんな可愛い！
みんな素敵だ！
ちっちはかけっこも、
綱引きも
仮装競争も
リレーも楽しそうに走っていた。
仮装競争は園児それぞれが前もって自分の好きになりたいものを創って参加するのだけれど、ちっちはシュモクザメになっていた。
シュモクザメちっち
リレーのときなど、僕のカメラに気づいて
笑顔でさりげなくOKサインをして通り過ぎて行った。
やるなあ！ いいぞ！ かっこいいぞ！
そしてそして！お父さん競技！
待ってました！ これが燃えるんだ！
毎年違う競技のリレー。
僕ら年長組は団結力が強い。
というのも年少のとき、四人一組で長い横棒を持って走るリレーだったのだけれど、
あともう少しという、いいところで
仲間のお父さんのひとり、Cパパが転倒してしまった。
接戦だったからそれで、惜しくも一等を逃したのだった。
だからかえっておもしろく大騒ぎで盛り上がったのだった。
Cパパは実にオイシイ役どころとなった。
そして、昨年の年中のときは、
３人４脚リレー！
「Cパパ！今度はころぶなよ！」
というエールが合い言葉のように飛び交ってさらに気合いが入る。
Cパパ本人も
「プレッシャーでまたころんじゃったらごめんなさい！」と
洒落っ気に満ちあふれている。
で、結果は完全に僕らが勝っていたのに、
園長先生のジャッジは年長パパ組と同着で、どちらも１等賞だって！
なんだか納得がいかないままお父さんたちの飲み会。
飲み会では僕が声を強く張り上げて
「あれは納得がいかない！単独優勝だったはずなのに
園長先生に抗議ものだあ！」と。（シラフでだよ）
もしかしたら僕が本気で深刻に怒っていると思ってびっくりしたお父さんたちもいたかもしれないけれど、
もちろんシャレさ！
そういう状況をとことん本気ぶって楽しむクセが僕にはある。
だってどうせならその方が楽しい！
それに、子供たちにしたって、お父さんたちが
思いっきり熱くなっているほうが楽しいだろう。
思いっきり悔しがり、思いっきり喜ぶ！
さめて冷静でいるより子供はこっちの方がきっと楽しいだろう。
で、そんな経緯があったから、なおさら僕らは今回燃えたのだ！
今度こそは僅差じゃなく文句無しの１等じゃなきゃ！って。
この運動会の数日前、
幼稚園のお迎えでCパパと会ったとき、Cパパは開口一番に
「今度の運動会、燃えますよ。いままでのストーリーは出来上がっていますから勝っていい結末を作りましょう！」と、わくわく！
やっぱり、思った通りの遊び心の持ち主だ。
そう来なくっちゃ！
いいぞ！ Cパパ！
そして迎えた今期！
なんと競技は「二人一組キャタピラリレー」
な、 なんとっ！
もしかしてあのダンボールの中でひざまずいて走るあれか？
どうなんだ！それは？
二人三脚とかムカデ競走だったらなんとなくコツが読めるからアドバイスも浮かぶ。
でもキャタピラはどうなの？しかも二人組で？
とりあえず勝手に想像して僕はみんなに
「身体をのばしたら、手を前に出しても足がつかえて動きを止めることになるから、とにかく背の高いヤツはなるべく身体を縮めて細かく動かす！」
「パートナーが前に手を出したとき同じくそろえて自分も前に手を出さないとちぐはぐになるぞ！」・・・（そんな気がした）
と、みんなに伝令を出した。
そして僕はパートナーをCパパと決めていて、
Cパパも喜んで受けてくれた。
そしたらCパパ、iPadで調べてくれて（燃えてるなあ！）
「キャタピラのコツはでんぐり返りだそうです！」と。
で、でんぐり返りとっ！！
どうなんだ！それは？！
だれもやったこと無いからわからない。
大技はチャレンジして大失敗するリスクもある。
ま、ここはとりあえず意気をあわせて細かく進もう。
で、僕とCパパは アンカー！
本番前からこんなシミュレーションして本気になっているのは
僕ら年長パパだけ。
あるパパは柔軟体操をしはじめたり・・・。
みんななんだか口調も速くなってきて興奮している。
この過程がたまらなく楽しいのだ。
いいぞ！
誰かが言った、「裸足の方がいいのでは？」
「おおそうだ！ よし！裸足で行こう！」
年長パパだけはみんな裸足になった。
スゴい気合いだ！ スゴい団結力だ！
素敵だ！ いい仲間だ！
そして、、、、スタート！！！
いきなりデッドヒート！
最初のペアが走り終えるなり
「頭で推して手足は細かく！がいいですっ！」と叫ぶ！
すぐさま「いいか！頭で推して手足はこまかく！」
「頭で推して手足はこまかく！」
とみんなに伝わる！
そしたらスゴい！
僕らはスイスイとトップに躍り出た。
几帳面なパパさんは
「向きが斜めになっているっ！交代のとき直しましょうっ！」
「そんな時間なーいっ！」
「タスキに時間をかけるなあっ！」
みんな大声！誰もがスゴい夢中！
アンカーの僕とCパパの番がやって来た時はかなり２番手とは差が付いていた。
でも、ゴール直前までなにが起きるかわからない。
もっと突き放すくらいラストスパートしよう！
「頭で推して手足はこまかーくっ！」
「おお！速い！」の歓声が聞こえた！
と、そこで僕はCパパの言っていた「でんぐり返り」を思い出した。
「よし！一瞬停まって、でんぐり返りをやってみよう！」
「やりましょう！」
「せーのっ！」
ゴロン！ ゴロン！
なるほど！こいつはすごい！
ダイナミックで圧倒的速さになるし、迫力満点！
そのままダントツでゴール！
文句無しの一等賞！！！
スゴい歓声で大騒ぎで喜んだ！
あちこちで抱き合った！
めちゃくちゃ嬉しいじゃないか！
Cパパ！やったねっぇぇ！！
ベストパートナーのC パパ夫妻と
３年間の完璧なストーリーとなったよ！
たかだか幼稚園の父兄競技でこんなに大騒ぎで勝ちを喜ぶのはきっと前代未聞だろう。
年少、年中さん父兄はただただあきれている。
でもこれが楽しいんだから！
この騒ぎこそがいい想い出に残るんだ！
あ、 そういえばちっちがどこでどう見ているか
まるで気にしていなかった。
本気で自分たちの競技に無我夢中だったってことだ。
からだじゅうから汗が吹き出していた。
すがすがしい汗だった。
そして、その日の夜、次の公演のために奈良に向かうのだった。
つかの間の大騒ぎも充実度濃し！
奈良では「古事記絵巻 ヤマトタケル」で燃える！