福岡Walkerさんの企画に応募したら当選したので行ってきました。
場所は岩田屋。
行ったらまだ空いてなくて、1番乗りでした。
しかし、私、本人が来るって知らなくて(ちゃんと企画読んでない)
ただ、サダハル・アオキのケーキが食べられる、くらいしか理解していなかったので、本当に本人が来て目の前でマカロンを作ってくれるとは、驚きの企画でした。ありがとう、カドカワさん。
それが、アオキさん、芸人?というくらいトークがうまいんですよ。
お菓子教室もすぐ満杯になるってわかるなあ。(本人が直接教えてるのかは不明)
前日、鹿児島にいたらしく、白薩摩の話から。
私も白さつまは見たことなかったのですが(一般には出回っていない)、本当に白いお芋。
これでお菓子作れないかな、と思ったらしく、たぶん11月には出せるということで、スィートポテト、試作を出してくれました。すごい。
あ、その前にクロワッサンとマカロン。
サクサクでバターがしっとり。うまい。
今、バターは高いのでおねだんもいいんだろうなあ。
マカロンは、昔、違うお店のものを食べて、なんじゃこの砂糖菓子と思ってたのですが、その記憶を吹き飛ばすおいしさ。
これがマカロンか・・・。
そのマカロンの作り方を目の前でやってくれたのですが、はっきり言ってお菓子作りには興味がない私。非常にもったいない機会でした。
しかし、その手際、手間、材料の吟味の話は非常に興味深く、サダハル・アオキのお菓子がなんであんなに高いのか、理解しました。
こりゃ仕方ないわ。この技術と材料だもんと納得。
乾燥卵白も知らない私ですから。
卵白って水をいれることと同じだとか。
卵も季節によって全然味が違うらしいし。もちろんブロイラーの卵なんか使ってない。
バターもアーモンドもチョコレートも最高のもの。
確かに材料が味を決めるのでしょうが、そのこだわりというか妥協のなさがプロ。
温度管理も、手のひらの温度が自分で何度かおわかりで、温度計なんか使わないそう。
道具の持ち方も教えてくれたのですが
モノには中心があって、そこを持つと余計な力を入れなくても、その道具を使いこなせるそう。
メレンゲ作るのに、泡だて器を使って、腕が疲れちゃうのは、持ち方がだめだから。
もう、いちいち感動するんですよ。
このケーキは食べられなかったけど、後でどうなったのだろう。
それにしても楽しいイベントでした。
惜しむらくは、紙皿にケーキが出てきたこと。高級菓子が台無しでは?